今日の配本(24/04/16)

1日5題文法ドリル つぶやきのドイツ語[増補新版]

筒井友弥 著

「先生! なんか単純で、ドイツ語の文法が全部わかるような問題集ないですか?」こんな学生の声から生まれた愉快なドイツ語問題集。ふと頭に浮かぶこと、目に映る景色や状況を、できる限り即興でドイツ語にするとどうなるか。キャンパスやカフェ、電車のなかや路上など、場所はどこでも構わない。大切なのは日々ドイツ語で考え続けること。ひとつのテーマは5日間で完成。天使のヒントや文法のおさらい付き。コンマの位置など、魅力的な設問をさらに増補。全54課。巻末付録作文あり。

そろそろ冷たいスイーツが食べたい季節?

初夏の陽気です、東京は。家の中は多少ヒンヤリしていますが、外は汗ばむ陽気です。ちょっと散歩をするだけでも汗が噴き出しそうです。もちろん、あたしは家に籠もっていますが。

そして、暑くなってくると食べたくなるのが冷たいものです。この数年、お腹の調子がずーっとよくないので、冷たいものを心置きなく食べるのは土日など、家にいる時に限られます。

そんなあたしが見つけたのが、こちらの商品。近所のセブンイレブンで売っていました。ブリュレと書いてあるので、表面が硬いプリンみたいなものだろうと予想して買ってみました。

パッケージの切り取り線から開けると、二枚目の写真のような状態です。表面が炙ってあるように見えます。ちなみに、これはアイスです。冷凍庫に入れて保存してありました。

というわけで、このブリュレはカチンコチンでした。食べたことはないですが、東海道新幹線で売っている(売っていた?)アイスクリームのようです。見たとおり、表面はカチンコチンのパリパリで、スプーンを突き立てると、パリンと割れます。その下は、一見するとバニラアイスみたいですが、もう少しケーキのような味わいでした。プリンのような色ではありませんでした。

しかし、このくらいの暑さですと、こういったものが食べたくなりますが、もっと暑くなるとアイス的なものではなく、かき氷的なものが食べたくなりますよね。最高気温が何度以上になるとアイスとかき氷の売り上げが逆転すると、昔ニュースで見たことがあります。いまのところはまだアイスの気温ですね。

名著の宝庫?

文庫本で古典の翻訳と言いますと、やはり岩波文庫が充実していますし、他の追随を許さない圧倒的な量を誇っています。ただ中国古典について言えば、講談社の学術文庫も負けてはいません。そして知る人は知る、筑摩書房も中国古典の翻訳については、侮れないラインナップを誇っているレーベルだと思います。

古典の翻訳を出している文庫というのは、その周辺のものも充実していまして、ちょっとした研究書や概説書などが文庫本で手に入ったりするものです。今回落手したのはちくま学芸文庫の『中国古典小説史』です。

ちなみに、本書でも最初に触れていますが、中国古典における「小説」はnovelの訳語としての小説ではありません。「大説」に対する「小説」なのです。つまりは優れた人物を指す大人(たいじん)に対するつまらない人間(しょうじん)と同じような関係です。

ところで、この『中国古典小説史』というタイトルを見ると、中国学の専門家であれば、魯迅の『中国小説史略』を思い出すのではないでしょうか。少なくとも、あたしはすぐに思い出しました。

そして、その『中国小説史略』もちくま学芸文庫に翻訳があるのですよね。さすが筑摩書房です。もちろん、そちらも架蔵しています。

そもそも筑摩書房は、ちくま学芸文庫ではなくちくま文庫ですが、そちらに『魯迅文集』(全6巻)も収録されているのですよね。筑摩書房はもともと全集を手広く刊行していて、それを改めて文庫化しているものが多いわけですが、そういう過去の優良な資産が豊富な出版社というのはよいものですね。

2024年4月13日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

読書欄ではないですが……

一日経ってしまいましたが、朝日新聞の夕刊(昨日の夕刊です)に、こんな記事が載っていました。

まずはノーベル賞受賞作家グルナの『楽園』、その翻訳を担当された粟飯原文子さんのインタビュー記事です、

お陰様で『楽園』も売行き好調で、重版することが出来ました。グルナの作品は、『楽園』の他にも観光していく予定ですので、是非お楽しみに!

そんな朝日新聞、昨日の夕刊ですが、「フランス語と私」という連載記事に、『フランス語っぽい日々』でお馴染み、じゃんぽ~る西さんが登場しています。

紙面を開いて、「おや、見覚えのあるタッチの漫画が載っているなあ」と思ったところ、じゃんぽ~る西さんでした。異文化交流、それに子育てが加わったあれこれは『フランス語っぽい日々』を手に取っていただければ、存分に楽しめるはずです。

さらには月刊誌『ふらんす』でも連載中ですので、そちらも是非チェックしてみてください。

何をもって平等と言うのか?

