中国語は難しい?

台湾新聞の最新号NO.272に先日、日本橋の誠品書店で行なわれた龍応台さんのトークイベントの記事が載っていました。

ご覧のように、台湾新聞ですので中国語で書かれています。

が、なんとなくわかりますかね?

また、写真をご覧いただければ、当日が盛況だったということもよく伝わるのではないでしょうか? 写っているのは会場の前半分程度で、この後ろに立ち見の方が大勢いらっしゃったわけで、あたしもその一人でした。

握手会?

今年も図書館総合展です。

会場はパシフィコ横浜、乃木坂46や日向坂46、欅坂46などアイドルグループの握手会が行なわれる会場でもあります。朝の9時から夜の9時まで、途中で多少の休憩はあるみたいですが、アイドルも大変ですね。半日ブース当番をしただけでもこちらはぐったりです。

それはさておき、今年もあたしの勤務先は、こちらの人文会ともう一つ、出版梓会のブース、両方に出展しています。是非お立ち寄りください。

ところで、今年の図書館総合展は天候にも恵まれていますね。ちょっと風が冷たいかなと感じなくもないですが、会場内は熱気でムンムン、今日から三日間多くの人が訪れそうです。

こんなのやってました

新宿の紀伊國屋書店でこんな小冊子が配布されていました。

「読書の秋」とあります。アンスティチュ・フランセと紀伊國屋書店のコラボフェアのようで、全国数店舗で行なわれているようです。

東京会場がこの紀伊國屋書店新宿本店で「フランス語翻訳書籍フェア」ということで硬軟取り混ぜて、フランス関連の書籍が並んでいました。11月23日までのようです。

https://twitter.com/ifjapon/status/1180001988274053120?s=20

今日はここでこれ!

本日は、東京ドームシティ、プリズムホールで書店大商談会でした。

11時に書店の方が入場されるので、その前、10時くらいから設営に行きました。出来上がった自社ブースがこんな感じです。

如何でしょう、今年もシンプルイズベストな展示になっています。

何年も参加していますと、本をたくさん並べても、だからといっても書店の方の反応がよくなるわけではないと学習したからです。やはり、パッと目につく目玉商品があるかないかが肝心なのかなと思うようになりました。

ですので、テーブルの上はこれくらいに抑えています。

定番の『キャッチャー』の他には、このところ動きのよい商品を選んで展示しています。なんとなく、書評に載っているの見た覚えがありませんか?

それにしても、この写真、愛用のタブレットで撮ったのですが、どうしてもピントが甘くなります。このタブレットで撮るといつもこうなんです。どうしてなのでしょう?

対決フェア?

春と言いますか、夏前に全国的に開催していた《エクス・リブリス》フェア、秋の陣がいくつかの書店で始まっています。

まずはブックファースト新宿店。

東側、紀伊國屋書店新宿本店で夏前に開催していたので、同店では秋の開催となり、新潮社のクレスト・ブックスとのコラボフェアとなっています。と言いますか、コラボフェアにするために、あえて秋に開催することにしたと言った方が正確かもしれません。しかし、今日あたりは少し涼しさも感じられるようになってきましたが、まだまだ「秋」と呼ぶには早いかしら?

さて、フェアですが、文芸書コーナーのエンド台、ほぼ月替わりでさまざまなフェアをやっている場所で、ご覧のようにクレスト・ブックスとエクス・リブリスが所狭しと並んでいます。

なかなか壮観ですね。この際、どっちの方が売れているかなんて野暮な質問はやめておきましょう。そもそもフェアは始まったばかりです。まだ先は長いですから、何回か波も来るでしょう。

それに、売れる売れないということももちろん大切ですが、こうやって海外文学に触れる機会を設けてくれることがなによりも嬉しいです。

続きまして、同じような写真に見えますか、よく見ればちょっと違います。

同じくクレスト・ブックスとエクス・リブリスを一緒に並べてフェアを行なっているのは、新宿から小田急線に乗ってしばらく行ったところ、成城の三省堂書店です。こちらも、文芸書コーナーのエンド台を使っての展開です。こうしてみますと、今回の両社のフェアって、書店のエンド台で併せて展開するのにちょうどよいボリュームだったのでしょうか?

