そのうち食卓に上るはず!

我が家の家庭菜園で、母が野菜を育てています。

写真は、ようやくそれらしい姿になってきたキュウリです。

少し前に、あたしが住んでいる小平市の農協で、野菜の苗の販売会が行なわれ、そこで母がキュウリとナスの苗を買ってきて、庭のプランターでせっせと丹精こめて育てているのです。

ナスはまだちょっとお見せできるような状態まで育っていないのですが、キュウリの方は二つ、三つ、キュウリらしくなってきたのがありますので、ここでお披露目したいと思います。

いかがでしょうか?

それにしても、農家の子や近所に畑があれば、葉っぱを見ただけで何の野菜なのかわかるのかも知れませんが、あたしのように東京生まれ東京育ちですと、畑を見ただけではなかなか植わっている野菜の種類まではわかりません。スーパーなどでは茎も葉っぱもなく、食べる部分しか並んでいませんからね。

なので、こうして家で苗から育てると、葉っぱはこんな形だったのか、こんな色の花が咲くのか、こういう風に実を付けるのか、などなど新鮮な驚きがいっぱいです。

さて、このキュウリ、あと数本は収穫できそうな感じですが、いつごろ食卓に上るのでしょう? やはり、サッと水で洗って丸かじりが一番美味しいのでしょうか?

オリビア・ニュートンジョンを聴いて岩波文庫を買う

タイトルは「風が吹けば桶屋が儲かる」を思わせるものになっていますが、違います。

あたしの青春真っ只中は洋楽が非常に流行っていました。

で、この連休中の巣ごもり中に、どういう経緯だったのかは覚えていませんが、なんとなく懐かしくなって当時の洋楽をネットを漁って聴いていました。そんな一曲がこちら、オリビア・ニュートンジョンの「XANADU」です。

懐かしいなあと思って聴いていたのですが、ふと「このXANADUってどういう意味だ?」と思ったので調べてみました。

すると、フビライ・ハーンが作った都の名前なんだそうです。中国史好きとしては盲点でした。そんな言葉だったとは……

そして、この「XANADU(ザナドゥ)」という単語ですが、イギリスの詩人・コウルリッジの『クーブラ・カーン』に出てくるものだそうで、この幻想詩がきっかけとなって、ザナドゥのイメージがヨーロッパ人の間に広まったのだとか。

となると、その『クーブラ・カーン』という作品を読んでみてみたくなるではないですか! 調べてみたところ、何ともお手軽なことに岩波文庫に『対訳 コウルリッジ詩集』という一冊があり、その中にお目当ての『クーブラ・カーン』が収録されていたのです。

なので、買ってしまいました。『クーブラ・カーン』という作品自体はそれほど長いものではなく、あっという間に読めてしまいますが、これがその後、それほど大きな影響を及ぼすことになるとは!

こじつけです

あたしは坂道ヲタです。

なので、先日放送が始まったドラマ「声春っ!」も楽しく見ています。

そのドラマの中で、竹中直人演じる人気漫画家の名前(もちろんペンネームでしょう)が「金閣寺炎上」と言います。まだ主人公たちとの絡みはありませんが、いかにも竹中直人らしい役名です。

ところで、出版業界にいる時になる番組にNHKの「100分de名著」があります。

毎月一つの作品を取り上げてくれるのですが、今月がなんと三島由紀夫の『金閣寺』なのです。

果たして、これは単なる偶然なのか、どこかで何かしらの意図が働いているのか、あたしは非常に気になっています。

季節外れなことを書きますが……

どうしてなのか理由は自分でもわかりませんが、「津軽海峡冬景色」が頭の中で流れました。若い方だと知らない人もいるかと思いますが、一定年齢以上の日本人であれば誰もが知っている名曲です。

その歌詞に

ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす

というのがあります。小さい頃から地理が好きで、地図を眺めるのが好きだったあたしは、この歌を知ったころ地図で青森、津軽海峡、そして竜飛岬を調べてみました。そして気づいたのです。

確かに、竜飛岬は北の突端にあり、「北のはずれ」と言ってもよいかも知れません。しかし、当時のあたしは、「いや、待てよ、下北半島の方がもっと北にあるじゃない、北のはずれだったらそっちの方じゃないの?」と思っていました。

いまでしたら、マグロで有名な大間が本州の北のはずれ、という感じになるのでしょうか? 当時はまだ大間は世間には知られていませんでしたね。

さて明日からは……

ゴールデンウィークって今日までなのでしょうか? 明日と明後日も休暇を取っている、あるいは会社自体を休業にしている企業もあるのではないかと思います。そうなるとゴールデンウィークは9日までですかね?

