再上演、二つめ! そして映画化

少し前に、乃木坂46の生田絵梨花が舞台「キレイ」のヒロインを演じるということを、このダイアリーに書きました。

上演は今年の12月で、場所は渋谷のシアターコクーンです。この作品の書籍版『キレイ 神様と待ち合わせした女』は、あたしの勤務先から刊行されています。再演を機に、また売れるのではないかと思いますが、乃木坂46ファンのあたしとしては、いくちゃんの写真を帯に使いたいところですが、無理ですかね?

 

と、そんな再演情報に続いてもう一つ、こんどは乃木坂46の卒業生、能條愛未が舞台「グッドバイ」に出演するそうです。こちらは来年1月から再演ですが、東京以外に全国数か所でも上演されるようです。そして、この舞台の書籍版『グッドバイ』も、あたしの勤務先から刊行されているものです。

なお、この「グッドバイ」は映画化もされたそうで、大泉洋と恋池栄子のW主演だそうです。さすがに映画には、乃木坂46メンバーは出ていませんね。

きちんとした評伝を読みたい方にはこちら!

以前『帰ってきたヒトラー()』という小説がヒットし、映画にもなりました。

内容は(あたし、小説は未読、映画も未見)、現代にヒトラーがタイムスリップして現われ、いろいろと周囲を騒動に巻き込んでしまう、というものだったと思います。アイデアと言いますか、着想としては取り立てて奇抜なものではなく、古今東西の映画で使い古されたものだと思いますが、これだけ話題になりヒットしたのは、ヒトラーを主人公にしたという点もそうですが、やはり作品として優れていたのでしょう。

それに味を占めたのか、こんどはムッソリーニだそうです。

映画「帰ってきたムッソリーニ」が公開だそうです。

見事にパクった邦題ですね。原題もそうなのでしょうか? こちらの内容も現代にムッソリーニが現われて騒動を巻き起こすという、ヒトラーと同じようなストーリーのようです。まさしく二番煎じです。レーニンやスターリン、チャーチルでもこういった設定の映画ってあったでしょうかね? 「毛沢東が現代中国に現われて……」という映画なら作られそうな気がしますけど。

それはともかく、ムッソリーニって名前だけは聞くけど、日本ではヒトラーほど知られているわけではないですよね?

ということで、ムッソリーについて知りたい方にはこちらをお薦めいたします。

 

少しボリューミーですが、本格的なムッソリーニの評伝です。この機会に如何でしょうか?

8%か、10%か? その差は大きい?

金子兜太戦後俳句日記 第二巻』の見本出しが本日です。全3巻を半年に一巻ずつ刊行の予定でしたが、第二巻は一か月ほど遅れてしまいました。

その結果、なんと消費税アップぎりぎりの刊行となってしまいました。配本予定が27日ですので、都内の大型店ですと28日には店頭に並ぶと思いますが、東京から遠い地方のお店ですと30日に並ぶのかどうか微妙なところです。

30日に買えないと、消費税が10%に上がってしまいます。本体価格9200円の書籍ですから、8%ですと辛うじて一万円札でおつりが来ますが、10%になると一万円を超えてしまいます。

こういった本を買う人ならこれくらいの差は気にしないのか、あるいは大いに気になるのか。どうなのでしょうかね?

併売と言うよりもペア販売?

本日見本出しの新刊『エリ・ヴィーゼルの教室から』は週明けの配本になります。来週半ばには店頭に並び始めることと思います。

 

タイトルを見れば一目瞭然ですが、是非ともみすず書房の『』と一緒に並べていただきますよう、よろしくお願いします。

「一緒に並べて」と言えば、既に並んでいるかと思いますが、作品社の新刊『戦下の淡き光』があれば、こちらも忘れないでください。

 

こちらは同じ著者の『ビリー・ザ・キッド全仕事』がございます。

テレワーク

月曜日の台風。

千葉をはじめ、いまだ日常が戻っていない地域も多いようで、死者も出ていると聞くと何とも言えない気分になります。

そんな月曜日、既にこのダイアリーにも書きましたが、中央線がなかなか動かなかったので、あたしは結局会社を休むことにしました。自宅でそれを決断したとき脳裏に「テレワーク」という言葉が浮かびました。

あたしの勤務先はテレワークを導入しているとか、推奨しているとか、そういったことはないのですが、編集部の場合、必ずしも会社の机に座っていることだけが仕事ではなく、一日中著訳者のところで作業をしたり、図書館で調べものをしていたり、テレワークとは違いますが、そういった勤務形態もあります。

営業部も、会社の机に座って行なう仕事だってありますが、基本は書店回りだと思うので、そうなると自宅をオフィスにするというテレワークは無理ですよね。実際に本屋に足を運び、書店の人と顔を合わせ、注文を取るだけでなくさまざまな情報交換をするのも大切な営業の仕事です。果たしてそれが電話一本で代替が効くものなのでしょうか?

昨今は、POSデータが充実してきましたので、どの書店で売れているかがほぼ正確にわかります。そうなると、売れているお店に対して電話やファクスで注文を取るという営業スタイルも考えられます。都内近郊ならともかく、地方の書店には足を運ぶこともままならないので、これは有効な手段だと思いますが、それだけで十分なのでしょうか?

一日中デスクに座ってPOSデータをチェックし、ここと思った書店に電話をかけたりファクスを送ったりして追加補充を受注する、入社以来一度も(営業の仕事としては)書店店頭に足を運んだこともない、という出版社の営業部員も今の時代だといるのかも知れませんね?

