| アプリケーションで多言語を扱う準備 |
| 1.はじめに |
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このコーナーでは、各種アプリケーションで日本語や英語以外の言語を入力するための方法について簡単に解説いたします。ただし、その前提となるOS環境はWindowsXPです。その理由は、英語やそれ以外の言語を日本語と共存させるには、WindowsXPが優れているからです。Windows2000でも、XPとほぼ同様に多言語が扱えますが、現在の主流がXPであることからXP環境を前提に話を進めます。Windows95、Windows98、WindowsMeなどをお使いの方、余計なお世話かもしれませんが、多言語を扱いたいのであれば、XPに移行したほうがよろしいかと思います。 |
| 2.多言語を使えるようにする[コンパネの言語オプション] |
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WindowsXPを使えば多言語が入力できるとよく言われます。すぐ上に私もそのように書きました。でも、市販されている大抵のマニュアル本には「では、どうすれば多言語が入力できるのか」ということに触れているものはほとんどありません。ですから、パソコンにあまり詳しくない方は「言語の設定がどうの、こうのするとかって聞いたけど…」といった感じではないでしょうか。そこまでは合っています。間違ってはいませんので、もう少し詳しくご説明いたします。まず、WindowsXPで「スタート」−「コントロールパネル」−「地域と言語のオプション」をクリックします。たぶん最初に現われているのは「地域オプション」というものだと思います。「地域オプション」と書かれたタグの隣には「言語」「詳細設定」というタグが並んでいると思います。この「言語」をクリックします。 |
| 3.多言語を使えるようにする[言語タグの設定] |
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「言語」タグをクリックすると、上に「テキスト サービスと入力言語」、下に「補足言語サポート」という表示が出てきます。まず、下の「補足言語サポート」にある二つのチェックボックスにチェックを入れてください。そして「適用」−「OK」とクリックします。この時、必要なファイルをコピーするためにWindowsXPのCD-ROMを要求される場合がありますので手元に用意しておくとよいでしょう。なお既にチェックが入っていればこの作業は飛ばしてください。この一連の作業によって東南アジア・南アジアや中東の言語が使えるようになります。次に上の「テキスト サービスと入力言語」の「詳細」をクリックします。 |
| 4.テキスト サービスと入力言語 |
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「テキスト サービスと入力言語」ウィンドウが開くと、上に「既定の言語」という部分があり、そこには「Microsoft IME」「ATOK」などの日本語用のIMEが表示されていると思います。日本語版のWindowsですから、これで構わないわけです。その下の「インストールされているサービス」が多言語設定のメインです。「サービス」と言うからわかりにくいですが、要するに「このパソコンで使えるように既に設定されている言語」のことだと思ってください。この右側にある「追加」をクリックして必要な言語を追加します。その前に、念のため、既にどんな言語がインストール済みなのか確認してみるといいでしょう。日本語以外に何かありますか。 |
| 5.入力言語の追加 |
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「追加」をクリックすると「入力言語の追加」ウィンドウが開きます。ここでまず「入力言語」の欄からインストールしたい言語を選びます。「入力言語」の欄の「V」印をクリックするとわかりますが、WindowsXPではかなりたくさんの言語が使えるのです。ここで適当な言語を選ぶと、「キーボードレイアウト/入力システム」の欄に言語に合わせた入力システムが表示されます。ある言語が使えるというのはその言語が入力できるということですから、まずは入力システムが必要になるわけです。ところで、言語によっては入力システムが複数用意されているものがあります。複数ある場合、システムによってキーボードの配列がちょっと異なる場合があります。簡単に言ってしまえば、例えばキーボードの「Q」を押した時に入力システム1では「Z」が入力され、入力システム2では「Q」が入力されるといった具合です。とりあえずは、入力言語を選んだ時に表示されたものをそのままにしておけばよいでしょう。慣れてきたらもう一つの入力システムも追加して使ってみるとよいと思います。なお、これもまた言語によっては手書き認識や音声認識のできるものもあり、そういう言語の場合はそれぞれの欄に該当するものが表示されます。ただ日本語や英語以外では、まず現われることもありませんので、あまり気にしなくてもいいでしょう。以上を選んで「OK」をクリックします。 |