あたしの勤務先はカレンダーどおりなので、明日と明後日は仕事です。在宅勤務も推奨されていますのですが、休み明けなのでほとんど全員が出社になるのではないでしょうか? 休みが続くとそうなりがちですよね。

あたしは、行ってやらないといけない仕事があるので出勤しますが、金曜は在宅にしようと考えています。来週もどうしましょうかね? やはり出勤しないとできない業務っていうのがありますから、全部を在宅勤務にするわけにはいきません。しかし、感染力が強く重症化しやすいと言われる変異ウイルスが増えてきているようなので、できることなら在宅を増やしたいところです。

いっそのこと、勤務先が「出社できるのは四名まで」といった基準を出してくれるとありがたいのですが、国や都から強い指示が出ないと率先して動こうとしないのが日本の企業の体質ですから、そんなことを期待するだけ野暮というものでしょう。

今日はみどりの日

今日はみどりの日、というのは先月の昭和の日と同じくらい馴染みがないです。

あたしくらいの世代にとっては、5月4日というのは3日と5日に挟まれて、カレンダーの巡り合わせて休みだったり、そうでなかったりする日です。振替休日もありますから、印象としては5月4日も休みになっていたことが多い気もしますが、そうでなくとも前後にたくさん休みがあるので4日が休みかどうかなんて、それほど気にしていませんでした。

4月29日がみどりの日になったのは、なんとかゴールデンウィークが短くならないようにするための、なかなかよい思いつきだったと思いますが、なんでこれが昭和の日になってしまったのでしょう? なんとなく戦前を賛美するような勢力の邪な思いが見え隠れしますね。

同じころ、5月4日のためだけの法律ができたと記憶しています。つまり祝日と祝日に挟まれた一日は祝日とする、というもので、カレンダーを見回しても5月3日と5月5日に挟まれた5月4日のための法律だということは明々白々でしたね。

たぶん、この頃からもっと休んで、そしてお金を使いましょう的な風潮が蔓延し始めたのではないかと思います。しかし、給料が上がらないサラリーマンにとっては休みが長くなったって旅行やレジャーに廻すお金が増えるわけはありませんし、ゴールデンウィークのような、通常よりも料金設定が高くなる時に旅行なんてなおさら無理な話です。

そんな愚痴はともかく、今の時季の爽やかな晴天は貴重です。もうじきにジメジメとした梅雨、そして日本の夏がやって来るわけですから。目に青葉、山ホトトギス、初がつお、でしたっけ?

ようやく……

あたしの住んでいる東京都小平市でも、ようやくコロナウイルスのワクチン接種が始まるようです。

市報やウェブサイトによると、今月10日から75歳以上の高齢者向けに接種クーポンが発送されるそうです。うちの母は先月78歳になりましたので、これに該当します。ですから、問題なければ11日か12日には母宛のクーポンがわが家に届くでしょう。

さらに、実際の接種の予約ですが、これは17日以降になるそうです。うちの母はパソコンやスマホなどほぼできない人なので、あたしがやってあげるか、繋がらない電話を一日中かけ続けるかのどちらになると思います。パソコンでの予約もサーバーがダウンしないとよいのですが、どうなのでしょうね?

母は、特にワクチンに対する疑問とか不安などを持っているわけでもなく、打てるのであればさっさと打ってもらいたいと考えているようです。日本人一般の常として血圧が高めで薬を日常的に服用していますが、それ以外にこれといった持病もなければ、至って健康なので副作用については取り立てて気にしていないようです。

ところで、政府が高齢者は7月末までに終わらせると言っているようですが、75歳以上がようやく始まるというのに、そんなスケジュールで進むのでしょうか? 小平の場合、65歳から74歳までの人へのクーポン券発送は5月31日からだそうです。市内の高齢者が何人なのか知りませんが、7月末までに全部終わるのでしょうか?

64歳以下については、今のところ何のアナウンスもないようですが、あたしはいつになるのかしら?