いよいよ今週末からです

今週末から映画「人間失格」が公開になります。

この作品、タイトルからもわかると思いますが、太宰治の物語です。太宰治と三人の女性の愛憎劇のようです。ただし、この映画自体に原作本はないようで、もし書店店頭で映画関連のフェアをやるのであれば、あたしの勤務先から出ている『三つの空白 太宰治の誕生』も是非加えていただきたい一冊です。

本書は「数ある先行書籍があまり指摘してこなかったこの「空白期」にスポットを当て、そこから新たな作家像を探ろうという意欲的な試み」で、タイトルにもあるように太宰治には空白期が三回あるそうなのです。そして、

第三の空白は昭和10年鎮痛剤中毒に陥って苦闘生活が続き、井伏鱒二の紹介で石原美知子と結婚するまでの時期。この三つ目の空白を経て、結婚を機に生活を建て直し、「富嶽百景」に始まる明るい佳品が生まれる

のだそうです。ここにある「石原美知子」は映画の中では宮沢りえ演じる「津島美知子」で、もちろん映画のメインキャストの一人です。映画を見てから本書を読むか、本書を読んでから映画を見るか、いずれにせよ相乗効果が期待できるでしょう。

違いのわかる男、かつてそんなCMがありましたね

本日が見本出しで、配本が12日ですから、店頭に並ぶのは来週末になると思いますが、何の話かと言いますと、新刊『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある![改訂新版]』のことです。

これまでの「改訂版」と並べてみましたが、その違い、おわかりになりますか?

こうして並べると一目瞭然ですが、それぞれだけを見たら同じように感じるかもしれませんね。長年愛されてきたベストセラーの改訂ですから、あまり大きく変えてしまうのもよくないし、かといって変わらなすぎるのもよくないし、そのあたりの微妙なバランスが難しいところです。

今回、中味もチョコチョコいじっていますが、最大の特徴は音源がCDだけでなく、スマホのアプリにも対応したという点です。これでCDプレーヤーをお持ちでない方にも活用していただけると思います。

いつの頃だったか……

突然飛び込んできた池内紀さんの訃報。あたしの勤務先でも、カフカの翻訳などたいへんお世話になっていました。

あたしがまず思い出すのは最初の画像です。

啓文堂書店吉祥寺店で行なわれた池内さんのサイン会です。たぶん、あたしの勤務先のカフカの翻訳が刊行されたタイミングで行なわれたものだったと思います。当時の同店は駅直結のユザワヤビルの地下にあり、なかなかの広さを誇ると同時に駅から濡れずに行ける書店として、全国の書店の中でも上位に位置する本屋でした。

そして同店のサイン会では、特に著訳者の先生が断わらなければ、記念にお客さんと一緒のポラロイド写真を撮ってくれるというサービスがあり、あたしも撮っていただいたのが画像に写っているものです。今の時代ならお客さん持参のスマホでパチリなのでしょうが、当時はそんなもの普及していませんでした。

そして、あたしはその時に講談社現代新書の『ニッポン発見記』を購入し、母親の名前でサインをしていただきました。池内さんはサインだけでなく、ご覧のような可愛らしいイラスト一緒に描いてくださるので、サイン会も意外と時間がかかりましたが、お客さんはとても喜んでくれたのを覚えています。

ご自身で色鉛筆を持参され、いくつかあるイラストを提示して、お客さんに「どれを描きましょうか?」と聞いて、お客さんが選んだものを扉や見返しなどに描いてくれました。とても優しかった表情と物腰を覚えています。

その数年後、リブロ吉祥寺店で行なわれた、西江雅之さんとのトークイベントにも出かけました。お二人の軽妙な掛け合い、なおかつ非常に高度な内容のトークに打たれたが昨日のことのようですが、たぶん10年以上前のことだと思います。

ちょうど一週間後です

9.11同時多発テロって、ついこの前のような印象がありますが、2001年に起きた事件だったんですね。もう18年になるのですか。

ということで、9月11日を前に『倒壊する巨塔(上) アルカイダと「9・11」への道』『倒壊する巨塔(下) アルカイダと「9・11」への道』のご案内です。書店の皆さま、もし在庫お持ちであれば、この一週間くらいは面陳にしていただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

新刊揃い踏み

新刊の『定本 現代イギリス経済学の群像 正統から異端へ』は本日が配本日です。

本書はもともと岩波書店から1989年に刊行されたものですが、現在品切れになっていまして、このたび、あたしの勤務先から復活した次第です。著者は根井雅弘さんです。

そんな根井雅弘さんの新刊がNHK出版からも刊行されています。

NHKブックスの『資本主義はいかに衰退するのか ミーゼス、ハイエク、そしてシュンペーター (NHK BOOKS)』です。単行本と新書ですので、書店店頭では並ぶ場所が全く異なるのでしょうが、同じ著者で、なおかつテーマ敵にも通じるので、ぜひ一緒に並べていただけると嬉しいです。

ところで、NHKブックスのタイトルを見ていて思い出したのが、こちらです。

講談社現代新書の『資本主義に出口はあるか』です。なんとなくタイトルが似ていると思いませんか?

それにしても、これらに限らず、このところ資本主義をテーマにした本がずいぶんと目立ちます。それも資本主義が行き詰まっている、このままではマズい、といった論調の本が多いような気がします。

そういう時代の節目なのでしょうか?