ささやかな暮れのご挨拶?

暮れになるとお得意先回り。暮れのご挨拶です。

手土産はカレンダーというのが定番でしょうか? いえ、確かにカレンダーは相変わらず配られていますし、こちらもいただいたカレンダーを重宝しています。それでも世間一般ではどうせなら気に入った柄のカレンダーを部屋に飾りたいと、市販のカレンダーを買っている人も多いようです。

カレンダーも千差万別。文字の大きさにこだわるのか、写真やイラストで選ぶのか、一か月一枚がいいのか、二か月や三か月で一枚になっているものがよいのか? こればかりは好みですね。

そんな暮れの挨拶の手土産ですが、あたしの勤務先では昨年からこのようなものを作って、お世話になっている書店の方に配っています。とはいえ、回りきれない書店も多いので、すべての書店の方に行き渡っているとはとても言えませんが……(汗)

何かと言えば、ポストイットです。こういったものが書店現場では一番喜んでもらえます。それほど高いものでもないので、もらった方が遠慮なく使えますし、お互いにとってWin-Winなのではないでしょうか?

大きさ違い、色違いのポストイット、左側の一番大きなサイズにはロゴや社名も入っています。一応は宣伝物という扱いです(笑)。

そして今年です。

昨年は昨年出喜んでいただきましたが、「ちょっと小さいかな」という意見もありました。もちろん昨年のサイズはポストイットの王道、最もポピュラーなサイズだと思うので、これで困るという人は多いわけではないのですが、「ちょっとメモを書いて貼るのには小さい」というのは配布しているこちらでも感じていたことです。

というわけで2019年版がこちらです。

なんとなく、昔懐かしい国際郵便封筒をイメージさせますが、フランス国旗のトリコロールですよね。フランスがあたしの勤務先の代名詞でもあるので、そのあたりは意識しているのではないかと思います。

箱から取り出すと、入っているのはこういうポストイットです。今年はワンサイズでロゴや社名も入っていません。色も一色ですから、昨年の方が凝っていたでしょうか?

でも、メモなどを書き込むにはこのくらいのサイズがないとダメですよね。これなら、ちょっとしたメッセージを書いて同僚のデスクやPCの片隅に貼っておくのに適しています。そういう使い方であれば、色も黄色の方がデスク周りでも目立つでしょう。

で、最近になりまして、書店回りの時にこれらを持ち歩いて、行った先の書店の方に差し上げています。やはり喜んでいただけます。「こういうのがいいんですよね」という感想がほとんどです。喜んでもらえると、こちらとしても嬉しいです

ところで、昨年のポストイットだと小さすぎてメモとか書けないと言われて今年は少し違うのに変えたのですが、両者のサイズの違いが気になりませんか?

最後の写真は、二つを並べてみたものです。今年のポストイットはこの外箱とほぼ同じサイズです。昨年のは二枚目の写真でおわかりのように二つ折りです。やはり、昨年のものと比べると、今年は格段に各スペースが広くなったということがご理解いただけるのではないでしょうか?

併売している書店はあるのかしら?

現在売れに売れている『龍彦親王航海記 澁澤龍彦伝』ですが、毎日新聞に先日掲載された川本三郎さんの評で、澁澤龍彦と砂澤ビッキに関係があるということを初めて知りました。不勉強で情けないです。

 

で、その砂澤ビッキと言いますと、新刊『ラストカムイ 砂澤ビッキの木彫』です。全くの偶然ですが、こんな続けざまに関係する二人の本が刊行されるなんてちょっと驚きです。

ただ、どの書店を覗いても、この二冊を並べて展開しているところは見当たらないですね。それは仕方ないのかも知れませんが、そういう並べ方、売り方があっても面白いのではないでしょうか?

初級、中級、上級へ

本日見本出しのフランス語学習書の新刊です。

きれいな装丁だと思いませんか?