| 6.使えるか確認 |
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「テキスト サービスと入力言語」ウィンドウに戻り、ここでも「OK」をクリックします。「地域と言語のオプション」ウィンドウに戻って、やはり「OK」をクリックします。これで今インストールした言語が使えるようになっているはずです。確認してみましょう。画面の隅に「言語バー」は表示されているでしょうか?一番隅っこに「JP」という表示があります。もし表示されていなければ、タスクバーの上で右クリックしてください。メニューが現われます。その中の「ツールバー」を選ぶとさらにメニューが現われます。その中に「言語バー」があるはずですからクリックしてください。言語バーが表示されるはずです。では、言語バーの「JP」のところをクリックしてみてください。今インストールした言語名がありませんか。初めに表示されていた「JP」というのは日本語のことで、各言語にアルファベット2文字の略称(略号)が付いています。扱いたい言語をいくつかインストールしているなら、ズラズラと言語名が並んでいるはずです。使いたい言語を選んでクリックしてください。言語バーの形状が変わります。 |
| 7.アプリケーションで使うために |
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以上の準備できましたら、実際のアプリケーションで使ってみましょう。WindowsXPを前提にしていると書きましたが、恐らくMS-Wordもプリインストールされているのではないかと思います。多言語を気軽に扱うには、MS-Wordが最も適していますので、まずはMS-Wordを起動させてください。MS-Wordが起動すると、たいていは自動で日本語入力がオンになります。日本語入力がオン、というのはキーボードで「ka」と打てば「か」(ローマ字入力の場合)、「のま」(ひらかな入力の場合)と表示されるということです。オフならばそのまま「ka」と半角英数字で入力・表示されます。まずは日本語で何か適当に入力しても構いませんが、他の言語を入力したいというのであれば、上述のように言語バーの「JP」をクリックしてお好きな言語を選びます。そうしたら適当にキーボードを打ってみてください。目的の言語で入力できるはずです。フォントもMS-Wordが自動的に選んでくれます。 |
| 8.入力の補助 |
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これで好きな言語が入力できるようになったわけですが、入力したい文字がキーボードのどこにあるのかわからないから、どのキーを打ったらよいかわからないという人も多いでしょう。そんな時は端から順番に打っていって、できればキーボードに合わせて改行して、それをプリントアウトしておくという方法もあります。打つ時は、そのプリントアウトを見ながら打てばいいわけです。プリントアウト前に、フォントサイズを大きめにしておけば見やすくて案外便利です。プリントアウトは面倒というのであれば、「スタート」−「すべてのプログラム」−「アクセサリ」−「ユーザー補助」−「スクリーンキーボード」とクリックしてください。画面上に小さなキーボードが現われます。初めは英語用のキーボード表示かもしれませんが、今使っているMS-Wordの画面を一回クリックして、言語バーの言語が適切に選ばれていれば、マウスポインタをこのスクリーンキーボードの上に持っていくと、キーボード上の文字が該当の言語に変わります。これはタイミングや順番を間違えると英語に戻ってしまったりするので、ちょっとコツがいりますがそのうち慣れると思います。このスクリーンキーボードは眺めてキーの場所を確認するだけでなく、クリックすれば文字を入力することができます。文字が小さくて見にくいという方はスクリーンキーボードの「設定」−「フォント」でフォントサイズをちょっと大きくしてみてください。少し見やすくなります。ただ、あまり大きくするとキーボードのキーからはみ出してしまいますので注意が必要です。なお、このスクリーンキーボードを表示すると、上で「入力システムが複数ある場合」について書きましたが、二つの入力システムのキーボード配列の違いを確認できます。 |