哲学館は行ったことがあります!

今朝の朝日新聞で西田幾多郎が大きく取り上げられていました。

あたしは『善の研究』くらいしか読んだことはありませんが、それすらも理解できたのかと聞かれたら答えに窮します(爆)。いずれ再読しなければと思っている本の一つです。

で、朝日新聞がこの時期に西田幾多郎を特集した意図はわかりませんが、記事中に出てくる西田幾多郎記念哲学館へは行ったことがあります。数年前の人文会の研修旅行で北陸三県を回った時に短時間ではありましたが立ち寄ったのです。

その縁もあって『人文会ニュース』126号では西田幾多郎記念哲学館についての論考を寄稿いただきました。哲学館がどういう施設なのか知るにはもってこいの文章だと思います。人文会のサイトでPDF版を公開しているので、よろしければご覧ください。

ファッションならオーケー?

今朝の朝日新聞の記事です。

この数年話題となっている刺青の件です。

海外からの観光客が増え、そういう人たちが日本国内のプールとか温泉、すぱなどに入ろうとしたときにトラブルが起きている、というところあたりから始まったのではなかったかと記憶しています。

この問題は世代によっても意見が割れるでしょうね。若い人はファッションだと言うでしょうし。

あたし個人の意見としては、日本人は、そもそもが刺青を入れる文化を持っていたわけなので、そんなに嫌悪する必要もないかな、と感じています。どちらかというと、「タトゥーを入れている人にありがちな立ち居振る舞い」の方にムカッとくることの方が多いです。ただし、それに立ち居振る舞いについては、タトゥーの有無とは関係ないのでしょうが……

ただ、やはり歴史的にはこうだったと述べても、現代の日本人のほとんどの人にとって刺青は暴力団、ヤクザというイメージと結びついていて嫌悪感を持つのも理解できます。電車内でもタトゥーをした若い人ってちょっと怖そうな人が多いと思いますので。

一方で、最近の若者はファッションとしてタトゥーを入れているそうですが、ファッションってTPOが大事だと思うので、入れてしまったら消せない、時と場合に応じて取捨選択(付け外し)できないタトゥーをファッションと呼ぶのには抵抗があります。少なくともオシャレだとは思えません。

また「これからはグローバル社会なのだからタトゥーにも理解を」という意見ももっともですが、グローバル社会なんだからこそ海外から来る外国の方には「日本人はタトゥーによいイメージを持っていない」「タトゥーをしていると入場できない施設がある」ということを知っておいてもらいたいと思うのは身勝手なことでしょうか?

時代小説などでは、愛する人の名前を彫った女性が登場したりしますし、現在もそういう刺青をしている人もいるのでしょうが、ちょっとその気持ちは理解できないですね。だって、あまりにも痛いじゃないですか!

そう言えば、「一心如鏡」っていう刺青を入れている人は現在の日本にいるのでしょうか?

真珠湾を忘れない

朝日新聞に出ていました。

またまたトランプ大統領がいろいろ言っているようです。外務省などは火消しに躍起になっているようですが……

トランプ大統領の言っていることの真偽はともかく、真珠湾攻撃を忘れない、というのは別な意味で日本人にとっても当てはまるのではないでしょうか?

いや、真珠湾攻撃だけではありません。満洲事変だって、盧溝橋事件だって、その他、教科書にも載るような名称で記憶されている事柄以外にも大小さまざまなことがあったわけで、それらトータルで日本人は先の戦争を忘れてはいけないのだと思います。

別に、未来永劫謝罪し続けろと言いたいわけではありません。そんなことは中国や韓国の人だって望んでいないはずです。まだまだ体験した人が存命の現在では感情が先立ってしまいますが、そろそろ冷静な目で、歴史としてのアジア太平洋戦争を見直す時期にさしかかっているのではないかとも思います。

そんなときには、やはり実直な研究成果が貴重です。新刊『パール・ハーバー(上) 恥辱から超大国へ』『パール・ハーバー(下) 恥辱から超大国へ』などは格好の書籍ではないでしょうか? 本書の原書って、トランプ大統領は読んでいるのでしょうか?

《ニューエクスプレス》の出番です?

朝日新聞の夕刊です。

観光客ではない外国人が周囲に増えていることは実感します。誰もが感じるのは日々利用するコンビニではないでしょうか?

