月末には重版出来予定

土曜日に移った朝日新聞の読書欄にこんな記事が載っていました。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ 2 百年の秘密/あれから』と著者であるケラリーノ・サンドロヴィッチさんが紹介されています。

となると、あたしの勤務先の新刊『ナイロン100℃ シリーワークス』も一緒に売れるのではないでしょうか?

と言いたいところなんですが、現在同書は品切れで重版中(涙)。月末までには出来予定なので、しばしお待ちを!

雑誌にいろいろ載ってます

まずは雑誌の『すばる』です。下の画像はそのウェブサイトの一部です。

ざっと最新号の梗概が載っていますが、そこに見知った名前が載っているのにお気づきでしょうか? ウェブサイトをさらに下の方へスクロールしていくともっとわかりやすいと思います。

まずは『海峡を渡る幽霊 李昂短篇集』のリー・アンさんが吉本ばななさんと対談されています。さらには『ピンポン』のパク・ミンギュさんと訳者の齋藤真理子さんの対談も! これは、あたしの勤務先的には豪華なラインナップです。

そして『週刊文春』では穂村弘さんが『酸っぱいブドウ/はりねずみ』を取り上げてくださっています。

そういえば、少し前には訳者の柳谷あゆみさんと穂村さんのトークイベントもありましたね。

名著を新訳で

土曜日に移った朝日新聞の読書欄。先週の『聖書の成り立ちを語る都市』(出口治明さん評)に続いて、今週は桜庭一樹さんが『ゴドーを待ちながら』を取り上げてくださいました。

紙面に載っている書影は先日から刊行がスタートした『新訳ベケット戯曲全集』の第一巻で、収録作品が「ゴドーを待ちながら/エンドゲーム」になります。岡室美奈子さんによる新訳です。

 

ただ、多くの方が『ゴドーを待ちながら』と言ったら、Uブックス版を思い浮かべるのではないでしょうか? 大丈夫です、Uブックス版も健在です。この機会に読み比べも是非どうぞ。

アジア文学、盛り上げていきましょうよ!

朝日新聞の夕刊を開いたら、あら、齋藤真理子さん!

東アジア文学に関するイベントの記事が載っていました。紹介されていたのは『野蛮なアリスさん』と『13・67』の二つ。前者は韓国、後者は香港の作品です。

とりあえず両書とも持っています。『13・67』は読みましたが、抜群に面白かったです。『野蛮なアリスさん』はこれから読もうと思っているところです。

最近は、あたしの勤務先でもそうですが、韓国や中国、台湾の作品が各社からよく刊行されています。正直なところ、爆発的なブームを呼び起こしているのかと問われると、まだまだ散発的なものに留まっています。しかし、読んでいただければ、どれも面白い作品ばかりです。

いや、どれもと言ったら、人それぞれ好みがありますから言いすぎになるかも知れません。ただ、少なくともあたしにはどれもそれぞれに面白く、読んでよかったと思える作品ばかりでした。韓国、中国、台湾、それぞれにそれぞれのよさがあって、国情を反映しつつも、日本人にも通じるところが感じられます。

こんな感じで記事になったのですから、さらに売れて欲しいなあと思いますが、出版社としては次にどんなことをすればよいのでしょうか、何をしたら読者が興味を持ってくれrのか、本に手を伸ばしてくれるのか、それを探しあぐねております、もう何年も。

現在の問題として

本日の朝日新聞読書欄に『コンドルセと〈光〉の世紀』の著者、永見さんが登場しています。

 

申し訳ないことに、コンドルセって、この企画があって初めて知りました。一般の方はどうなのでしょう? 例えば高校の世界史の教科書、フランス革命の項目で、ルイ16世やマリー・アントワネット、ロベスピエールなどは出てくると思いますが、コンドルセの名前も出ているのでしょうか?

