次回作にも期待が持てますね!

録画しておいた『アナベル 死霊人形の誕生』を視聴。この「死霊館」シリーズはこれで4作目になりますが、なかなか面白いです。本作は呪いの人形アナベルの誕生秘話です。

これまでのシリーズの前日譚になるわけですが、違和感なく過去のシリーズに繋がっている気がします。この人形を作ったのは人形師だったのですね。しかし愛する娘を亡くしてしまい、娘に会えるならと邪教にすがり、かえって悪魔を人形に取り憑かせて(呼び込んで)しまった、ということのようです。

本作で人形に取り憑いた悪魔に魂を取られた少女は後半になって姿を消してしまいますが、名前をアナベルと変え別の夫婦の元に引き取られ、更に成長して「アナベル 死霊館の人形」の冒頭へと繋がるようです。そして「アナベル 死霊館の人形」がシリーズ第一作「死霊館」に繋がるわけです。

ホラーとしては、実はそれほど怖い感じはしません。結果的に悪魔に魂を売ってしまったとはいえ人形師夫婦の娘を失った悲しみは同情しますし、その寂しさを埋めるため自宅を孤児院に提供するというのも理解できます。ただ、自宅に何も知らない子どもたちを招くことすら悪魔に操られてしてしまったことだったようですが。

この家に棲む悪魔は何も知らない孤児を利用して封印を解かせ暴れ回るわけですが、襲われるのが孤児という設定も心引かれますし、悪魔に最初に狙われた少女は足が悪く杖を使わないと歩けないというハンディを背負っているのもポイントが高いです。結果的に悪魔はそんなお涙頂戴的な状況には何ら頓着せず、やりたい放題ではありますが、少女の体を手に入れたら意外とあっさりしていたような気もします。人形師夫婦こそ殺されてしまいますが、この家に移ってきた孤児たちは、取り憑かれた少女を除いて誰一人死んでいません。これはこの手のホラーとしては意外と珍しいのではないでしょうか?

そして本作の中に、曰くありげにルーマニアの修道院の話が語られますが、そこから次回作が公開になるようです。

イメージってこういうものなのか……

 雑誌「ゲーテ」で乃木坂46の白石麻衣が秘書姿を披露するそうです。

左の写真は、そんなまいやんのワンカット。好き嫌いはおくとして、いかにも大手企業にいそうな「美人秘書」という感じです。

そして遡ること数年前、先日NMB48からの卒業を発表した山本彩も、同じく「ゲーテ」誌上で秘書姿を披露したことがあります。右の写真がそのワンカットです。

秘書と呼ぶには胸を強調したスタイルで、実際にこんな秘書がいたら、役員から注意をされるのが常識ある企業ではないでしょうか?

何が言いたいのかと言いますと、乃木坂46とNMB48の違いです。いや、もっとはっきり言うなら、46グループ(坂道グループ)と48グループ(AKBグループ)の違いです。

一般の方に言わせれば「何が違うの?」と言ったところでしょうが、両者はかなり異なります。わかりやすいのが衣装です。46グループの方はスカートの丈も長く、比較的露出の少ない衣装が多いです。漢字欅などは夏でもかなり暑苦しそうな衣装だったりします。それに対して48グループの方はミニスカートが多く、ザ・アイドルといった衣装が多いです。

乃木坂46はしばしば「清楚」と言われ、それに対してAKB48は「ケバい」と言われることもあります。実際にメンバーがそうだというのではなく、大人たちによってそういうイメージを植えつけられている、ということなのでしょう。今回のように同じ雑誌で同じテーマのグラビアでも両者はこのような差になって表われるわけです。

他にも、一般的なアイドルの雑誌をめくってみると、AKBをはじめとした多くのアイドルは、夏などは特に水着ショット満載、もしかしてAV女優ですか、と言いたくなるほど過激なものも多々あります。それに対して坂道グループは、雑誌では水着は一切披露しませんし、露出少なめの衣装で登場することが多いです。一つの雑誌の中できわどい水着ショット満載の中、しっかりとワンピースに身を包んだ坂道系のショットはかなり違和感を感じることがあります。

この傾向は楽曲のPVでも言えます。

上の2本のPVはAKB48の夏曲です。基本的に、海で水着で歌い踊っています。

それに対して、上の2本は乃木坂46の夏曲のPVです。主たる舞台が海なのは同じですが、メンバーは水着にはなっていません。着込んでいると言ったら言いすぎでしょうが、やはり露出は多くありません。グループのイメージをお互いに徹底させているということでしょう。それでなくとも世間からは、同じ握手アイドルでしょ、秋元康のグループでしょ、と一緒くたに見られているわけですから、明確な差別化というのは必須なのだと思います。

で、ネットなどの情報ではありますが、48グループに属する女の子たちが水着になることを必ずしも喜んでいるわけではないそうです。そりゃそうでしょうね。ごくごくふつうに水着を着てプールサイトや海で楽しんでいるカットならともかく、雑誌などを見てもかなり過激なポーズをとらされているものが散見されますから。

「AKBではなくて乃木坂に入りたかったなあ」というメンバーも多いのではないでしょうか? もちろん、その逆のメンバーもいるのではないかと思いますが。