十九世紀のフランスは、春秋戦国時代みたいだったのか?

紀伊國屋書店新宿本店の3階、人文書コーナーで、19世紀フランス哲学をテーマにしたフェアが始まりました。

知泉書館の新刊『十九世紀フランス哲学』を中心としたフェアで、あたしの勤務先からも同タイトルの『十九世紀フランス哲学』が出ているのですが、案の定、仲良く並んでいます。

 

19世紀のフランスについては、あたしもこのダイアリーに書いたことがありますが、政治的には体制がコロコロ変わる激動の時代でしたから、それに連れて思想界だってかなり活発だったはず。「中国古代の春秋戦国時代のようだったのではないか」と言ったら、あまりにも門外漢の戯言と笑われるかも知れませんが、そんな印象を持っています。

ちなみに上掲書以外にも、あたしの勤務先の刊行物では『社会統合と宗教的なもの』『共和国か宗教か、それとも』などが並んでいました。

 

最初に挙げた『十九世紀フランス哲学』の訳者、杉浦直樹さんによるフェア解説小冊子もありました。今回選ばれた本に関するコメント付きです。

とにかく、19世紀フランスというと文学や芸術に綺羅星のごとき有名人が多く、思想方面は等閑視されてきたこれまでですので、こういうフェアが行なわれるのは有意義なことではないでしょうか?

影響力を与える人

発売日は明日だったと思うのですが、セブンネットで予約していた乃木坂46のニューシングルが届きました。Type-AからType-D、それと通常盤の全部で5種類です。セブンネットだと予約特典の生写真が付くので……(汗)

ジャケ写も既に公開されていますから、別に珍しくも稀少でもありませんが、こんな感じです。

特典の生写真はこんな感じのものでした。意外と紙がペラペラでした。もう少し厚い紙の方がよかったのではないかと思います。

で、この曲、どうでしょう? これまでの乃木坂らしくないと言えばその通りかも知れませんが、こういうのもありかな、とも思います。ただ、やはり全国的なヒットは厳しいだろうなあ、という気はします。このところ、ファンの間でも「誰もが知っている、口ずさめるヒット曲が欲しい」と言われますし、アンチからは「5年たってもヒット曲が一つもない」と揶揄されていますが、ヒット曲だけが大事なのか、という考えもあるでしょう。乃木坂には乃木坂らしさ、乃木坂の世界観を大切にしていってもらいたいと思います。

とりあえずは、今のこのタイミングなら女性限定ライブをやってみるべきではないかと思うのですが……