甲斐国に竹林の七賢人あり

母親と「山梨へほうとうを食べに行こう」と約束をして早幾年月。

一年とか二年とか、そんなレベルではなく、もしかすると最初に母と話をしたのは十年以上前のことかも知れません。これはまるで芸能人の「そのうち飯でも…」と同じです(汗)。

しかし、遂に重い腰をあげる時がやって来ました。それが今日でした。来週は三連休なので、高速をはじめどこもかしこも混雑しそうなので、その前の週の今日であれば、それほど混んではいないだろうという予想です。

そこで山梨へと車を走らせました。

まず向かったのは右の写真、信玄餅の「金精軒」です。甲府を通り越して、北杜市にあるお店です。

信玄餅というと桔梗屋が有名ですが、以前テレビで「生信玄餅」というものが紹介されていて、それを売っているのが気胸屋ではなく、ここ金精軒だったというわけです。

ご覧のように歴史を感じさせる建物ですが、その金精軒の斜め向かいにも重々しい建物がありました。

それが左の写真、「七賢」という酒蔵でした。蔵の見学などもやっていて、お酒をはじめとした各種物産を扱っている売店もありました。

ところで、このあたりは台ヶ原と言って、甲州街道の宿場町として栄えたところなんですね。七賢の隣には明治天皇の行在所もありました。

そして、七賢と聞けば、中国史ファンであれば竹林の七賢人を思い出すでしょうが、そのとおり、七賢の名前が付いた日本酒の瓶がディスプレイされていました。ラベルに書かれているのが七賢の名前です。知らない人が観たら、これが人の名前だとわからないのかも知れませんね。

「七賢」という名前の日本酒が売られていましたが、一本くらい買ってくればよかったと、今さらながら公開しております。どうしてもクルマで出かけると「お酒はダメ」という意識が働いてしまいます。買って帰るぶんには全く問題ないのですが……

 

そんな台ヶ原宿、金精軒のお店のそば、路傍に上の写真のような置物がありました。

カエルです。よく見ると、背中には子どもをおんぶしていました。

カップの秘密? いえいえ、コップの秘密

昨日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。

ハーゲンダッツのカスタードプディング味。

「期間限定で販売した時に好評だった」とありますが、以前に販売された時、あたしは食べた記憶がありません。いや、それとも食べていたのでしょうか?

いずれにせよ、今回発売されたら食べればよいことです。近所のコンビニで取り扱ってくれることを祈るのみです。

そして、こちらは今朝の朝日新聞。

中国の、この手のネガティブニュースには事欠きませんが、これくらいは特に驚かないレベルです。十二分にありえると思います。

ただ、「五つ星ホテル」で、ということに多少の衝撃はあります。

でも、ホテルのランキングでよく聞く「星」って誰がつけているのでしょう? 勝手に名乗れませんよね? そうなると、国際ホテル協会(そんなのあるのかしら?)みたいな団体が認定しているのでしょうか? だとしたら、中国のホテルは、審査員の査察が入る時だけ表面を取り繕って五つ星を取得していたのでしょうか?

素朴な疑問として、今回みたいなことが発覚したら、つまりホテルとしてのレベルが落ちたら、五つ星から四つ星とか三つ星にランクが下がるのでしょうか?

それにしても、中国人であれば「トイレもコップも、ものすごーくきれいなタオルで拭いているのに……」という感覚なのではないでしょうか?