「し」でも「じ」でもどうでもよい?

講談社学術文庫の『荘子の哲学』を落手しました。かつて岩波書店から刊行されていたものが、講談社に移って文庫化されたようです。あたしは岩波書店版は架蔵していなかったので今回文庫になったのを機に買い求めました。

その巻頭に、参照した『荘子』は郭慶潘の『荘子集釋』と書いてありますが、それが一枚目の写真に写っている、中華書局の四冊本です。《新編諸子集成》シリーズに収録されています。たぶん学生時代に買っていたものでしょう。このシリーズはずいぶんたくさん所蔵しております。

ところで、この『荘子の哲学』の「荘子」ですが、奥付のルビを見ると「そうし」となっています。あたしが学生時代は「荘子」は「そうじ」と読んでいました。現在の学界ではどうなっているのでしょうかね?

まあ、こういう読み慣れはそもそも日本語での話ですから、気にする必要はないのでしょうが、気にする人は気になるらしいですね。中国語では「Zhuangzi」ですから「し」も「じ」も関係ないですし(笑)。

ちなみに、架蔵している文庫の『荘子』の日本語訳では、岩波文庫版と中公文庫版にはルビがなかったので不明ですが、ちくま学芸文庫版・講談社学術文庫版はともに「そうじ」となっていました。

2022年6月10日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

受賞が続きますね

今朝の朝日新聞です。岡田利規さんのインタビュー記事が載っていました。

文中にある『三月の5日間』『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』はあたしの勤務先から刊行されています。ご興味のある方は是非どうぞ。

今回、三島由紀夫賞を受賞した『ブロッコリー・レボリューション』は単行本未刊なのですね。