占有率、高し?

少し前にこのダイアリーでご紹介した紀伊國屋書店新宿本店の「十九世紀フランス哲学」のフェア。

まだ開催中ですが、ご覧のように、なんと、あたしの勤務先の新刊『民衆と司祭の社会学』が書目に加わりました。

  

同書の著者・杉本さん訳の『科学=宗教という地平』が奥の方に見えています。

なんだかんだ言ってこのフェア、あたしの勤務先の書籍を多く並べていただいているフェアになっています。ありがたいことです。

5刷へ!

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やはり台湾が熱い? だから台湾華語が売れているのね?

店頭の目立つところに並んでいるので見かけた方も多いのではないかと思いますが、雑誌「an・an(アン・アン)」の最新号が台湾特集です。「an・an」に限らず、このところ雑誌で台湾特集が組まれることが随分と目につくようになりました。台湾ブームなのでしょう。

 

と思っていたら、こんどは雑誌「ミセス」の最新号でも台湾特集です。数えたわけではありませんが、この一年くらいで雑誌の台湾特集を数え上げたらかなりの数に上るのではないかと思います。

そして、これもまた正確なものではなく、あくまであたしの印象なのですが、女性誌での特集が多いような気がします。確かに、グルメ、エステなど女性が好みそうな要素が並んでいる特集ばかりです。

とすると、こちらの読者も女性が過半を占めているのでしょうか?

今日からはじめる台湾華語』です。刊行以来ずーっと売れ続けています。中国語ではなく台湾華語。語学書の世界では、大陸で使われている標準語を「中国語」と呼び、台湾で使われている中国語を「台湾華語」とか「台湾式中国語」と呼んでいます。

その違いを簡単に説明するのは難しいですが、例えば簡略化した漢字を使うのが大陸の中国語、昔ながらの難しい漢字を使うのが台湾の中国語です。発音記号的な補助手段としてローマ字のピンインを使うのが大陸の中国語、独自の記号「注音字母」を使うのが台湾の中国語、といったところでしょうか?

本書がこれほど売れ続けるのは、雑誌の世界に見られるような台湾ブームに支えられているのでしょう。では、なぜ台湾ブームなのか?

これも簡単には説明できませんが、旅行ということで考えると、「近いので安い」というのは大きな要素だと思います。だったら上海やソウルも選択肢に上るはずですが、ここ数年の反日・嫌日感情がネックになっている可能性はあります。それに加えて大陸中国は空気が悪いというのも旅行先として敬遠される理由だと思います。

また女性の旅行人気が高いヨーロッパはテロの危険があって、やはり敬遠されているようです。大学生協などで、卒業旅行先として当初はヨーロッパを考えていた学生がテロが心配なので行き先をアジアに変えたという話を複数聞きましたから、欧米を避けてアジアへという人はそれなりに多いのではないかと思います。

そんな人にとって台湾は親日的というイメージもあり、食べ物も美味しいからという点で都合のよい受け皿になっているのではないでしょうか?