特にこだわりがあるのかないのか、そこまでは聞いていませんが、同じ対決フェア(コラボフェア?)をやりながら、本の並べ方は微妙に異なる両店。ただどちらも二つのシリーズを真ん中で分けて並べているのは同じですね。

この両店以外にも、海外文学の二大シリーズ(?)のコラボフェアをやってくれている書店はいくつかあると思いますが、両シリーズをごちゃ混ぜに並べている書店ってあるのでしょうか? もしそういう並べ方をしているところがあれば、どうしてそうしたのか担当の方に是非話をうかがってみたいところです。

フェア、秋の陣

春と言いますか、主にゴールデンウィーク明けに開催していた《エクス・リブリス》フェアは、創刊10周年の記念冊子効果も相俟って、各書店で好評を持って迎えられました。

そして、実はこの秋から、同フェアを開催する書店が何軒かあるのです。

そもそも春に案内をしたときに「ちょっと場所が取れない」ということだったりしたのですが、その裏には「秋に、新潮のクレストのフェアやるときに一緒にやりたい」と言ってくれる書店が何軒もありまして、こちらもそれならと秋に向けて夏からいろいろと声かけをしていたという次第。

もしかしたら、あなたの近所の書店でやっているかもしれませんので!

動画は横向き?

モンスーン』のピョン・ヘヨンさんにサインをいただきました。

ちょっと動画にしてみました。それをYouTubeに上げてみたのですが、やはり動画を撮影するときはカメラをワイドに構えないとダメですね。

そういえば、最近のテレビなどで「視聴者撮影」なんていう映像が流れることが多くなりましたが、そういう時も多くの人はスマホを縦に構えて撮っているからでしょう。テレビだとなんとなく落ち着かない映像になっていますよね。

こういう韓国文学もあるのよね

本日は午後から神保町のブックハウスカフェで、『モンスーン』の刊行記念トークイベントでした。

なんと、著者が韓国から来日され、翻訳家の金原瑞人さんとのトークという贅沢なものでした。

聴衆の8割は女性で、韓国の方や韓国語に堪能な方も大勢いらっしゃるような雰囲気でしたが、通訳の方の滑らかな翻訳で言葉のギャップを感じさせないひとときでした。

さて金原さん曰く、以前から韓国文学は読んでいて、衝撃を受けた作品はいくつかあるけれど、その一人が今日の主役、ピョン・ヘヨンさんだったそうです。あたしも今回の『モンスーン』を読んで、こういう作家もいたのかと感じ入った次第です。

今日のトークで金原さんも何度となく話題にしていた『アオイガーデン』が火なりすごい作品らしく、未読のあたしとしては今後の読書の楽しみが一つ増えたと言えます。

金原さんも指摘していたように、『モンスーン』では男性目線と言いますか、男性が主人公の作品がほとんどで、どうして女性作家なのに女性を主人公にしないのかという点はあたしも気になっていたところです。それに対する回答は、女性を主人公にすると、自分自身との距離感の取り方が難しくなってしまい作品も変わってしまうから、とのことでした。

はあ、そういうことか、となると、主人公との距離感がうまく取れるようになったときには、女性を主人公にした、一読するとほのぼのとしつつも日常に潜む恐怖をテーマにした作品がそのうち生まれるのかもしれないと思うと楽しみでもあります。

また著者がアメリカに招かれたときの話も話題になりましたが、ちょうどアメリカで『ホール』の英語版が出版されたタイミングだったそうで、話題は『ホール』に関することが主となったようです。ただ、ピョン・ヘヨンさん曰く、日本は既に韓国の文学作品の翻訳出版の土壌ができていて、つい最近刊行された作品がすぐに日本で翻訳されているのでタイムラグが少なく、また韓国で行なうイベントと聴衆の反応も似ているとのことでした。欧米ですと、まだまだ遠い国から来た人、という印象なのでしょうか?

