Nancy Sensual World

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近刊情報(19/09/20)

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最近のRockfield's Diary

再上演、二つめ! そして映画化

少し前に、乃木坂46の生田絵梨花が舞台「キレイ」のヒロインを演じるということを、このダイアリーに書きました。

上演は今年の12月で、場所は渋谷のシアターコクーンです。この作品の書籍版『キレイ 神様と待ち合わせした女』は、あたしの勤務先から刊行されています。再演を機に、また売れるのではないかと思いますが、乃木坂46ファンのあたしとしては、いくちゃんの写真を帯に使いたいところですが、無理ですかね?

 

と、そんな再演情報に続いてもう一つ、こんどは乃木坂46の卒業生、能條愛未が舞台「グッドバイ」に出演するそうです。こちらは来年1月から再演ですが、東京以外に全国数か所でも上演されるようです。そして、この舞台の書籍版『グッドバイ』も、あたしの勤務先から刊行されているものです。

なお、この「グッドバイ」は映画化もされたそうで、大泉洋と恋池栄子のW主演だそうです。さすがに映画には、乃木坂46メンバーは出ていませんね。

13.5万か、14万か?

朝日新聞土曜日の別刷beの紙面で大きく韓国文学の特集が組まれていました。現在の書店、文芸書コーナーでの韓国文学の隆盛を見れば記事になるのももっともだと思います。

ひところは『82年生まれ、キム・ジヨン』に代表されるような、韓国文学と言えばフェミニズムという紹介のされ方が多かったような気もしますが、ここへ来てフェミニズムとは異なる傾向の作品も増えてきて、そういう現状を踏まえての記事になっていますね。

それに、なんといっても現在の日韓関係の冷え込み、旅行者の数にまで影響が出ているとなると穏やかではありませんが、だからこそ文学作品を読んで相互理解の一助にしようという出版社や書店の心意気の表われなのではないかと思います。

ちなみに、書影入りで紙面に取り上げられている書籍の中では『少年が来る』と『春の宵』以外はすべて読みました。

読んだものの中では『娘について』と『モンスーン』が気に入っています。

その『モンスーン』ですが、UCクレジットの会員向け情報誌『てんとう虫』の最新号で、蜂飼耳さんが取り上げてくれています。

朝日新聞の記事にも書かれていますが、最近の韓国文学はセウォル号事件の影響抜きには語れないところがあるようで、個人的には、読んでいると「喪失」とか「日常の些細な躓き」といったことがテーマになっている作品が目立つなあ、と感じます。日本人にも通じる心象なのでしょうね。

ちなみに、beの記事では『82年生まれ、キム・ジヨン』は13.5万部と書かれていましたが、朝日新聞本紙の中の筑摩書房の広告では14万部となっていました。たった0.5万部じゃないか、と言われるかも知れませんが、つまりは5000部です。海外文学の世界ではこの数字はかなり大きな数字です。記事をまとめた後も売れ続けているということなんですね。

願わくは、このブームが一過性のもので終わらず、ブームとしてはいずれ落ち着くとしても、一つのジャンルとして日本に定着しますように!

きちんとした評伝を読みたい方にはこちら!

以前『帰ってきたヒトラー()』という小説がヒットし、映画にもなりました。

内容は(あたし、小説は未読、映画も未見)、現代にヒトラーがタイムスリップして現われ、いろいろと周囲を騒動に巻き込んでしまう、というものだったと思います。アイデアと言いますか、着想としては取り立てて奇抜なものではなく、古今東西の映画で使い古されたものだと思いますが、これだけ話題になりヒットしたのは、ヒトラーを主人公にしたという点もそうですが、やはり作品として優れていたのでしょう。

それに味を占めたのか、こんどはムッソリーニだそうです。

映画「帰ってきたムッソリーニ」が公開だそうです。

見事にパクった邦題ですね。原題もそうなのでしょうか? こちらの内容も現代にムッソリーニが現われて騒動を巻き起こすという、ヒトラーと同じようなストーリーのようです。まさしく二番煎じです。レーニンやスターリン、チャーチルでもこういった設定の映画ってあったでしょうかね? 「毛沢東が現代中国に現われて……」という映画なら作られそうな気がしますけど。

それはともかく、ムッソリーニって名前だけは聞くけど、日本ではヒトラーほど知られているわけではないですよね?

ということで、ムッソリーについて知りたい方にはこちらをお薦めいたします。

 

少しボリューミーですが、本格的なムッソリーニの評伝です。この機会に如何でしょうか?