別の角度から眺めてみると

今朝の朝日新聞の一面です。

中国の経済進出で潤っていると思われがちなアフリカの実態をルポした記事です。中国のアフリカ進出は最近始まった話ではなく、実はかなり長い歴史があり、したたかにアフリカ諸国と関係を築いてきたわけでして、そのあたりは日本も見倣わなければならないところですが、このところ不協和音が聞こえてくるのも事実です。新しい形の植民地主義と呼ばれたりもしています。

まあ、見出しにもあるように借金漬けにされ、その見返りにアフリカ諸国の鉱物資源などが人質に取られているわけです。あるいは港湾の軍事利用などもあるようです。そんなアフリカ諸国の現状が報告されているわけですが、では現地で働く中国人はどんな思いを抱え、どんな背景を持ってアフリカにやって来たのか、そのあたりをリポートしたのが『中国第二の大陸 アフリカ』です。

記事にも登場するシエラレオネは同書でも取り上げられている国の一つです。アフリカ側の視点だけではなく、中国側の視点も併せ読むことで、物事を多角的に捉えられることができるようになりますので、本書も是非一読をお薦めします。

注目されているのはキャッチャーではなく……

映画「天気の子」のワンシーン。

主人公の持ち物である『キャッチャー・イン・ザ・ライ』に気づいた方も多いと思いますし、一瞬の登場だったので気づかなかったという人もそれ以上の多いと思います。

とりあえず、あたしの勤務先的にはこのワンシーンで盛り上がっているわけで、実際に売り上げ(注文)も爆上げ中です。

しかし、今朝のちょっとした記事で、注目すべきは本ではないのではないか、と思ってしまいました。

その記事というのがこちら

朝日新聞に載っていました。

ツバメの巣立ちなのですが、その巣というのが、なんと「どん兵衛」です。

「天気の子」のワンシーンといい、どん兵衛、大人気ですね。となると、『キャッチャー』がツバメと同格ということになるのでしょうか?

どれだけの人が目に留めたでしょうか?

今朝の朝日新聞をめくっていたら目に飛び込んできました。

なんだろうと思ってよくよく見たら、G20で集まる世界のメディアに向けて香港からの訴えのようです。

もう彼らは「中国人」ではないのですね。あくまで「香港人」であって、少なくとも大陸の中国人とは違うのだ、という意識が垣間見られます。

この傾向は台湾でも同じようで、一昔前には「大陸も台湾ももとは同じ中国人」という意識があったようですが、現在では「自分たちは台湾人、大陸の中国人とは違う」という考えの人が増えているようです。

香港、台湾、どちらにも共通しているのは大陸の中国人のふるまいに対する違和感、共産党政権のやり方に対する異議申し立て、といったところでしょうか。

それにしてもこの香港の熱いエネルギー、日本人も見倣いたいです。

既に寝ていました

昨晩、新潟や山形の方で比較的大きな地震があったようですね。

夜の10時過ぎですから、今朝のニュースでは「昨夜遅く」という言い方をしているアナウンサーが多かったですが、一般の人の感覚としてはどうなのでしょう? まだまだ起きている人が大半なのでしょうか?

あたしにとって夜の10時過ぎはほぼ深夜です。

昨晩も8時過ぎには寝床に入り、しばらく本を読んでいましたが、8時半くらいには寝てしまいました。

ぐっすり寝て、一度目が覚めたのが夜の9時56分でした。目が覚めると枕元の時計を見る癖があるので、こういう細かい時間まで覚えていますが、一眠りして目覚めたのが10時前だったわけです。

その後再び眠りついてしまいましたから、新潟の方で大きな揺れを感じていた頃、あたしはとっくに夢の中でした。もし東京で大きな地震が起きたら、あたしは知らないうちにケガをしていた可能性が高いですし、一つ間違えば知らぬ間に死んでしまっていることだってありえます。

ちなみに、朝はだいたい3時半くらいには起きます。

まだまだAIは怖い?

