香港とは何か

香港とは何か

野嶋剛 著

選挙介入や国家安全法の導入決定など、中国の横暴がすさまじい。返還時の約束が反故にされた香港。若者中心の抵抗運動から中米対立もはらむ今後の見通しまで。

2020年8月7日

京都を壊した天皇、護った武士 「一二〇〇年の都」の謎を解く

京都を壊した天皇、護った武士
「一二〇〇年の都」の謎を解く

桃崎有一郎 著

京都・武士・天皇と聞くと、「武士が、天皇と京都を脅かしてきた」歴史が想像されるかもしれない。しかし、事実はまったく逆だ。京都を危険に晒してきたのは、後鳥羽・後醍醐ら一部の天皇であり、その復興は源頼朝から信長・家康に至る武士がつねに担ってきた。いったいなぜ、武士は京都を護り、維持してきたのか!? 天皇と京都をめぐる一二〇〇年の「神話」を解体し、古都の本質へと迫る意欲作!

2020年8月1日

文字世界で読む文明論 比較人類史七つの視点

文字世界で読む文明論
比較人類史七つの視点

鈴木董 著

ラテン文字圏、ギリシア・キリル文字圏、アラビア文字圏、梵字圏、漢字圏--
五つの文字圏を比べてみると、世界の見方が変わる!
・科挙はなぜ中国社会内部の凝集力を高めたのか?
・日本は長子相続、イスラム世界では?
・箸、フォークとナイフ、右手指食、なぜ違う?
・洋装はいかに非西欧世界に受容されたか?
・なぜ音楽は国境、民族を越えるようになったのか?
・古代ローマと現代アメリカの同化力の限界とは?
・「異才」を育てるための条件とは?
・モンゴル帝国などの開放空間型集団が瓦解した理由
・文明成熟のためのキーワード「フィードバック」とは?
楽しみながら世界史のツボがわかる!

2020年7月31日

「中国」の形成 現代への展望

「中国」の形成 現代への展望
シリーズ 中国の歴史

岡本隆司 著

さまざまな勢力が併存、角逐する一七世紀。そのカオスを収拾し、東アジアに君臨した清朝の「盛世」から、多元共存システムがほころびをみせる一八世紀。西洋の衝撃、革命と独立によって清朝が潰え、ふたたび混迷する一九世紀、そして現代へ――。一元化と多元化を往還しつづける、平和と騒乱の四百年を描く。シリーズ完結。

2020年7月20日

北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像

北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像

石原比伊呂 著

建武三年(一三三六)、京都を制圧した足利尊氏は新天皇を擁して幕府を開いた。後醍醐天皇は吉野に逃れ、二帝が並び立つ時代が始まる。北朝の天皇や院は幕府の傀儡だったと思われがちだが、歴代将軍は概して手厚く遇した。三代義満による南北朝の合一以降、皇統は北朝系が占めた。一見無力な北朝は、いかに将軍の庇護を受け、生き残りに成功したか。両者の交わりをエピソード豊かに描き、室町時代の政治力学を解き明かす。

2020年7月19日

倫理学入門 アリストテレスから生殖技術、AIまで

倫理学入門 アリストテレスから生殖技術、AIまで

品川哲彦 著

善と正の違いは何か。権利と義務の関係とは――。本書は、倫理学の基礎からはじめて、法、政治、経済、宗教と倫理を関連づけながらその意義を再考する。アリストテレスやカントらによる5つの主要理論を平易に概説。さらに、グローバル経済、戦争、移民、安楽死、環境破壊、人工知能など現代社会の直面する難題について倫理学の観点から考察する。社会契約論や功利主義にかんする10の図解と26名の思想家のコラム付き。

2020年7月19日

なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか

なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか

野嶋剛 著

わずか感染者442人、死者7人
(日本:感染者約17,000人、死者約900人)※2020/5/31現在
世界最速で「検疫」と「隔離」を徹底できた本当の理由

①“攻め”の水際対策――「感染症探偵」の活躍/大みそかの攻防
②ためらいなく対中遮断――政治・経済の脱中国化/マスクの自主確保
③“神対応”連発の防疫共同体――公衆衛生の専門家を重用/防疫医師制度

“民主主義”でコロナを撃退した「台湾モデル」の全記録!

2020年7月18日