ほとんどが外国人ですよね。それも最近は、名札を見る限り、中国人ではなく、ベトナムやタイなどの人っぽいカタカナが書かれているのに気づきます。

それはともかく、そんな風に今の日本はふつうに暮らしている外国の方がとにかく増えているわけで、留学生だけでなく家族で暮らしている人たちも多いようです。

となると、その子供は当たり前のように地元の小中学校に通っていたりします。両親が外国の方ですと、やはり子供も日本語に難があるのは仕方ないところです。いずれ、あっという間にネイティブのような日本語を喋るようになるのでしょうけど……

で、最近聞かれるのは、小学校や中学校の現場で英語以外の語学の需要が高まっているということです。別にカリキュラムとして中国語やベトナム語の授業が行なわれるというのではないようです。自分の暮らすにベトナムの子がいるので、せめて挨拶など簡単な会話くらいはそのこの母語で話したい、という先生側のニーズです。

もちろん、そのこの両親が学校に来たときにも、ちょっとした会話くらいできた方が意思疎通もよくなるし、お互いの交流という意味でも重要だと思います。

で、手頃な語学の入門書として《ニューエクスプレス》はいかがでしょう? CDも付いていますから音声も学べますし、一通りの初級文法は網羅するような構成になっています。40か国語以上刊行されていますので、日本で暮らす外国の方の母語の過半はカバーできているのではないかと思います。

小中学校の図書館や職員室で、学校の現状に応じて言語を選んで導入していただいたら、十分お役に立てると思うのですが。

プーさんに似ていると思いますか?

今朝の朝日新聞に載っていました。

うーん、こんな娯楽映画にすら検閲が入るとは……

いや、娯楽作品だからこそ神経を尖らせているのかも知れませんね。

とはいえ、習近平ってそんなにプーさんに似ているのでしょうか?

「そんなこと言ったらプーさんに失礼だ」という正論はおくとして、ずいぶん前からプーさんに似ている、プーさんを使って習近平を批判する人がいる、というのは知っていましたが……

まあ、あまりにも似すぎていて、そのものズバリだと却って規制されやすいでしょうから、このくらいの方が、「習近平とは似ても似つかないじゃない」と言えるくらいがちょうどよいのかも知れませんね。

しかし、今回の件、アメリカとの関税報復合戦と何らかの関わりがあるのでしょうか?

「むさこ」と言ったら武蔵小金井ではないのでしょうか?

土曜日の東京新聞です。

タイトルに「ムサコ」とあるから、わが家の最寄り駅の一つ「武蔵小金井」のことかと思ったら、武蔵小山や武蔵小杉のことではないですか!

いや、東京以外の人にはどうでもよいことなのでしょうが、東京の人に「むさこと言ったらどこだと思う?」と聞いたら、今なら多くの人が武蔵小杉と答えるのでしょうか?

いや、これはかなり地域性によって答えが分かれそうですね。たぶん多摩地区、特に中央沿線で聞いたら「武蔵小金井」という回答が多数を占めるのではないかと思いますし、それを期待します。しかし、東急沿線で聞いたら武蔵小山か武蔵小杉か、どちらに軍配が上がるでしょう?

東京の北部とか東部の人はどう思うのでしょうね? そもそも「むさこ」と聞いてもわからないのかも知れませんし。

ちなみに、中央沿線の人は「武蔵小金井」を「むさこ」と呼ぶように、「武蔵境」を「むささ」と呼びます。その間の「東小金井」を何と呼んでいるのか、それはあたしも知りません(汗)。

LGBT入門?

今朝の朝日新聞です。

相変わらずの自民党ですね。これで支持率が落ちないわけですから、同じような考え方の人がまだまだ多いということなのでしょうか? 何でも世界の潮流に合わせればよいとは思いませんが、潮流を読む勘といったようなものは持っていないとマズいのではないかと思います。

というわけで、自民党の方々にお勧めしたいのは『人文会ニュース』の127号です。

ちょうどLGBTの特集を載せた号になります。これくらいの分量であれば、忙しい議員の人だってちょっとした空き時間に読めるはずです。

役に立つとはどういうことか

朝日新聞の声欄です。

微分積分ですか……

この気持ち、わからなくはありません。あたしも学生時代にそう思うことはありました。

ただ、勉強というか、知識というのは、100を知っておかなければならない場合、100だけ勉強すれば身につくものではありません。人によっては差はあるかと思いますが、恐らく、200や300くらいを学んでようやく100が身につくものなんだと思います。

