恋愛のゴールは結婚ではない

与党が過半数割れとなり、ようやく選択的夫婦別姓の実現が現実味を帯びてきました。

あたし自身は、どちらかと言えば非常に古臭い、昭和的な思考の持ち主だと思っているので、夫婦別姓と言われても正直なところ他人事と思ってしまいがちです。それでも、今の時代、夫婦別姓でもいいんじゃないの、とは思います、他人のことであれば。

もちろん、夫婦だけの問題ではなく、子供の姓はどうする、という問題や、戸籍とか住民票とか、現状ままでよいのか、といった派生する問題もあると思うので、40年以上の時間がかかっている課題ではありますが、拙速に決着をつけるのはよくないと思います。

そもそも結婚をしていないあたしには、夫婦同姓も別姓も完全に他人事です。自分事になるわけがありません。たぶん、このまま人生を終えると思うので、夫婦別姓問題はあたしには永遠に実感を伴わないものになると思います。

そんなことを思いながら、PHP新書の『日本のふしぎな夫婦同姓』を読みました。その中に、他の本でも読んでいたので耳にしていた「ロマンティックラブ・イデオロギー」というタームが出て来ました。既にこの呪縛は解かれているのか、あるいはまだまだ強固に残っているのか、そのあたりの議論はあたしにはわかりません。

ただ結婚はおろか、恋愛すらしたことのないあたしには、このイデオロギーも他人事です。永遠に自分事にはならないと思います。

パワーアップ?

朝日新聞の声欄にこんな投書が載っていました。

曰く、本の値段が高いとのこと。投書主も理解しているように、出版界も物価高騰のあおりを受け、これまでどおりの価格ではやっていけなくなっているのが実情です。

それでも文庫本は1000円以下で買いたいという気持ちもわかります。出版社の立場をゴリゴリに押せば、安くしたければもっと買ってください、と言いたいところですが、それくらい本が売れなくなっているわけです。

もう何年も前から、電車の中で本を読んでいる人を見かけなくなりましたし、たまに見かけても図書館のシールが貼ってあることが多いです。それくらい本を買う人、読む人が減っているのだなあと日々実感しております。

話は変わって、わが家には隔週でヤクルトレディがヤクルトを配達しに来てくれます。一時期スーパーの棚から消えてしまった、なかなか手に入らないと言われたヤクルト1000も普通に手に入りましたし、毎晩寝るまえに飲んでいました。

そのヤクルト1000ですが、よく見ると今週からデザインが変わりました。どこがどう変わったのかは説明できませんが、変わったことはわかります。以前の容器が残っていないので、見比べることもできません。たぶんネットを検索すれば以前の容器の画像は簡単に見つかるのでしょうけど、まあ、そこまでする必要はないでしょう。

容器が変わったと言うことは、何か成分や効能に変化があったのでしょうか。つまりは、マイナーチェンジしているのでしょうか。効能がパワーアップしているのだと信じたいです。

さて、パワーアップと言えば、コロナの自粛期間に入って早々に購入したわが家のデスクトップPCが、最近どうも動きがぎこちなくなってきました。もう5年になろうとしているので、そろそろ耄碌してきた頃合いでしょう。

そこで思いきって、昨今何かと話題のミニPCを買ってみました。Geekomの製品を買おうと思っていたのですが、Minisforumの製品が安くなっていたので、そちらを衝動的に買ってしまいました。

ミニPCというのは、モニターもキーボードもマウスも付いていない、本体だけのパソコンです。モニターはありますので、キーボードとマウスも余っているのがあったと思うので、ひとまず準備はOKです。ただセットアップにはそれなりに時間がかかると思うので、やはり土日でないと作業はできないでしょう。昨日の月曜日に届いたのですが、週末までは開封せずに置きっ放しでしょう。

さくちゃん@角館

YouTubeの乃木坂配信中で「さくさんぽ 第6弾」が公開・配信されました。今回のさくちゃんは秋田県の角館を散歩しています。

角館と言いますと、あたしの勤務先の100周年の社員旅行で2015年の9月に訪れています。半日ほどの滞在でしたが、あたしも遠藤さくらのように武家屋敷巡りを楽しみました。

さくちゃんは青柳家を見学したようですが、当時のあたしの旅行記を見ると、有料だったのでパスしたと書いてあります。あたしは無料で見学できる武家屋敷だけを回っていたようです。さすが、貧乏人の旅行です。

それにしても、折角の秋田なのですから、さくちゃんは生駒ちゃんや絢音ちゃんに連絡はしたのでしょうか。バナナマンの日村さんにおすすめのグルメを聞いたとは話していましたが、生駒ちゃんも絢音ちゃんも秋田とはいえ角館の出身ではないので聞かなかったのかも知れませんね。

あと角館と言えば、本好きなさくちゃんであれば、新潮社記念文学館にも立ち寄ってもらいたかったですね。さくさんぽ恒例のコロッケ、今回は見つけられなかったのでしょう。

冬支度だけじゃない

わが家のポストは、もう十数年か数十年使っていて、門扉にネジで留めているのですが、雨が強いときはそのネジ穴の隙間から雨が漏ってくるようになりました。そんな状況がここ数年続いています。

