実際に足を運ぶことが大事

今日の朝日新聞読書欄。出口治明さんが『辺境中国 新疆、チベット、雲南、東北部を行く』を紹介してくださいました。

 

新疆、チベット、雲南、東北の四つの辺境を巡る本書で出口さんが興味を持たれたのは雲南だったようです。「実体験でしか語り得ない迫真の物語がここにある」というように、本書は実際に著者がそこへ足を踏み入れ、さまざまな体験をしたからこその記述にあふれています。ノンフィクションライターはここまでやるのか、と思わされます。

さてもう一つは同じ日の声欄。高校生が本屋へ本を買いに行くことについて書いています。

「本屋では目的の本だけでなく、いろいろな本も見て買い込み、いそいそと家に帰ります」「本を買いに行く時は、どんな行事よりも特別で最高な、お出かけ日和です」なんで書いてくれています。

こんな嬉しいことを書いてくれる高校生がいるなんて、今日はよい日だ! まずは、買わなくてもいいから高校生の皆さん、本屋へ行って棚を10分でも15分でも眺めてみてください。