ニューシングルが発売されるとジャケットはどんな感じになるのか、気になるものです。まあ、これはCDに限らず、かつてのレコードの時も同じでした。アイドルの場合、シングルはアップの顔写真というのが多かったですが、アルバムになると、多少は凝ったデザインのジャケットになったものです。「ジャケ買い」という言葉を知ったのもそんな頃です。

さて、今回の乃木坂46のニューシングルのジャケットは既に公式サイトでも発表されていますが、裏面はこんな感じでした。まあ表がわかれば、裏だってだいたい予想がつくものです。その予想どおりだったと言えばよいでしょうか。

それにしても今回のジャケット、列車がモチーフになっていて、山下美月の卒業シングルなので旅立ちがテーマなのでしょうか。ただ、個人的にはかつての花形寝台列車ブルートレインを思い出させるものがあります。

まさしく、わが青春!

いまでこそ坂道オタのあたしですが、あたしにだって中高生時代はあったのです。そして、そんな時代に夢中になって聞きまくっていた音楽もあります。

あたしの中高生のころと言いますと、松田聖子や中森明菜、田原俊彦、近藤真彦、小泉今日子と言った、まさにアイドル全盛期でした。あたしは聖子も明菜もどちらも好きでした。そして、この時代は洋楽が流行った時代でもあります。

多くの歌手が、ソロもバンドもヒット曲を飛ばしていた時代であり、ミュージックビデオが盛んに作られた時代でもあります。マイケル・ジャクソンのスリラーなどが象徴的な作品ではないでしょうか。

もちろん、あたしもそんな洋楽を聴きまくった世代です。ただ、中高時代を振り返って、一番聞き込んでいたのは、やはり沢田聖子です。

えっ、松田聖子の誤植じゃないの、と言われそうですが、間違っていません。沢田聖子で正しい名前です。松田聖子と異なり、沢田聖子は本名ですし、聖子は「せいこ」ではなく「しょうこ」と読みます。

この時代は、ニューミュージックと呼ばれたジャンルも人気だった時代で、沢田聖子もそんな中の一人でした。これまでSpotifyやAWAなどの音楽配信サービスでは最近の曲やアルバムが少しだけ公開されていました。あたしのように古参のファンとしては、聞きまくっていた時代のアルバムも聴きたい、と思っていたのですが、なんと、このほど初期のアルバムが公開されたのです。

狂喜乱舞です。早速聞いています。「坂道の少女」「青春の光と影」「SHOKO LLIVE」「卒業」「流れる季節の中で」です。ちなみに、あたしが最初に買った沢田聖子のアルバムは「卒業」の後に発売された「少女期」というベストアルバムですが、これは未公開です。まあ、これだけ初期のアルバムが公開されれば、ベスト盤である「少女期」を公開する必要はないかも知れませんね。

いまだに、レコードで所持しているこれらの楽曲が気軽に聞けるようになったのはほんとうに嬉しい限りです。とはいえ、同世代でもどれくらいの人が沢田聖子を知っているでしょうね。

乃木坂三昧

どういう事情があったのかはわかりませんが、予定よりも数週間遅れて、乃木坂46のニューシングルがようやく発売になりました。例によって、公式の発売日の前日に届きました。

今回も特典映像を収めたブルーレイが付属するType-AからType-DとCDのみの通常盤、全5タイプでの発売です。いつもどおり一枚ずつ購入しました。

封入生写真は、柴田柚菜、梅澤美波、遠藤さくら、阪口珠美の四名でした。まあまあな結果です。あえて言えば、このシングルで卒業になる山下美月の生写真が当たって欲しかったとも思いますが、これは致し方ないでしょう。

そしてもう一つ、こちらも乃木坂46、其の五期生が出演している冠番組「超乃木坂スター誕生」のブルーレイが届きました。写真ではわかりにくいかも知れませんが、今回のブルーレイが入っているケース、昔のLPレコードのような大きさです。この中にブルーレイが5枚、そして40ページのブックレットが入っているわけです。

こういう豪華な仕様も悪くないとは思いますが、収納に困るのが玉に瑕です。CDとブルーレイは基本的に同じサイズなので、通常のケースに入っていれば、書棚やCDラックにきれいに並べておくことができます。しかし、こんなLPレコードのような大きさのケースに入っているのでは、どこにどう置いたらよいのか悩みます。

そう言えば、先日の日向坂46の時もイレギュラーなサイズでしたね。ファンの皆さんは、いったいどうやって収納しているのでしょう?