今日の配本(19/01/31)

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関西ツアー中日です。「中日」は「ちゅうにち」ではなく、「なかび」と読んでください。

月曜からの関西ツアーも今日で三日間終了。金曜日に帰京ですので、半分終わったというところです。

前回のツアーは、ブックエキスポがあった時に合わせてだったので11月の上旬でした。まだ3か月は経っていないので、お久しぶりというよりは、まだ来たばっかりじゃない、という感じです。

その間、業界的に何か変わったことはあったでしょうか? 自分に惹きつけて言うならば、筑摩書房の『82年生まれ』のヒットに伴う女流韓国文学のブームが来るか否か、というとこがニュースです。何とかこのブームを一過性で終わらせることなく、大ヒットでなくともしっかり定着させたいと思います。

そして、もう一つの大ニュースは、やはりいくちゃんの写真でしょうか? こちらでも尋常ではない売れ方をしています。追加が入ってこない、売り損じているという声も聞こえます。これは由々しき問題です。しかし、いくら今が人気の乃木坂46で、人気メンバーの一人で、乃木坂の至宝と呼ばれる生田絵梨花と言えども、ここまでのスタートダッシュを予想できた出版人はどれくらいいたのでしょう? 結果的に売れるとは予想できても、最初からこうまで売れるとは、正直なところあたしにも予想外でした。

まだまだ修行が足りませんね。

「知不足」とは「足らざるを知る」ということですが、今日のあたしは「知、足らず」と読んで、自分の知識のなさを嘆きたい心情なのであります

筑摩書房の『82年生まれ、キム・ジヨン』が売れていて、来月にはあたしの勤務先から『ヒョンナムオッパへ』という新刊も出すので、このところにわかに韓国のフェミニズム作品の紹介が続いています。

亜紀書房の『娘について』もレズビアンの娘を持つ母親の悩みを描いた作品で、こういうのもフェミニズムと呼んでよいのかよくわかりませんが、とにかく女性の抱える問題や悩みを描いた作品が続いているなあと感じます。

となると、そんな書籍を集めてフェアをやりたくなるものです。

異論はあるかもしれませんが、もう少し間口を広げて女性の生き様という視点で見れば、晶文社の『鯨』も壮絶な女性の人生を描いた作品ですので、ここに加えてもよいと思いますし、韓国だけでなく中国や台湾の作品もリー・アンとか、張愛玲とか、やはり女性付いて書いている作品がこのところ出ています。アジア女性作家フェア、としてもよいと思いますし、女性問題との関わりでいうのであれば、男性作家の作品ではありますが『冬将軍が来た夏』もレイプされた孫娘を癒すおばあさんの活躍を描いていますし、『ここにいる』も心を閉ざした女性が幼い子供と餓死するまでを描いた作品ですので、男性作家の作品を加えてもよいのかも知れません。

女性が描くものと男性が描くものとでは本質的に異なるのか、あるいは視点が多角的になってよいのか、そのあたりはなんとも判断が付きかねますが、いずれにせよ面白いフェアができそうなテーマだと思います。

ということで、そんなアジア作家たちのフェアについて書店の方と盛り上がっていたのですが、肝心な日本の作家の作品がまるで思い浮かびません。あたしが日本人の作家の作品をあまり(ほとんど?)読んでいないからなのですが、折角なら日本人の作品も加えたいですよね。

欧米ですと、LGBT系の作品はそれなりにあるでしょうし、作家自身がそうである場合も少なくありませんのであえて割愛し、ここはアジアに絞りたいところです。それなのに、日本の作家をエントリーできないなんて……

もっと読まないといけませんね。あるいは詳しい人に教えを請うとか。

そんなときこそポケトーク?

梅田に来ています。夕方、ちょっと雨に降られました。

仕事の話はおくとして、梅田にあるヨドバシカメラの前で、たぶん外国からの観光客でしょうね、スマホを見せて道を聞いている人たちを見かけました。相手をしているのはヨドバシカメラの若い女性スタッフです。片言の英語を使っているのか、日本語で押し通そうとしているのか、通りすがりだったのでわかりませんが、少なくともスムーズに意思疎通ができているようには見えませんでした。

そのスタッフに聞いている外国の方はアジア系とおぼしき人たち。たぶん韓国語が中国語を話しているのだと思います。ヨドバシのスタッフはどちらもできなさそうです。もちろん外国の方たちが英語を話せるのか否か、なんとも言えません。どうも怪しいです。

で、あたしは思ったのです。

すぐに店内に取って返し、売り場からポケトークのデモ機を持ってきて使ったらよいのではないかと。

店内には、明石家さんまのポスターが所狭しと貼ってあるはずですから、ポケトークだって売っているはずです。どうしてそれを使わないのでしょう? こういう時に使うものなのではないでしょうか?

今日の配本(19/01/28)

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ソ連の次は中国と?

