都市で農業はやはりブーム?

土曜日の日本経済新聞の一面に、こんな記事が載っていました。

都会で農業をやろう、ということですね。確かにこの数年、行政主導の市民農園だけでなく、企業が手がけるレンタル農園なども流行っているようです。

となると『シティ・ファーマー 世界の都市で始まる食料自給革命』です。この手の動きに関心のある方にとっては必備、必読の文献だと思いますので、この機会に是非どうぞ。

三兄弟? 三姉妹?

今日は『中級フランス語 冠詞の謎を解く』の見本出しでした。来週後半には書店店頭に並び始めるのではないでしょうか?

これで「謎を解く」の3点も出揃い、「中級フランス語」シリーズは6点となったわけです。

個人的には「文法三姉妹」「謎解き三兄弟」と読んでみたのですが、如何でしょう? それとも六人兄弟と言ったら「おそ松くん」でしょうか? あたしが子供のころだとウルトラマンも6兄弟くらいだったような記憶が……

如何でしょう?

まもなく配本予定の文庫クセジュです。

自己啓発本のコーナーなどに行きますと、名言集などはたくさん並んでいて、それなりに売れているようです。

やはり1ページに1行か2行くらい、大きな文字で格言、名言が載っているタイプの方が見やすいし簡単に読めるから売れるのでしょうか?

どうせなら、そのことばの背景とか、もう少し知的満足を得られるような説明が欲しいものです。

という方には、今回の新刊『思想家たちの100の名言』がお薦めです。

取り上げられている人物と言葉は、人口に膾炙したものもありますが、さすがフランスで出されているクセジュと思わせるものも散見されます。日本で編集された名言集とは一味違う一冊、是非お楽しみください。

このオビ(カバー?)だと、クセジュとわからないかも知れませんが、それが狙いでもあります。

「我的」が流行り?

 

店頭で『中国語で読む 我的ニッポン再発見!』という本を見かけました。どこかで見たことのあるタイトルですね。

そうです。『我的日本 台湾作家が旅した日本』です。

どちらも「我的」が共通していますが、前者は「わたしの」と読ませるようですが、後者は「われてき」ですので、カナで検索するときは両方いっぺんにヒットすることはなさそうです。

それに、前者は中国語の学習書というスタイルですが、後者は完全なエッセイですので、語学書の棚と文芸の棚というように、書店で置かれる場所も異なるはずです。

とはいえ、間違って発注されてしまうことがないとは言えないでしょう。こちらも気をつけないとなりませんね。

デカルトです

ちくま学芸文庫から『デカルト入門講義』という新刊が出ました。同文庫書き下ろしのようです。デカルト哲学の全体像を俯瞰するための一冊のようです。

となると思い出されるのが、文庫クセジュの『デカルト』です。同書は

本書は、省察的熟考という隘路の向こうに遠望される〈無限なもの〉すなわち〈神〉の人間による知解可能性に依拠して、哲学史の産物である〈カルテジアニズム〉という従来のデカルト理解を破砕し、その多面的な哲学の全体像を豊富な引用文とともに新たに鳥瞰かつ虫瞰する。懇切丁寧な訳注を付す。

という内容です。是非併せて読んでいただきたいペアです。ついでにUブックスの『方法叙説』もどうぞ!

翻訳が異なります!

海外文学のシリーズ《エクス・リブリス》の最新刊は『郝景芳短篇集』です。

郝景芳て誰? という方がほとんどかもしれませんが、早川書房のヒット商品『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』の表題作「折りたたみ北京」の著者です。

『折りたたみ北京』はさまざまな中華SF作品のオムニバスで、ケン・リュウの英訳から翻訳したものですが、今回の『郝景芳短篇集』は郝景芳の短篇のみで構成されていて、なおかつ中国語原文からの邦訳になります。収録作品は「北京折りたたみの都市」「弦の調べ」「繁華を慕って」「生死のはざま」「山奥の廃療院」「孤独な病室」「先延ばし症候群」の7作です。

ちなみに、カバー装画はきたしまたくや、郝景芳はハオ・ジンファンと読みます。

是非是非お隣に……

集英社新書から『アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」』が刊行になります。今日が発売日だったと思います。

で、著者の名前に注目です。

はい、中川裕さんです。『ゴールデンカムイ』の監修もされている斯界の第一人者です。

そんな中川さんの著作が、上の写真の『ニューエクスプレス アイヌ語』です。コミックやTVアニメの影響で「アイヌ語に触れてみたい」という需要が高まっていまして、本書も売れに売れています。

コミックの隣に語学書? 新書と語学書を一緒に並べるの? と疑問に思われる方も多いかと思いますが、騙されたと思って、一冊だけでもよいですから並べてみてもらえませんか?

この春、都会へ上京してくる女性たちへ

 

《エクス・リブリス》シリーズの中に『ブルックリン』という作品があります。映画にもなりました。映画の方は、アカデミー賞にノミネートもされていたはずです。

ストーリーは、アイルランドの片田舎から大都会ニューヨークのブルックリンにやって来た少女が、そこで働き、恋をし、都会に揉まれながら、少しずつ大人へと成長していくという、こんな風にまとめてしまうとありきたりと思われてしまいそうですが、それでもとてもよい作品です。

この時季は田舎から東京や大阪などへ出て来た女性も多いと思いますので、こんな作品は如何でしょうか?

「翻訳」三姉妹?

新刊『翻訳 訳すことのストラテジー』が店頭に並び始めたところだと思います。で、翻訳に関する書籍って他にもあったのでご紹介します。

まずは文庫クセジュの『翻訳 その歴史・理論・展望』、もう一点は単行本ですが、『翻訳のダイナミズム 時代と文化を貫く知の運動』です。

翻訳という仕事に携わる人だけでなく、外国語に興味がある方にもお勧めの三冊です。

例文で覚えてください!

例文で覚える フランス基本単語2600』が本日、見本出しです。

既に『例文で覚えるフランス語熟語集』を刊行していますので、これで単語と熟語が揃ったことになります。

別に姉妹篇を意識したわけではありませんので、装丁は揃えたりしていませんが、できることなら2冊セットでご愛顧いただければ幸いです。