なおかつ、あたしがネットショッピングをよくするので、日本郵便やクロネコヤマト、佐川急便から荷物が毎日のように届きます。原則として、わが家は母が自宅にいるので受け取りに問題はないのですが、その母が近所の病院に行ったり、買い物に行ったりしたときに限って配達に来ることが多いのです。

病院だって買い物だって小一時間程度の外出です。ほぼ一日中在宅している人間の、ほんの一瞬の外出を見計らったかのように宅配の荷物が届くなんて、不在通知表を見るたびに申し訳なく思っています。

そこで、今まで使っていたポストをやめて、宅配ボックスを設置しようということにしました。宅配ボックスも大きさとかデザインで値段もピンキリです。ひとまず設置予定の場所のサイズを測って、そこに合うサイズのものを選びました。

高級なものになると、配達されたことがスマホに届くような機能もあるみたいですが、そこまでのものは求めていないので、外に置いておく耐久性さえあればよしとしました。ちなみに一枚目は出来上がった宅配ポストの写真ですが、実は自分で組み立てたものです。説明書どおりにやっていけば、それほど難しいものではありませんでした。

さて、そんな土曜日の午前中、ここ数日の寒さに負けてしまい、とうとうわが家も請求ストーブを物置から出してきました。灯油もまだ少し残っているので、すぐにでも使えますが、まだタンクに灯油を入れてはいません。しかし、これを使うのも時間の問題でしょう。

そもそもここ数日、朝起きるとヒーターのスイッチをオンにしています。ついこのあいだまでクーラーとして使っていたというのに、もうヒーターとして活躍しています。扇風機も仕舞ったのが先週ですので、秋が短くなっているのを実感します。

話は戻って宅配ボックス。家の中で組み立てて、門前に設置したのが三枚目の写真です。表札とドアホンがちょうど隠れない大きさのものを選びましたが、置いてみるまではちょっとヒヤヒヤしていました。

宅配ボックスの左上に見える白いもの、これがこれまで使っていたポストです。蓋などを取り外したのですが、ネジが錆びていて、これ以上は取り外せません(汗)。さてこのまま放置しておけばよいのでしょうか。妹曰く、花でも飾れば、とのことなのでそうしようと思います。

あたしはミルクレープが好きです!

一昨日の話です。

帰りがけに夕飯のおかずを国分寺駅ビルのクイーンズ伊勢丹で買って帰ったと書きましたが、その時にこんなスイーツも買っていました。本当は久しぶりにプリンアラモードのようなスイーツが買いたかったのですが、置いていなかったので在庫品の中から一番食べたいのを選んだのがこちらです。

ミルクレープというと、かつてはコージーコーナーでしばしば買って食べていたのですが、近所にコージーコーナーがないので、実はちょっとした飢餓感を感じていたのです。

セブンイレブンでも時々売っていますが、やはりコージーコーナーの方が美味しいなあと思っていたのですが、クイーン伊勢丹で売っているものなら間違いないだろうと思って買ってみました。

コージーコーナーなどのミルクレープというと、ホールをカットしたもの、たぶん6分の1か、8分の1だと思いますが、こちらの商品は細長いタイプのミルクレープです。

さすがに一度で食べきることはできませんので、二日に分けて母と食べました。和菓子が好きな母ですが、こういう洋菓子も決して嫌いではありません。たまには洋菓子もよいのではないのでしょうか。

そして商品名どおり「しあわせ」な気持ちになれました。ちなみに国分寺駅にはコージーコーナーはないのですが、駅ビルにはタカノを始めいくつかスイーツショップが入っていますし、北口広場には不二家もあります。タカノや不二家でも時々スイーツを買って帰ります。

もしトラでも確トラでもなく……

先の衆院選で、日本の国民は与党の過半数割れという選択をしました。あまりにも国民感情と懸け離れた自民党の体質は、国民からNOを突き付けられても致し方ないものですが、そもそもの原因は、その前の選挙で国民が自民党にあれだけの議席を与えてしまったことにあるわけです。

国民もようやく反省し、揺り戻しを起こしたというのでしょうか。与野党が協力しないと何も決まらない、決めることができない現在の国会はこれからが真価の問われるべき時でしょう。しっかりと熟議を重ね、党利党略ではなく本当に国民のことを考えた政策を決めることができるのか。

さてさて、そんな日本を尻目にアメリカ合衆国ではトランプ前大統領が四年のインターバルを経て再び大統領に選ばれました。獲得票数もハリス副大統領をかなり上回り、大接戦という事前の予想を裏切り結果となりました。上院選挙でも共和党が多数を握り、トランプはこれからの四年間、好き放題できるのではないでしょうか。

これがアメリカ国民の選択の結果ですね。自民党にあれだけの議席を与えた日本国民も情けないと思いましたが、今回のアメリカ国民の選択も、本当にこれがアメリカ国民の選択なのかと、自分の耳目を疑ってしまいました。