神奈川県のシーサイドラインで逆走事故が起きました。

あたしは乗ったことがありませんが、東京のゆりかもめと同じで、運転手も車掌も乗っていない、無人運転の交通システムだそうです。

無人運転ということは、扉の開け閉めなどはセンサーやカメラなどで監視して、AIが判断して開閉しているということなのでしょう、詳しいことはわかりませんが。

このニュースを聞いて思ったのは、自動車の自動運転です。高齢者の事故が増えていたり、無謀な運転をするドライバーから歩行者を守るためにも自動運転などの技術開発が言われていますが、AIが誤作動を起こさないとは限りませんから、自動運転技術って大丈夫なのかという声が大きいのも現実です。そういう中で起きた今回の事故、やはりコンピューターに任せっきりにするのは危険だという声が大きくなりそうですし、あたしもそう思います。

もちろん、誤作動を限りなくゼロに近づけるための技術開発は進めていかなければならないでしょうが、どこまで行けば安全と言えるのか……

昨今は、まだ小説の中だけでしょうけど、コンピューターが暴走して勝手に戦争を始めてしまうとか、顔認証システムの暴走で無実の人が凶悪犯と認定されてしまったりという、AIの負の面の指摘も多くなっているような気がします。

そんなニュースがあったからというわけではありませんが、たまたまYouTubeでこんな映画の予告編を見ました。「エクス・マキナ」という作品です。

 

映像がきれいなのはもちろんですが、そのストーリーが怖いです。映画自体は未見なので、WOWOWなどで放送されることがあれば、是非見てみたいと思います。

もう30年

今朝の朝日新聞の1面です。

もうまもなく、あの六四天安門事件から30年がたとうとしています。30年と言えば、今の若い子は生まれていませんし、生まれていてもほとんど海外のニュースになど関心を持つような年頃にもなっていなかったでしょう。

あたしはと言いますと、大学の4年生でした。もちろん中国学を学んでいました。いま思い返してみますと、テレビの画面にかぶりつきで凝視していたという記憶はありません。もちろん衝撃的なニュースでしたし、信じられないような光景でもありました。

ただ、ほぼ一年前に当たる1988年の2月から3月にかけて、あたしにとっての初めての海外体験であり訪中であった短期語学留学で北京に滞在していたので、あの中国北京でこんなことが起きているなんて、という気持ち、自分が滞在していた場所、滞在している間に何度となく訪れた天安門広場とニュースで流れる天安門広場が同じ場所だとは思えない感覚でした。

人によっていろいろと思うことはあるでしょうが、個人的に思うことは、中国ってそれでも前へ進んでいく国家なんだなあということです。後世からいろいろ評価されるのはわかっているでしょうけど、とにかく前へ進まないとならないという強迫観念にでも囚われているかのようです。

もう30年、まだ30年ですので、当時を知っている中国人もたくさんいます。共産党政権の前で口をつぐんでいるのでしょうが、それでも記憶を記録に残しておかないと風化してしまいますから、今後はいろいろと事件を検証した書籍などが出てくるのではないでしょうか? そんな一冊が『新全体主義の思想史 コロンビア大学現代中国講義』です。

そして、東京の明治大学で、同書の著者・張博樹氏を迎えてシンポジウムが開かれます。興味のある方は是非。同書の会場販売もやっています。

貿易戦争になるのでしょうか?

あたしの勤務先で、昨日の夕刊の一面を眺めていたら、この本を思い出したので、ついつい置いてみました。

ダニ・ロドリックの『貿易戦争の政治経済学』です。

各紙の見出しと本書のタイトルが、なんとなくシンクロするように感じるのはあたしだけでしょうか?

