今日の配本(19/02/28)

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ただしお会いしたことのない方、存じ上げない方は、お断わりいたしますのでご了承ください。



授賞式ではなく贈賞式と呼ぶのですね

本日の朝日新聞夕刊です。

読売文学賞の贈賞式のことが載っていました。

既に発表されているように、あたしの勤務先から出ている『評伝 鶴屋南北』が研究・翻訳賞を受賞していまして、記事中の写真は同書の著者、古井戸秀夫さんです。

「買うに高価、読むに大変」というのは最高の褒め言葉だと思います。あまりにも高額なので、本屋で並んでいるところを見ることはないと思いますが、図書館などに架蔵されていたら、是非手に取ってみてください。

ことたび千葉?

かつて、あたしの勤務先から《ことたび》という語学書のシリーズが出ていたのをご存じでしょうか? 2002年頃の刊行物です。ラインナップは右の写真のとおりです。

《ことたび》とは「ことばを持って旅に出よう」の略で、旅行会話に特化した語学書です。会話書というと、こちらが質問して向こうが答えるタイプが主流ですが、語学の初心者に相手の答えを聞き取るのは至難の業です。そこで《ことたび》ではこちらからの発信をメインにして、返ってくる答えも簡単なもので済むような質問文を用意しました。

装丁もご覧のように目を惹く写真を帯に大きく使ったもので、判型も当時流行していた《地球の歩き方》シリーズに揃えています。もう10年以上も前の刊行物ですから在庫が残っているのはタイとフィリピノくらい。十二分に役目を果たしたというところでしょうか。

そんな《ことたび》なんですが、最近になってJRの駅構内でこの文字を見かけるようになりました。なんとJRの千葉支社が「コトたび」をキャッチウレーズにキャンペーンを展開しているのです。

「房総トコトコ、たびたび体験」というのがテーマのようで、これを略して「コトたび」というようです。「食べるコト」「体験するコト」「見る安らぐコト」「のって楽しむコト」を柱とした、房総半島観光のようです。

関東地区では、この時季になると房総半島南部の菜の花がニュースなどで紹介され、温暖房総半島から春の訪れが届きました、といったアナウンスがなされます。一足早い春を感じられるのが房総半島というイメージです。

台湾と大陸の記事が背中合わせになっていた!

今朝の朝日新聞です。

いよいよ日本にオープンする、台湾の誠品書店に関する記事が載っていました。「いよいよ」と書きましたが、オープンは秋なのでまだずいぶんと先な気もしますが……

記事を読む限り、誠品書店というのは日本でも最近流行りの提案型セレクトショップのような書店だと思うのですが、ただ日本の場合は小規模なお店が多いのに対し、誠品書店は非常に大きな、それこそジュンク堂書店のような規模でそれをやっているところが特徴なのでしょうか? いずれにせよ、日本進出が吉と出るか凶と出るか、楽しみではあります。

そんな今朝の朝日新聞ですが、上掲の台湾の書店に関する記事が載っていたページをめくると、次のページに現われたのは大陸中国の話題。

習近平体制も曲がり角、剣が峰に立っているのですかね? 危なっかしいからますます強硬な姿勢が目立つようになってくるかもしれません。嫌中派の人なら習近平体制が倒れて中国の台頭がストップするのを歓迎するのでしょうが、お隣の大国の政情が不安になることは日本にとってよいことではないと思いますので、日本政府の対応が気になるところです。

とはいえ、いまの日本政府に本当に中国のことを理解できている人材がどれほどいるのか、中国のことより日本のことの方が不安を掻き立てられてしまいます。

2019年2月27日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

「黒い羊」って「腹黒い未年生まれの人」ってこと、つまりあたしのことでしょうか?

帰宅したら届いておりました。

欅坂46のニューシングル、「黒い羊」です。Type-AからType-Dと通常盤の全部で5種類。

人には好みがありますから押しつけるつもりはありませんが、個人的には佳い曲だなあと思いました。平手友梨奈中心のパフォーマンスをいつまで続けるのか、けやき坂46がいよいよ独立で欅坂46はどうなってしまうのか、ヲタの間ではそういった話題で喧しいですが、この曲は好きです。

あで、Type-AからType-Dに封入される生写真は右の4名でした。左から河田陽菜、土生瑞穂、濱岸ひより、上村莉菜です。最初に河田陽菜が出て来た時は「あれ、日向坂?」と驚いてしまいましたが、このシングルまでは日向坂46ではなく、けやき坂46名義で参加しているから、ランダムに封入される写真にけやき坂のメンバーが混じっていてもおかしくはないわけです。

しかし、世間と言いますか、ファンの間では既に日向坂46がテイクオフしているので、なんとなく不思議な感じがしました。

そして自宅に届いていたのはもう一つ。

けやき坂46が出演した舞台「マギア・レコード」のブルーレイです。乃木坂、欅坂、けやき坂の合同舞台「ザンビ」があったわけですが、それまで乃木坂とけやき坂はそれなりにグループとして舞台の経験を積んできていますが、欅坂に圧倒的に足りないのは演技の仕事ですね。