つまり、微分積分も、そういう方面に進学する人を除けば直接的には必要のない知識かも知れませんが、本当に必要な数学の知識を定着させるために学ぶものなのだと思うのです。

ちなみに、あたしは、大学時代につまらない授業(←こういう言い方も先生に対して非常に失礼なのですが)を受けているとき、適当な方程式を作って、それがY軸に沿って回転して出来る立体の体積を求めよ、といった微分積分の問題を自分で作っては解いて、時間潰しをしていました。

今では全くできませんけど……(汗)

地下鉄サリン事件と中国語辞典

昨日は西日本を中心とした大雨とオウム事件の被告たちへの死刑執行とで、ほぼ一日中テレビはそればっかりになっていたようです。仕事から帰宅したら母が言っていました。

考えてみますと、地下鉄サリン事件を中心としたオウム事件を報じているテレビの若いアナウンサーなどは、そもそもこの事件をどのくらい覚えているのでしょう? まだ物心のついていないころの事件ですよね。そう考えると月日の経つのは早いものです。

サリン事件の時、あたしは既に社会人でした。当時は編集部に所属して『中国語辞典』の編集を担当していました。

サリン事件は平成7年、つまり1995年の3月でしたが、その年は年明け早々に阪神・淡路大震災が起きた年でもありました。震災の時は、辞典の編者の方々がほぼ全員関西在住でしたので、その安否がかなり不安だった記憶があります。そしてその一週間後に大阪へ出張へ行ったのも、今にして思うと「よく行ったな」という思いがあります。

その頃は、ほぼ毎月大阪へ出張へ行っていたので、その後も2月にも行き、3月にも大阪へ行きました。その3月の大阪出張の当日がサリン事件でした。

新幹線車内の電光掲示板ニュースでは、東京の地下鉄で異臭騒ぎという程度の内容であたしもそれほど気にせず、深刻にもならず、いつものような呑気な大阪出張でした。

が、訪問先である、中国語辞典の主編者・伊地智善継先生のお宅へ到着すると、開口一番、伊地智先生の奥様が「東京は大丈夫? よく来られたわね」とおっしゃるではないですか。あたしは何のことかわからず、「えっ、何かあったのですか?」と問うと、「東京が大変なことになってるのよ」とのこと。先生のお宅へ着いたのはお昼頃でしたから、先生もあたしがこの騒ぎに巻き込まれているのではないかと心配してくださったようです。

そして先生ご夫妻と共に、とにかくお宅でテレビにかじりつきました。あたしは中央線で通勤していて地下鉄は使っていませんでしたので、ほぼ同じような時間帯に電車には乗っていましたが幸いにも何の被害も受けませんでした。それどころか、あたしと同じ時間帯の中央線に乗っていた人はしばらくはこの事件のことなど知らずにいたのではないでしょうか? あたしのように一人新幹線に乗り込んでしまったらなおさらです。

というわけで、オウムの地下鉄サリン事件と聞くと、あたしは中国語辞典と伊地智先生を思い出してしまうのです。

中国語辞典と言えば、昨日の勤務先でたまたまあたしが取った電話、中国語辞典を愛用してくださっている読者の方からの電話でした。久しぶりに手元に辞典を用意して電話に答えた後、なんとなく辞典の「まえがき」を読み直したら、不覚にも泣きそうになってしまいました。この「まえがき」を執筆してくださった中川正之先生から最初にこの原稿を受け取った時も涙が止まらなかったのですが、十数年も経ってまだ涙がこぼれるとは、あたしも年をとって涙もろくなったものですね。

相も変わらず弾圧しているのですね

今朝の朝日新聞です。

中国の人権派弁護士に対する抑圧、弾圧が依然として続いているようです。こういう問題はもっと西側諸国がもっと厳しく対応しないといけないと思うのですが、下手なことをしたり言ったりすると、中国市場から閉め出されたり、嫌がらせをされたりするので二の足を踏むのですよね。情けない限りです。

で、政府がものを言えないのであれば、出版物で意見表明するしかありませんね。

 

ちなみに、あたしの勤務先ですと『不屈 盲目の人権活動家 陳光誠の闘い』『中国 消し去られた記録 北京特派員が見た大国の闇』といったものがございます。