朝日新聞の一面に載っていた記事「米中争覇宇宙」。

かつての米ソ冷戦の再現を見ているような気がします。

もちろん、当時の米ソに比べ、現在の米中は相互の依存度が比べものになりませんから、そう簡単に戦争という事態にはならないと思いますが、その分、宇宙空間やサイバー空間などを利用した戦争が熾烈になるのかも知れません。

 

しかし、表面的には争っているように見えて、なんとか落としどころをお互いに探っているのだろうと思います。かつての米ソもそうでしたから。そんな外交裏話的なノンフィクションが『死神の報復 レーガンとゴルバチョフの軍拡競争(上)』『死神の報復 レーガンとゴルバチョフの軍拡競争(下)』です。ウェブサイトにある内容紹介を引用しますと

1970代後半、ソ連は西側に大きな脅威となる「大陸間弾道ミサイル」を開発、80年に実戦配備した。83年、米はこれに対抗し、レーガン大統領が「スター・ウォーズ計画」を提唱した。レーガンは反共主義者であったが、ソ連指導者たちに私信を送り続けていた。ソ連が先制攻撃を仕掛けてきたら、従来の核抑止理論は役に立たない段階に至っていると考え、「核の全廃」しか道はないという理想を抱いていた。一方ゴルバチョフも、新時代の到来を内外に訴えた。レーガンとの首脳会談では意見が合わなかったが、核戦争に勝者がないという一点で、利害の一致を見た。ソ連崩壊後、焦眉の急は、旧ソ連に眠る核・生物兵器など「冷戦の置き土産」だった。頭脳や原材料・機材の流出を阻止すべく、米ではある「秘密作戦」が進行していた。「核兵器のない世界」は実現できるのか? 冷戦の「負の遺産」を清算できるのか? 20世紀の冷戦における軍拡競争、核・生物兵器をめぐる諸事件を、米ソ・国際政治の動向から、人物の心理や言動まで精細に描く。

軍拡競争の裏で、なんとか必死に食い止めようとしていたというわけです。さすがピュリツァー賞受賞の傑作ノンフィクションです。

原書『The Dead Hand The Untold Story of the Cold War Arms Race and Its Dangerous Legacy』もアマゾンで星4つ半と評価が高いです。この機会に読み直してみるのは如何でしょうか? もちろん両国の指導者にも改めて読んでもらいたい本です。

猛禽出版社

来週末配本予定の新刊『フクロウの家』と、関連書籍を並べてみました。

左から『フクロウ その歴史・文化・生態』『ハヤブサ その歴史・文化・生態』『オはオオタカのオ』です。『フクロウ』が現在品切れですが、来月下旬に「新装版」となって復活しますのでお楽しみに。

それにしても、猛禽類ばかりですね。よほど鳥が好きなのでしょうか?

と思ったら、企業ロゴ(?)が右のようにニワトリだったことを思い出しました。同じ鳥でもでいぶ異なりますが、鳥であることに変わりはないと言えばそのとおりです(汗)。

ちなみに、このニワトリのロゴは先の創立百周年でリニューアルしたものです。それまでは下の画像のようなものでした。

こちらはルナールの『博物誌』から取ったものだということを入社後の先輩から聞いた覚えがあります。フランスのシンボルがニワトリなので、フランスものの出版社としては会社のロゴにニワトリをあしらうのがよかろうとなったのでしょう。このあたりはあたしの推測ですが……

これらのロゴ、すべての刊行物というわけではありませんが、多くの出版物で裏表紙の真ん中に置かれています。裏表紙って値段を確認する時くらいしか見ないと思いますが、どうぞ、たまには表紙だけでなく、裏表紙もご覧ください。

 

さて、ニワトリがロゴなのに、そして猛禽類の本は何冊も出ているのに、肝心なニワトリの本は出ていませんね、今のところ。今後、刊行する可能性はあるのでしょうか? 世間では空前のからあげブームですから、ニワトリの本も受けるかも知れませんね。

誰にも理解されなくても構いません

左は乃木坂46の高山一実の『トラペジウム』、右は韓国の作家チョ・ナムジュの『82年生まれ、キム・ジヨン』です。

 

売れている本はどことなく似ている、と思うのはあたしだけでしょうか?

きっとあたしだけでしょうね。

誰にも理解されなくてもいいです。あたしだけがそう思っていれば……

インタビューが載っています

今朝の朝日新聞の読書欄です。

先日刊行された『作家の運 デイヴィッド・ロッジ自伝』の著者、デイヴィッド・ロッジのインタビュー記事です。

写真も載っていますが、インタビュー時の写真ですよね? だとすると、年齢よりも若く見えるのはあたしだけでしょうか?

自伝というのは、イギリスでは一つのジャンルとして定着しているそうですが、日本では如何でしょう。記事にもありますが、ロッジの目を通して見たイギリス文壇史と考えると、非常に興味深い一冊ではないでしょうか?

3刷目です

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