番線印

この数年、御朱印集めが流行しているみたいですね。

実は、あたしも高校生のころにハマっていたのですが、社会人になってからはとんとご無沙汰しております。そうこうしているうちに世間で御朱印が流行りだしたので、ちょっと冷めてしまいました。天の邪鬼なんです。

寺社の朱印は昔からあるものですが、あたしが集めていた数十年前、既にすべてがハンコで構成された朱印もあって、興醒めした思い出があります。昨今は御朱印集めがブームになっているので、参観するとまず御朱印を頼んで、境内をひとまわりして帰り際に出来上がっている朱印をもらう、というスタイルが一般的になっているのでしょうか? あたしが集めていたころは、朱印を集めている人もまだ多くなく、その場で書いてくれたものでした。

そんな御朱印も最近はどんどん他の分野にも広がって、お城の印、城印というのでしょうか、そういうものも収集の対象になっているそうです。そもそもお城に印なんてなかったのに、折からのお城ブームに乗っかって、それに御朱印集めを組み合わせて、誰かが思いついたのでしょう。商魂逞しいものです。

そうしたところ、こんどは「護守印」なるものを知りました。海上自衛隊が艦船ごとに朱印を作ったみたいです。戦車とか艦船にもミリタリーファンが昔から根強くいますし、最近はゲームでしたっけ、艦船などを擬人化したものが流行っていたと思います。そんな風潮に乗っかったのでしょう。これも流行るのでしょうか?

というわけで、あたしもちょっと思いついたのですが、書店の「番線印」集めってどうでしょう? たぶん一般の方は「番線印」と聞いても何のことかわからないと思います。本屋さんが出版社に注文を出す時に、自分の書店を表わす住所というか記号のようなもので、どの書店にも必ず一つはあるものです。「番線印」と言うくらいですからもちろんハンコ、スタンプ状のもので、あたしたち出版社の営業が書店に行って注文をもらった時には注文書にその番線印を捺してもらうのです。

この番線印を一般の人が集めたらどうでしょう? そのお店で何か一冊買ったら番線印を捺してもらうというシステムです。都会の大型書店から離島の小さな書店まで、見てくれにそれほど個性はないかも知れませんが、いろいろな書店の名前が書いてあって、それなりに興味深いと思います。

紀伊國屋書店の国内全店の番線印を制覇するとか、何かスタンプラリーっぽい企画を絡めたら、それなりに集めようと思う人が出てくるのではないかと思うのですが、どうでしょう?

4月後半のご案内まとめ

4月の後半に書店に送付した注文書を、ここでまとめてご案内します。

  

まずは相変わらず売り上げ好調な『中国・アメリカ 謎SF』です。『週刊文春』で朝井リョウさんが紹介してくださいました。売り上げが再び加速しそうです。

続いては、この時期恒例でもあります、検定対策本の紹介です。昨年はコロナのために中止となった語学検定試験が多かったようですが、今年の春季試験は今のところ予定どおり実施されるみたいです。まあ、政府がオリンピックをやろうとしているわけですから、語学試験くらい実施するのは何の問題もありませんよね。

そして春はやはり語学書ですので、語学書の売れ行き良好書と重版のご案内です。これらの書目が棚から無くなっているようであれば、この機会にぜひ補充をお願いします。ベストテンの銘柄は棚に一冊とは言わず、面陳や平積みをお願いします。

  

続きましては、時事に絡めてのご案内。アメリカがアフガニスタンからの撤退を発表したのを受け、『シークレット・ウォーズ(上)』『シークレット・ウォーズ(下)』を案内してみました。アメリカにとってアフガン戦争とは何であったのか、改めて考えみるための必読書です。

そして、なんと四刷になった『脱成長』です。このタイミングでNHK出版から『なぜ、脱成長なのか』が刊行になり、SDGsとは異なるもう一つの流れ、脱成長が注文を浴びています。今一度、棚の在庫をご確認ください。

最後は、新刊『踊る熊たち』です。書評が続きましたので、改めてご案内しました。突然拘束を解かれて自由になった熊たちと共産主義の桎梏を脱して自由を手に入れた人々、そんなまるで異なる両者がパラレルに語られるノンフィクションです。自由とは何なのか、改めて考えさせる一冊です。