さて、あたしなりの感想を述べますと、このところの韓国文学の日本での受容は、「韓国文学=フェミニズム」といった印象が強くなっていると思います。確かに、フェミニズム文学が韓国文学の特色の一つではありますが、そうではない韓国文学も実は日本でも数多く刊行されていて、ピョン・ヘヨンさんの作品はそんなものの一つだと思います。

女声の辛さ、生きづらさを描くフェミニズム文学も、それはそれで面白いですし考えさせるところが大いにあるのですが、それだけが韓国文学だと思われてしまうのは残念ですし、「フェミニズムはちょっと……」と拒否反応、拒絶反応を起こしがちな方に、こんな作品、作家がいるのですよと大いに薦めたくなりました。

そして、翻訳者の姜信子さん曰く、今日のイベントの前にヘヨンさんがマスコミの取材を受けたそうですが、そこで「こんなご時世だからこそ文学が両国の橋渡しにならないと」という趣旨の発言をされたと紹介してくれました。出版社も書店も、このところ店頭で韓国文学フェアを催しているところが目に付きますが、やはりその目的は、こういった作品を通じてお互いの国のことを理解し合うきっかけになればと思えばこそです。

そういう意味で『モンスーン』は、別に舞台が日本でも、登場人物が日本人でも違和感なく成立するような作品ばかりですし、特にうだつの上がらないサラリーマンに読んでもらえれば、ちょっと哀しくなって落ち込んでしまうかもしれませんが、それくらい共感できる作品です。今日の聴衆の比率とは逆に、大いに日本人男性に読んでもらいたいと思います。

ちなみに、明日の晩も、こんどは青山ブックセンターで詩人の蜂飼耳さんとのトークイベントが予定されています。

書店としての大学生協の可能性

先週の金曜日は大学生協事業連合のセミナーと懇親会がありましたんで、出かけてきました。

大学生協は、大学内にある店舗で、文具や書籍の販売、食堂、旅行の手配など幅広く展開していますが、ひとまず出版社勤務のあたしにとって関心があるのは書店部門です。

一般に町の書店は、規模の大小はありますが、大人から子供までいろいろなお客さんがやって来ます。立地によってサラリーマンが多いとか、中高生がよく来るとか、若い夫婦や子供が多いなど、大まかな傾向はありますが、間口はとても広いです。

それに比べると大学生協の場合、お客として想定されるのは大学生と大学教員です。否、想定どころか、原則としてその人たちしか来ないと言っても過言ではありません。大学生と大学教員に絞れるわけですから、品揃えも町の書店と比べると簡単なのではないかと思うのは素人考えなのでしょうか?

いずれにせよ、あたしの勤務先が出しているような専門書、値段の張る本はなかなか町の書店では厳しいのですが、大学生協であれば大学院生や教員、あるいは大学図書館が購入してくれる可能性が非常に高いと思うのですが……

「そら活」に便乗して……

今回の関西ツアーでは、金曜日の午前中に兵庫県にある武庫川女子大学を訪問し、噂に高き図書館を見学いたしました。図書館に関しては、既に多くの方が感想を述べていますので、あたしが付け加えることなどありません。とにかく利用者(特に学生)ファーストの施設や設備が素晴らしかったです。

そんな同図書館でこんな企画展示が行なわれていました。「そら活」です。

どんな企画かと言いますと、アポロの月面着陸成功から今年で50周年、着陸したのが50年前の7月20日ということで、月や宇宙、星、空に関わる書籍を集めた企画展でした。

このアイデアは書店でも使えるなあ、と思いながら展示を眺めていたのですが、悲しいことにあたしの勤務先の書籍は一冊も並んでいませんでした。そこで、この場を借りまして、少々ご紹介させていただければと思います。

まずは『月 人との豊かなかかわりの歴史』です。一番企画趣旨に合っている一冊ではないでしょうか?

月以外、星や宇宙、空に関する書籍を挙げていきますと、『星のなまえ』『星の文化史事典』『あの星はなにに見える?』『隕石 迷信と驚嘆から宇宙化学へ』といったものがございます。

この機会に、空を見上げるフェアなんて如何でしょうか?