書店では、ハリスかトランプかとわからないので、現在のアメリカを分析するようなフェアが目に付きました。慶應義塾大学出版会も写真のようなリーフレットを使ってフェアを展開していました。あたしの勤務先も、これから『ぶち壊し屋(上・下)』が売れ始めるのではないかと期待しております。

トリュフ香る……

今日は帰りがけに駅ビルのクイーンズ伊勢丹で夕食のおかずを買ってきました。朝から母と約束していたので、あたしが買い物をしてきたというわけです。

夕飯のおかずを買った後、ふと店内の商品を眺めていたら、こんなパスタを見つけました。夕飯は既に選んでしまいましたので、これは母の明日の昼食に買ってあげようと考えました。

選んだのは「トリュフ香るきのこクリームパスタ」です。きのこのパスタは母も大好きだとわかっていますが、そこに「トリュフ香る」という冠がついているところがミソです。

レンジでチンしたら、果たしてどれくらいトリュフが香るのでしょうか。ただ、そもそもわが母はトリュフの味や香りを知っているのでしょうか。知らなかったら、トリュフが香る意味がないですね。

JRとちり紙

JRの駅のトイレと言えば、かつては汚いトイレの代名詞のように言われていました。それが最近はずいぶんときれいになりましたね。利用者にとっては嬉しい限りです。

さらに嬉しいことに、便座がウォシュレットのトイレも増えています。少なくとも、和式のトイレを見かけることが本当に少なくなりました。

ところで、あたしが学生のころ、と言っても大学生から社会人になったくらいの時期だと思いますが、そのころのJRの駅のトイレはトイレットペーパーが個室には設置されていなかったのです。子供のころのトイレにはちゃんとトイレットペーパーが備えてありましたが、ある時期からなくなってしまったのです。

あたしのおぼろげな記憶では、トイレットペーパーを盗んだり、便器に突っ込んだりといういたずらが絶えなかったため、業を煮やしたJRがトイレットペーパーをすべて撤去してしまったという経緯だったと思います。そのため、トイレの入り口にポケットティッシュの自動販売機が設置されたのですが、急いでいるときに買うのを忘れてしまう人も多かったのではないでしょうか。

そのころは、あたしもカバンにポケットティッシュをいくつも持ち歩いていたものです。ところが最近のトイレ、気付くとトイレットペーパーが復活しています。何年前から復活したのか正確には覚えていません。たぶんネットで調べれば、撤去された時期やその理由、復活した時期もわかるのではないかと思いますが、そこまでしなくてもよいでしょう。

あと、これって全国のJRで同じだったのでしょう。それともあたしが利用しているJR東日本だけの現象だったのでしょうか。

歩道橋と言うけれど……

昨日からYouTubeで「週刊乃木坂ニュース」が始まりました。これから毎週月曜日の19時から20分ほどの番組が生で配信されるようになるそうです。MCはラジオの冠番組「乃木坂46のの」と同じく五期生の菅原咲月が担当するようで、将来のキャプレン候補として、運営に期待されているのかなあ、と思われます。

そして「週刊乃木坂ニュース」とは言うものの、未発表のニュースは特になく、既に公式サイトで発表されているようなものばかりでした。まあ、公式サイトなどはファンでないとチェックしないでしょうから、ライトファンやそこまで乃木坂46に興味を持っていない人たちにYouTubeで情報を流すというのはよいことかも知れません。

どうせなら、37枚目シングルの発売日とかタイトルなどを、このニュースで発表してもよかったのではないでしょうか。さすがにメンバーに選抜メンバー発表をやらせるのは酷でしょうから、そういうときは運営側の人をゲストに招いて発表してもらう、というやり方も今後はアリではないでしょうか。

ところで話はガラリと変わって、母が青汁を買ってくれました。別に欲しがったわけではありませんし、飲みたいと言ったわけでもありません。ただ、ここ数年来、お腹の調子がずっと悪いので、胃腸を整えるという意味で青汁を飲んでみろ、と試しに買ってみたそうです。お試しの期間が終わって効果が見られなければ、継続して買うのはやめる予定です。

ちなみに、特に飲みにくいわけでもなく、薄めの抹茶みたいです。もう少し味がはっきりと感じられてもよいのではないかと思います。なんか中途半端に飲みやすくしたみたいに感じられます。

そして話は乃木坂46に戻ります。次のシングルのタイトルが「歩道橋」だから台湾の小説『歩道橋の魔術師』を思い出したと書きましたが、この小説の歩道橋は、読んでいただけるとわかるのですが、歩道橋と言うよりもペデストリアンデッキと呼んだ方がよい感じです。もちろんペデストリアンデッキという言葉から感じられる駅前のオシャレなイメージとはほど遠いです。

そして小説のキーマンとなる「魔術師」というのも、むしろ「手品師」「大道芸人」と呼んだ方がよい人物です。もちろん謎めいているので、手品師よりも魔術師とした方が作品世界の雰囲気をよく表わしていると思いますが。果たして、乃木坂46の新曲はどんな作品になるのでしょう。