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【 領収書編 】

 左は王府井にある「北京工芸美術服務部」で買い物をした時の領収書です。読みにくいですが、日付は「1988年3月3日」です。
 何を買ったのか覚えていませんが、5.5元ですね。当時としては、まあまあの金額だったと思います。
 兌換券しか使えない商店でしたが、中国の伝統的な土産類はここで一通り揃い、王府井へ来たついでに立ち寄れるので、友誼商店まで行かなくてすむこともあり、結構重宝しました。今もそんな感じですね。確かに価格はやや高いですが、安い品もありますので、いかにも中国風というお土産を買うなら便利です。

 次は北京のタクシーでもらった領収書です。たぶん「国際倶楽部」から西三環北路にある北京外国語学院まで乗った時のものではないかと思います。
 右下にはきちんと「大写」で金額が書かれています。
 13.5元となっていますが、たぶん現在はこの数倍はするのでしょう。
 それにしても現在はこんな大仰な領収書は使ってないはずですから、貴重な遺品かもしれないですね。
 これはリューリーチャンの中国書店で本を買った時の領収書です。読みとれると思いますが、『永楽大典』と『太平御覧』です。
 それぞれ450元と104.9元で、当時としては相当な高額商品でした。
 ただ日本円に直せば、やはり安いですからついつい買ってしまいました。今も部屋の書架にあります。『太平御覧』はその後かなりお世話になっていますね。
 ちなみにこれらの本は送らずに、大きなカバンを一つ調達して、持って帰りました。団体だったので、空港の検量もドンブリで、追加料金も取られずにすみました。