先日、Symantec社の「Norton SystemWorks」を購入しました。
実は、以前にも「Norton Utilities 3」を買っていたのですが、これで大変なトラブルに見舞われました。インストール後、再起動すると「エラーが検出されました」と警告され、「修復」を試みたのです。ノートンを導入すると、たいていのPCは何かしらのエラーが発見されるから、と気にも留めていなかったのですが、いざ修復してみるとなんか様子が変でした。
修復が一応終わって、再々起動をしたところ、幾つかのスタートアップのアプリが立ち上がりませんでした。私は外付けのHDDにアプリを幾つかインストールしてありますが、スタートアップで立ち上がらなかったのは、すべてそれらのアプリでした。
よく「safeモード」で起動すると、外付けHDDなどは認識されずに起動するため、外付けのアプリはすべてエラーになったりすることがありましたが、症状はよく似ていました。でも、この場合は外付けがきちんと認識される起動の仕方ですから妙なものです。
起動後に「マイコンピュータ」から外付けHDDを見ますと、何やら名前がすべて文字化けしたアイコンが並んでいるではありませんか。一体何が起こったのだろうと思って、その外付けHDD内の他のドライブ(幾つかにパーティションを切っているので)を確認してみました。その結果、1つのドライブ(パーティション)を除いて、他は何ともないようでした。が、どうもおかしいのです。いろいろ見ているうちに気が付きました。ドライブ番号(C、D、E、F…)が1つずつずれてしまっているのです。これではスタートアップでEドライブのアプリを起動しようとしても起動できるはずがありません。そのアプリはFドライブにあるのですから。しかし、ノートンを導入したこと以外、ドライブ番号がずれてしまった理由は思い当たることがありません。
結局、このハードディスクを一通り見てみた結果、文字化けファイルの並んでいるドライブは、私の作ったデータなどを入れてあったドライブであることがわかりました。ドライブ番号がずれたドライブはほとんどがアプリ、及びそのアップデート程度なので、再インストールするのは面倒臭いですが訳ないことです。しかし、私の作ったデータについてはどうしようもありませんでした。しかも運が悪いことに、私はそのデータ類のバックアップを取っていなかったのです。
文字化けファイルの並んだドライブに、ノートンを使って修復やエラーチェックを試みましたが、焼け石に水でした。1日、2日悪戦苦闘して結局すべて真っさらにして、新しくパーティションを切り直し、もう一度アプリのインストールをし、データ類は潔く諦めることにしました。が、更に問題が待っていました。FDISKを使って、一度すべての領域を削除しようとしても削除できないのです。単に現在のパーティションのままフォーマットしたのでは、不安があるので領域の切り直しから始めようと思ったのですが、それすらできなくなってしまったのです。ここでも私は潔く諦めて、メーカーにHDDを送って、すべてをきれいに消してもらいました。これには2週間ほどかかりましたから、その間私の電脳生活はほとんど止まってしまいました。かろうじて大丈夫な内蔵HDDのアプリだけに頼る生活でした。
こういう過去を引きずっての再挑戦ですから非常に不安はありました。過去とは言っても昨夏のことです。まだまだ記憶に新しいことです。恐る恐るインストールを始めました。今こうしてこのような導入記を書いているくらいですから、結果がうまくいったことは予想できると思いますが、この後何が起こるかわかりません。昨夏の出来事も、しばらくは大丈夫そうに動作していた時間があったわけですから。
さて、今回の新たなインストール後にも問題は発生しました。それは、やたらと「仮想メモリのための容量が不足」という警告です。皆さんはどれくらいのソフトをふだん起動させているでしょうか。スタートアップに入っている以外にも、裏で結構いろいろなプログラムやアプリが動いていますよね。必要があってシステムが動作させているものはよいとして、自分でスタートアップに入れたものって、ユーティティなどが多いと思いますが、便利だからスタートアップに入れてあるわけで、実際問題として常に起動していていつでも使えるようになっていないと意味のないものが多いのではないかと思います。私の場合も基本的にはそういうものがほとんどです。
これまでは、特にメモリ不足などを感じたことはなく動作していたのですが、ノートン導入後はスタートアップ以外に1つアプリを起動すると警告が出るようになりました。ノートンもスタートアップに登録され裏で動いているソフトですから、ますますリソースに負担がかかっているのはわかりますが、ノートンをスタートアップから外したら何のために導入したのか、ということになります。仕方なくユーティティなどをいちいち終了させてから他のアプリを起動するようにしました。