まあ、せっかくの坂道グループですから、三つが三つとも同じようなことをやっていても面白くないですので、それぞれのグループが個性を発揮していけばよいのだとは思いますが……。

しかし、この舞台、既にスカパー!でオンエアされていますよね。千秋楽の舞台から生中継というのでもない限り、せめてブルーレイやDVDの発売はテレビでのオンエア前にしてほしいものです。

今朝はね~

東京にお勤めの方以外には関係ない話ですが、今朝の東京は大変でした。

夕刊や夜のローカルニュースでも伝えていますが、山手線と並ぶ塔居の大動脈、中央線が完全に止まってしまったのです。中央線の快速だけではなく各駅停車、通称総武線も止まりましたから、その影響たるやものすごいものでした。

あたしは毎朝、国分寺から乗るのですが、国分寺からは京王線の府中へ向かうバスがあるので、いざとなれば府中へ出て、京王線と乗り入れている都営新宿線で神保町へ行けばいいや、くらいの気持ちでいつもどおりに家を出ました。

国分寺駅では中央線がホームにいて、ちょうど出発したところでした。間引きしつつも動き出してはいるようでした。次の中央線も10分後くらいには到着し、多少の混雑はしていましたが乗り込んで東へ向かいました。

乗る前のホームでも、そして車内でも放送されていましたが、乗った中央線は新宿止まりになるとのこと。どうやら新宿・東京間が動いていないようです。とりあえず新宿まで行ければ、そこで改めて都営新宿線に乗り換えればいいや、という気持ちでした。もちろん、心の片隅では、新宿に着く頃には更に中央線が動き出して、急遽東京行きに変更になるかも知れない、という淡い期待もありました。

しかし、結局、乗った中央線は新宿止まりで、都営新宿線に乗り換えました。が、京王線は中央線と並行して走っているので中央線でトラブルが起きれば、京王線に殺到するのは目に見えています。案の定、都営新宿線も若干の遅れが出ているようで、なおかつホームも混雑していました。車内はそこまでの混雑ではありませんでしたが、たぶんいつもよりはずいぶんと混んでいたはずです。

神保町まで無事に進み、勤務先へ着いたのはいつもより30分遅れでした。あれだけのトラブルに見舞われながら、30分程度の遅れで到着できたのはかなりラッキーだったと思います。

それにしても週の初めからこれでは一週間が思いやられます。今日は見本出しがあったので何とかして出社しましたが、それがなければ休んでいたところです。

いつの間にかこっそりと……

本日の朝日新聞のテレビ欄を見ていて、あたしも気づきました。ヲタの間では既に話題になっているようです、けやき坂46(ひらがなけやき)改め日向坂46の冠番組「ひらがな推し」(テレビ東京)の番組名が「日向坂46ひらがな推し」に変わっていました。

番組公式サイトは「ひらがな推し」がタイトルのママですが、出演者名には「日向坂46」としっかり表記されています。まあ、シングルデビューとともに改名が公式に発表されているので、新しい名前を浸透させるためにも変えていった方がよいという判断なのでしょうね。ただ、収録時にはメンバーはまだ改名されるということを知らなかったのだと思いますけど……

で、遡って一週間前のテレビ欄を見てみますと、やはり日向坂46という表記が入っていました。いやー、さすがにこの時は気づきませんでした。

改名発表が11日(祝)でしたので、発表後最初の放送がこの日だったわけで、早々と訂正していたとは気づきませんでした。目敏いファンはこの時点で気づいていたのでしょうか?

となると気になるのが、改名前のテレビ欄です。業界関係者には密かに情報が流れていたのではないかという気もしますが、さすがにフライングで発表してしまうことはないでしょう。なので「けやき坂」のママだと予想します。

11日が改名発表で、その前日、10日の晩に「ひらがな推し」の放送があったわけですが、10日のテレビ欄は左の通りです。やはり「けやき坂ひらがな推し」となっています。「46」の有無で紙面の文字数が変わらないように調整しているようです。

あたしのように坂道グループ全体が好きなファンにとっても感慨深いものがありますが、「欅坂」ではなく「けやき坂」が好きだったというファンにとっては、こういう小さなこととはいえ、一つ一つがものすごーく嬉しいことなのでしょう。

さて、欅坂46の新曲が2月27日発売で、日向坂46(旧けやき坂46)のデビューシングル発売がちょうど一か月後の3月27日。これで名実共に別のグループとなるわけですね。