それにしても、米中の貿易戦争の行方はどうなるのでしょうね? 既に世界の株式市場に影響が出ていますが。

平成を引きずるわが家でありました

右の写真は、わが家の柱にかかっている、日めくりカレンダー型の壁掛け時計です。よく見ていただければわかるように、「平成31年5月1日」という、存在しない日付が表示されています。(って言うか、朝の5時前から起きているなんて!)

この時計を購入した頃には、もちろん将来の改元は予想できたにせよ、いつの時点でどんな元号に変わるのかなんてわかっていませんでしたから、メーカーも対応していなかったので、半永久的に「平成」が続いていくのだと思います。

こういう時、電波時計なのだから、巧いこと電波を送ることで修正(アップデート)できないものだろうか、とも思いますが、そもそも液晶に「昭和」「平成」「令和」といった元号を表示するフォントなどを入れておかないとならないわけですから、ちょっと難しいでしょうね。

メーカーのホームページに改元に伴う対処法が載っているのですが、何のことはありません、元号表示ではなく西暦表示に切り替えてください、というものです。この製品を買った人の中には西暦だけでなく年号でも表示できるところを気に入って購入した人も多いと思うのですけど……

というわけで、わが家も当分は西暦表示にはせず、しばらくは平成の時を刻み続けていきたいと思います(笑)。

ところで、今回の改元に絡むニュースを見ていて思ったのですが、「さようなら、平成」というのであれば理解できますが、多くの人が「ありがとう、平成」と言っていたのに違和感を感じました。なんで「ありがとう」なのでしょうか? 何に対する感謝なのでしょうか? とりあえず日本は戦争もなく平和だったからでしょうか? しかし、自然災害はとても多かった時代ですし、景気だって書明の肌感覚ではずーっと悪かった印象ですし、恨み言の一つを言ったとしてもとても感謝をする気にはなれないのですが、あたしは。

諡号

平成もあと一日。

といったテレビのカウントダウンが五月蠅くて閉口しています。

明日は、平成の大晦日って、いったい誰が言い出したのでしょう? だったら、明後日の朝は「令和の元旦」になるのでしょうか?

それはともかく、現在の天皇陛下が明日で退位すると上皇になると言います。昭和の時は崩御でしたので、上皇などという名称はなく、現陛下が即位して、昭和天皇はその時点でなのか、数日たってからなのかはわかりませんが、昭和天皇と呼ばれるようになりました。

これって、歴史用語で言う諡号でよいのでしょうか? ただ、あくまで漢風の諡号ですが。

で、恐らく、今上天皇も退位でなく崩御であれば十中八九「平成天皇」と呼ばれることになったと思いますが、今回のように上皇の場合はどうなるのでしょう?

「平成上皇」と呼ばれるのか、それとも単に「上皇陛下」と呼ばれるのか? いや、上皇に対しても「陛下」でよいのでしょうか? 皇太子だと殿下と呼びますよね。結構そのあたりは呼び分けが五月蠅そうですが、上皇の場合はどうなのでしょう?

個人的には、「上皇」の存在を体験できるという歴史的瞬間は、日本史ファンとしてワクワクしますが、できることなら「上皇」ではなく「院」と呼びたいところです。

ところで、上に「漢風諡号」のことを書きましたが、歴代天皇って漢風の諡号だけでなく和風の諡号も付けられていなかったでしょうか? それって現在もあるのでしょうか? だとしたら昭和天皇の和風諡号って何なのでしょう? 「……すめらみこと」という諡号は現在は付けていないのでしょうか?

相互理解の基本は言葉から

スリランカで痛ましい事件が起きてしまいました。宗教対立が根にあるようですが、どうしてお互いに理解できないのでしょうか?

スリランカと言えば、使われている言葉はシンハラ語とタミル語だそうです。

 

二つの言語にどれくらいの共通性と相違性があるのか知りませんので、あたしも『ニューエクスプレス シンハラ語』『ニューエクスプレス タミル語』でちょっと勉強してみようかな、などと思います。

それにしても、日本人の観光客が非常に増えている国なのですね。