勤務先でフランス語やフランス文学などを専攻していた者に聞くと、フランスでは彼の著作まで読んでいる人は少ないだろうけど名前は知られている、とのことです。フランス人には必須の人名なのでしょう。

先日も読売新聞で紹介されましたが、本書の紹介記事を読めば読むほど、人間とは間違いを犯すものであるということが痛感されます。そして、コンドルセのようにどうしたらそれを最小限に防げるかを常に考えることが大事なのだと思います。声高には主張していないようですが、日本の今の政治家にも是非読んでいただきたい一冊です。

読み応えあり

今日の朝日新聞夕刊です。夕刊がない地域もあるかと思いますが、ご寛恕ください。

 

落語登場人物事典』が紹介されています。

記事に書いてありませんが、本体価格24000円もする巨冊です。

しかし、その価格だけの値打ちはあります。落語好きの皆さま、是非!

三部作なのです!

今朝の朝日新聞「折々のことば」欄にカルヴィーノが引かれていました。

引用されていたのは『まっぷたつの子爵』、今なら岩波文庫で読めます。

で、「折々のことば」では何も触れていませんが、同書はカルヴィーノの「我々の祖先」三部作の一つで、残る二つは『不在の騎士 』と『木のぼり男爵 』です。

 

どちらもあたしの勤務先から刊行されています。そして『まっぷたつの子爵』もいずれ刊行になりますので、いましばらくお待ちください。

両書の帯にも書いてありますが、金原瑞人さんが「この三部作さえあれば、世界を語ることができる・・・・・・そんな錯覚にひたらせてくれるファンタジーがほかにあるだろうか」と絶賛する作品ですので、乞うご期待。

紙面が違う!

金子兜太さんが亡くなりました。大往生と言ってよいでしょう。朝日新聞では、ドナルド・キーンさんや黒田杏子さんの名前も挙がっていました。

あたしの勤務先では、以下のようにお三方とも関わりがあります。

キーンさんの『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』と黒田さんの『金子兜太 養生訓』です。残念ながら黒田さんの『金子兜太 養生訓』は品切れです。

さて、新聞は同じだからといって日本全国同じ紙面だとは限りません。最初に挙げた写真は、あたしの勤務先に届く版ですが、二つ目はあたしの住む多摩地区の版です。かなり構成が異なります。そして多摩版には兜太さんの『荒凡夫一茶』の書影が載っています。実はこれも品切れなんです(涙)。

ちょっと見えにくいと思いましたので、拡大したのが上の写真です。

フランス語の原文も日本語訳も、という欲張りな方のために!

日曜日の恒例、朝日新聞の読書欄。今週は、あたしの勤務先の本が紹介されることはなかったですが、気になったのはこちら。

『恐るべき子どもたち』が紹介されています。いまですと、光文社古典新訳文庫の『恐るべき子供たち』が入手しやすい日本語訳でしょうか。

 

確かに、日本語で読み通すというのもよいですが、せっかくならフランス語の原文も味わってみたいという方も多いのではないでしょうか? そんな方にお薦めなのが、『対訳 フランス語で読む「恐るべき子どもたち」』です。

もちろん全訳ではありませんが、CD付でフランス語のリズムも味わえます。

映画や漫画にもなったジャン・コクトーの名作「恐るべき子どもたち」の原文を抜粋で読んでいきます。筋を追うだけでなく、詩人コクトーならではの比喩や、リズミカルな文体を味わえるのが原文で読む楽しみです。見開きで、原文、注、訳文、「読解のポイント」が読みやすくレイアウトされており、ミカエル・フェリエ氏のすばらしい朗読で、音声でもお楽しみいただけます。

サイトの内容紹介は上掲の通りです。とりあえず、さわりだけでも、という方にはもってこいだと思います。いかがでしょう?

『起きようとしない男』が……

ロッジの『起きようとしない男 その他の短篇』が、UCカードの会員誌『てんとう虫』の2月号で紹介されていました。

『てんとう虫』は毎号、本の紹介ページがあり、このページにはしばしばあたしの勤務先の書籍が紹介され得ることがあるので要チェックですが、今回はこれでした。

こう寒いと確かにぬくぬくとした布団から出たくない気持ちもわかりますが、本書は短篇集ですので、表題作以外も実によく出来た作品ばかりです。是非、手に取ってくださいませ。