滅多に刊行されることのない国のものだと、とりあえず買ってしまいます(汗)

岩波文庫からこんな新刊が出ました。

 

世界イディッシュ短篇選』です。欧米やフランス、イタリアなど翻訳が多く出版されている国の文学作品はそこまで追いませんが、こういう滅多に紹介されることのない国のものですと、何はともあれ買っておこうと思ってしまいます(汗)。イディッシュなんて、そうそう出されることはないでしょうし、品切れになったらしばらくは復刊もされないでしょうから、これは買っておかなければと思います。

イディッシュというと、以前、こんな本を買って読みました。

 

不浄の血』です。これは河出書房新社から出されたもので、イディッシュ語からの翻訳というオビの文章に惹かれて買ったのを覚えています。どちらも訳者は西成彦さんですね。

これら以外に、イディッシュの翻訳文学ってありますでしょうか? 新潮社の《クレスト・ブックス》や白水社の《エクス・リブリス》にもイディッシュの作品は収録されていなかったのではないでしょうか? だから、こういう機会に買っておかなければと思うのです。