やはりアニメの実写化というのは難しいものですね

こんどアイドルグループ、けやき坂46のメンバーが出演して「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」が舞台化されるそうです。

あたしは、そもそも原作であるところの「マギアレコード」というものを全く知らず、確かお茶の水駅の構内広告に大きく「マギアレコード」と出ていたのを少し前に見て、これがアニメなのか映画なのかゲームなのかもわからず、「よくある美少女系の何かだろう」くらいに思って眺めていました。

そんな広告を見てからしばらくすると、けやき坂46の舞台化というニュースが飛び込んできたので、「ああ、あの看板広告で見たあれか」と思い出したところでした。

で、「マギアレコード」なのですが、そもそもタイトルに「外伝」って付いているように、いろいろな派生作品などもあるようで、どれがメインストーリーなのか、主役は誰なのか、そういったことすら今もってまるで理解できておりません。いや、理解しようとも思ってもいないわけですが……(爆)

で、左の写真が登場人物の一人、鹿目まどかを演じる、けやき坂46の丹生明里です。ピンク色の髪の毛なんて現実には存在しませんが、そもそもがアニメのキャラなので致し方ありません。そこに違和感を感じたりしたら、もう見ていられなくなるでしょう。

続いての写真は、TBSのアナウンサー、宇垣美里番組のロケで扮したもの。同じようなコスチュームと思いきや、こちらも「マギアレコード」の鹿目まどかに扮しているそうです。

どちらがカワイイか、どちらがオリジナルの再現度が高いか、といったことを語るべきなのかも知れませんが、上にも書いたように、あたしがオリジナルの作品を知らないので、どっちがよいかという評価は下せません。

しかし、やはりこのピンクの頭髪が気になって仕方ありません。「セラームーン」もそうですが、人間としては極めて不自然な髪の色のキャラクターばかりが登場しますけど、アニメ作品としてはそれほどの違和感なく見られます。それが現実の人間が扮するとなるとこれほどの違和感を感じてしまうとは……

というわけで、「マギアレコード」をググって、実際の、アニメなどでの鹿目まどかとはどんな子なのか調べてみました。

で、ネットでヒットした画像が左です。

うーん、こうしてみると二人ともよく頑張って再現していますね。

なんでしょう、違和感を感じた髪の毛、アニメ版の方がもう少しくすんでいるというか、落ち着いた色合いではないでしょうか? 二人ともかなり明るめのピンクだから違和感が強調されてしまっているのかも知れません。

これ以上比較しても意味があるようには思えませんのでやめておきますが、こういう二次元作品の実写化は、ほぼどんな作品でもファンからは不平不満の声が起きるものです。中には聞くに堪えない罵詈雑言に近いものもあります。

が、そもそもが二次元なのですから、忠実な再現なんてどだい無理な話です。ファンであれば裾野が広がることを喜ぶべきなんではないかと思います。たぶん、原作ファンが怒るのは原作に対する敬意が感じられない場合なんでしょうけど。

ただし、まるっきりの素人の個人は別として、こういう芸能人がやっているのはあくまで仕事なので、悪く言えば「やらされている」わけですから、演じている当人を誹謗中傷するのはいかがなものでしょうか、と思います。