構内に入れないので

西和語辞典の定番『現代スペイン語辞典』がこのところよく売れています。

このジャンルでは定番中の定番商品で、普段でもよく売れているのですが、この春は特に好調なようです。

その原因として考えられるのが、大学のオンライン授業です。

本来ですと、春には大学内の書店で先生に指定された教科書と一緒に辞書も買う学生が多いのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で授業がオンラインとなっています。なおかつ大学構内に入れないということで、教科書や辞典を近所の書店で買う学生が増えているのです。

もちろんネット書店を使う学生が多いのでしょうけど、この手の書籍はアマゾンだってふんだんに在庫しているわけではありません。そうなると急いでいる人は都心に出て来たときに大型書店を覗いて、あれば買っておこうという行動に走っているようです。

小中高はそろそろ学校が始まってきたみたいですが、大学は前期はすべてオンラインというところが多いので、大学生向けの辞典や参考書はまだまだこれから売れると思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

これからの書店?

昨日の朝日新聞夕刊です。

神奈川県を中心にチェーンの展開する書店、有隣堂の記事が載っていました。

この手の、本を中心としないお店がこれからの書店のスタンダードになっていくのでしょうか?

しかし、物販とか飲食とか、そういった方面で利益を上げられるのであれば、あえて書店である必要ってどこにあるのでしょう? だから記事にもあるように「少しあるだけ、むしろ飾りに近い」というのでは、ちょっと寂しい気もしますね。

でも本屋がこれから先も生き残るためには、本屋で収益を上げられない以上、他の方法を模索するのは企業としては当然のことで、こういうスタイルで成功すれば本屋も続けられると考えた方がよいのかも知れません。

しかし、本来であれば、本屋という本業で収益を上げられる方法を業界全体で考えないといけないんでしょうね?