夕刊のラテ欄に西江雅之さんが……

朝日新聞の夕刊はこのところ東京五輪関係の記事がラテ欄に載っていることがありますが、今日の夕刊はこんな感じでした。

この記事がどうかしたの? と言われそうですが、やはり商売柄、「多言語」という言葉を見ると反応してしまいます。で、読んでみましたら、なんと西江雅之さんのことが書かれているではないですか!

何冊も著作のある方ですが、あたしの勤務先からだと『新「ことば」の課外授業』という一冊があります。数ある著作の中でも、今日の朝日の記事に一番フィットする一冊ではないかと思います。

 

あたしは自社の著書絡みで一緒に仕事をさせていただいたことはありませんが、『花のある遠景』が刊行されるころ、吉祥寺のリブロ(現在はパルコブックセンター)で、『ことばの哲学』を刊行された池内紀さんとのトークイベントを聞きに行った想い出があります(青土社のEさんのお誘い)。その時は、飄々とした池内さんに対し、初めてお目にかかった西江さんのすごさに圧倒され、衝撃を受けた記憶があります。

そうそう、タイトルにラテ欄と書きましたが、いつのころからかラジオ番組案内は中面に移動になりましたね(笑)。今の若い人にはラテ欄という表現が「?」でしょうか。