しかしこれは不便です。何とかしたいと思いました。私はノートン導入以前に「MagnaRAM98」というメモリ管理ソフトを入れていました。これはメモリを有効に使えるようにするソフトですが、ある意味でノートンとは似ているというか、システムの根幹に働きかけるソフトです。これを使っているのに仮想メモリが不足するなんて変ではないか、もしかしてこの両者が衝突しているのではないか、と思って、シマンテックのホームページを見ましたが、特に情報はありませんでした。MaganRAMのホームページも見ましたが、やはり同じです。が、私はとりあえず試してみようと思いMagnaRAMのロードを止めるように設定して再起動させました。普通ならメモリ管理ソフトですから、これによってますます仮想メモリの不足が起こるはずでしょう。とても不安でした。しかし再起動後は警告が出なくなりました。両者の書突ではないか、という私の推論があたったのかどうかはわかりませんが、とりあえずは問題は解消しました。
今後も何かあれば、ここにその顛末を載せたいと思います。もちろん私のPCが動き続ける限りです。PCの起動すらできなくなったらそれどころではありませんので……。
(1999.5.16記)
2週間ほどが経過しましたが、今のところ大きなトラブルもなく動いています。ハードディスクの最適化とか、検出されたエラーの修復とか恐る恐るやってみましたが、特に問題はなくきちんと解決してくれているみたいです。
ただこのエラーも「ノートン」だから検出できたものなのか、それともエラーなんか初めからないのに、「ノートン」が勝手にエラーを作り出しているのでしょうか? このあたりは不明です。
前にも書いたように、導入前と比べるとリソース不足を警告するメッセージがよく出ます。まあ、導入前はこういう警告を出すソフトがなかったわけですから、かなりきわどい環境で使っていたのかもしれませんが(^^;)。
常駐ものとかスタートアップに登録してあるものは、たいていの場合、決してむやみやたらと登録してあるのではなく、便利だから使っているものだと思います。リソースについては昔からWindowsの宿痾とでも呼ぶべきものですね。
よくよく考えると、「ノートン」が加わった分だけリソースやメモリも消費されている訳なんでしょう。私の場合ですと「Outlook
Express」と「Becky! Internet Mail」を立ち上げると警告が出たりします。どうも「outlook
Express」の方が重くて迷惑をかけているようです。メールはいろいろな人からいろいろなタイプで届きますから、一つのメーラーだけで受信していたのでは、うまく開けない場合もありますので、複数のメーラーで受信するようにしています。ダイアルアップ接続ですから、メーラーをまとめて立ち上げて次々に受信処理をしていかないと電話代がもったいないのですが、それをやると「リソースが足りなくなっています」の警告です。
「一太郎」で大きな文書を開くと、やはりだめですね。出やすいです、警告が。「Photoshop」や「Illustrator」なんかを使う時には、あらゆる常駐ものを外さないとダメなんではないでしょうか? いちおうメモリは96MB積んでいますが、リソースはそれとは別ですから…。
(1999.5.29)
どうも「仮想メモリ不足」のメッセージがよく出てしまいます。いちいち警告画面が出てくるのも、またそれを閉じるのも面倒でなりません。どうしてこうなるんだろう、といろいろ考え一つ思いつきました。
これまで仮想メモリ不足のメッセージが出た時、「VM」が20MBとかを指していました。起動直後は普段でも50MBとか60MBでした。やっぱり常駐ソフトを外すしかないのか、と思っていました。「VM」って「バーチャルマシン」のことだと思うのですが、とにかくメモリやリソースの不足なんだろうということはわかります。
で、具体的に何をしたかといいますと、ノートンをインストールする前に私は自分で外付けドライブに仮想メモリを置いていました。ノートンインストール後に、名前は忘れましたけど、ノートンに付属するレジストリやメモリを最適化してくれるツールをかけた時も「最適化されています」と表示されました。が、ここを疑ってみたのです。
まず、Windowsの仮想メモリを「手動で設定」をやめ、「自動設定」に戻しました。それで一度再起動します。次に上述のノートンのメモリ最適化機能を使って、改めて仮想メモリを最適化させました。ごちゃごちゃ動いていたと思ったら突然再起動を求められ、再起動させました。すると起動時に、とある外付けハードディスクのあるパーティションの最適化を始めたのです。そしてそのパーティションの先頭部分にスワップファイルを並べ始めたのです。このパーティションは前に自分で設定していたスワップファイルの置き場所とは異なるパーティションです。
この最適化が終わり、Windowsが立ち上がりました。そこで仮想メモリのウィンドウを確認してみましたところ、なんと200MB以上もありました。どうやら問題は解決したみたいです。その後は特にメモリ不足のメッセージや警告にお目にかかりませんから…。当分はこれで使っていこうと思います。
(1999.6.20)