朝日賞と言えば……

瀬戸内寂聴さんが朝日賞を受賞されました。

このところ『おちゃめに100歳! 寂聴さん』が評判になっているようですが、あたしの勤務先からですと『寂聴伝 良夜玲瓏』と『続・寂聴伝 拈華微笑』という2冊の評伝が出ていますので、こちらも是非お忘れなきようお願いします。

 

さて、そんな朝日賞と言えば、あたしは恩師の小松茂美先生を思い出します。あたしが小松先生に出逢った頃には既に朝日賞を受賞されて何年も経っていましたが、その後も倦まず弛まず学問を続けられ、その積み重ねた重いというのを十二分に感じさせてもらいました。

小松先生のあのパワー、あたしなどはるかに若かったにもかかわらず、いまもってかないっこないという思いに駆られてしまいます。