あたしの勘違いでなければ、お茶の水駅で……

毎日のように利用しているJR中央線のお茶の水駅。中央線と総武線の駅です。

この両線は、ここ御茶の水から三鷹までの区間で並行して走っているのですが、同じホームで乗り換えができのはお茶の水駅だけなので乗り換えだけをする乗客も多い駅です。

駅は図のように2ホーム、4番線までありまして、1番線が中央線快速〈新宿・立川・高尾方面〉、2番線が中央線各駅停車〈新宿・中野・三鷹方面〉、3番線が総武線各駅停車〈錦糸町・船橋・千葉方面〉、4番線が中央線快速〈東京方面〉となっています(利用者は2番線も総武線と呼ぶことが多い)。

で、このところ、あたしはお茶の水駅のちょっとした変化に気づきました。

いや、その前に、ようやくホームにエスカレーターとエレベーターが設置されたという大きな変化を指摘しなければならないのでしょうが、聖橋改札口を日常的に利用しているあたしは、設置され利用開始された後もしばらくは気づかずにいたのです。もちろん工事をやっていることは知っていましたので、「もうすぐ使えるようになる」ということはわかっていましたが……

閑話休題、ちょっとした変化の件です。

構内放送で「1番線に高尾行きが参ります」というアナウンスが一日に何度も流れます。これまで1番線と3番線が女声、2番線と4番線が男声でした。同じホームで声が混じらないように男性と女性で分けているんだな、ということはわかります。単純にホームの順番に女男女男と割り振っていたのではないかと思われます。

それが最近は、1番線と4番線が男声、2番線と3番線が女声に変わっているのです(もしかしたら男声と女声は逆だったかも)。つまりホームで声が混じらないようにするという方針はそのままに、男声が中央線を、女声が総武線を受け持つように変更されたのです。この方が利用者にはわかりやすいのでしょうか? このあたりの内部事情はわかりませんが、とにかくあたしの勘違い、思い違いでなければ、お茶の水駅のアナウンスにこういう変化がありました。たぶんエスカレーターなどの利用開始のタイミングではないかと思います。

やはり時間が足りなかった?

朝日新聞の読書欄に乃木坂46の高山一実が載っていました。彼女のデビュー作『トラペジウム』が売れているからでしょう。

あたしも読みましたが、確かに読みやすいですし、さすが現役アイドルだけあって、アイドルの世界のこと、よくわかっている描写でありストーリー展開だと思います。

しかし、後半がちょっと、と思います。

前半が非常によい感じで進んでいたのに、後半はなんか急ぎすぎている印象を受けました。単行本を出すタイミングなのか、乃木坂のスケジュールの都合なのかわかりませんが、とにかく短時間で結末まで書き上げたような感じがします。もしそうであるなら、高山自身はどう思っているのでしょうか?

もちろんあたしの勝手な感想であり推測ですから、もしかするときちんと時間をかけて推敲に推敲を重ねて書き上げた作品なのかも知れません。だとすると、逆に残念至極です。しかし、デビュー作であるならこれくらいで及第点なのでしょうか? 何作も書いていくうちに巧くなっていくのでしょうか?

いろいろとできそうな気がするのですが……

本日は、新刊『翻訳 訳すことのストラテジー』の見本出しでした。

いったいどんな本なのか、タイトルからご理解いただけるでしょうか? ひとまず公式サイトに掲載されている内容紹介を以下に引いておきます。

最新の翻訳研究(トランスレーション・スタディーズ)ではなにが論じられているのか? 本書では、「グーグル翻訳は原文の等価物か?」「『直訳』『意訳』という二分法は正しいのか?」といった身近な問題から、文学作品が翻訳を通じて新たな力を獲得しうるという「翻訳の詩学」と著者が呼ぶものまで、「翻訳translation」という事象が含む論点の広がりが一望できるようになっている。わたしたちが他者とコミュニケーションするにあたって、言語が重要な媒体としてあらわれる以上、「翻訳」を避けて通ることは不可能だ。著者に言わせれば、翻訳とは、言語や文化が接触するところにかならず生じるものであるためだ(それは必ずしも「外国語」や「異文化」に限らない)。翻訳は、言語や文化がはらむ差異の存在をあばきながら、その差異を楽しませてくれる。著者がくりかえし強調する点はここにある。マンガの翻訳やアニメのファンサブ、特異な「翻訳」として近年注目を集めている「漢文訓読」など、日本の読者にとって親しみやすい例が挙げられているのも本書の魅力。さらに、訳者による、日本の読者むけの読書案内を巻末に付した。

少しはイメージできましたでしょうか?

理解できる方はよいとして、もう少しイメージができるようにと思いまして、右の画像をご提供します。同書の目次です。

実はあたしも、この目次を見るまではどんな本なのかいまひとつつかめなかったのです。漠然と、文芸評論の棚に並べてもらえればよいのかな、なんて考えていました。しかし、この目次を見てみますと、人文の言語学の棚でも面白そうですし、語学の棚の翻訳に関する書籍を揃えているところであれば、そんなところに並べても面白いと思います。

巻末にある文献案内も邦訳されているものが散見しますし、「日本の読者向けの読書案内」も思いのほか充実していまして、ここに出てくる文献を使ったフェアなど出来そうな気がします。

如何でしょうか?