あたし好みです。確か、以前、こんな感じのブラウスを着ていたような……、そんな記憶が蘇ってきます。

学習参考書の場合、競合商品が多いわけで、最終的には中味で選ばれて生き残っていくのでしょうが、その中味を知ってもらうには手に取ってもらわなければなりません。となると、やはり装丁は大事です。

「わあ、きれい!」「オシャレ!」と思ってもらえるような装丁だと、まずは手に取ってもらえるのではないでしょうか? 決して中味は二の次だと言っているのではなく、中味を吟味してもらうためにも「見てくれ」を疎かにはできないと言いたいのです。

本日は見本出しがもう一点。

韓国語です。

新刊は真ん中に鎮座する「上級」です。これでこの「絵で学ぶ韓国語文法」シリーズは、初級、中級、上級と学習者の進度に合わせた三つが揃いました。

お陰様で初級と中級はよく売れているので、こんどは三つ揃えて店頭に並べていただけると嬉しいです。

それよりも今日は……

未明に、今日は真珠湾攻撃の日、というダイアリーを書きましたが、現在の日本人でどれだけの人がそれを覚えている、あるいは思い出すでしょうか? テレビや新聞でもそれほど取り上げているような様子はありません。

むしろ、日本人にアンケートを取ったら12月8日は太平洋戦争の開戦の日、真珠湾攻撃の日ではなく、むしろ元ビートルズのジョン・レノンが凶弾に斃れた日を挙げる人の方が多いのではないでしょうか?

 

そんなジョン・レノンを撃った犯人が逮捕される前に読んでいたのが『ライ麦畑でつかまえて』です。いや、今年の場合「天気の子」ファンであれば『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を挙げるかもしれませんね。

12月8日と聞くとジョン・レノン、そしてえ「ライ麦」を思い出す方が多いのも納得です。

日本時間では本日未明でしたよね

12月8日です。あの日です。

わかりませんか?

リメンバー・パールハーバー、真珠湾攻撃です。つまり太平洋戦争が始まった日です。

 

というわけで『パール・ハーバー(上)』『パール・ハーバー(下)』のご案内です。

やはりこのタイミングで案内しないと意味がないですよね? ただ、日本では8日の未明になるようですが、現地のハワイでは7日でしたけど。

復活の日は来るか?

新刊『東ドイツ史1945-1990』が好調で、刊行早々で重版が決まりました。これといった類書がないというのも好条件、追い風になっているようです。

確かに、ナチスに関するものはありますし、統一ドイツを欧州情勢に絡めた本は数多く刊行されていますが、東ドイツの通史というのはあまり見かけないですね。

そんな東ドイツもの、あたしの勤務先ではかつて『監視国家 東ドイツ秘密警察に引き裂かれた絆』という書籍を刊行していました。東ドイツというとスパイとか秘密警察といったものにスポットをあてた書籍が多いような気がします。だからただの通史が好まれるのかも知れません。

通史と言えば、『20世紀ドイツ史』というものもあります。こちらは東とか西ではなく、20世紀のドイツ全体を扱ったものです。ナチの時代もあれば、東西分裂時代も扱われています。

と、ご紹介しましたが、この二冊、どちらも現在は品切れ、重版も未定です。ちょっと残念です。

どこでどう間違えた?

ネット書店のアマゾンのサイトで、ノーベル文学賞を受賞した「オルガ・トカルチュク」と入力して検索すると右のような結果が現われます。

邦訳は、あたしの勤務先から出ている『昼の家、夜の家』と『逃亡派』だけなので検索結果には問題ありません。これで正しいのです。気になるのはタイトルの後です。

『昼の家、夜の家』の後にはカッコに入って「エクス・リブリス」とあり、『逃亡派』の後には同じく「EXLIBRIS」とあります。この両書は、あたしの勤務先の海外文学シリーズ「エクス・リブリス」の一冊なので、それを明示するために(エクス・リブリス)と加えてあるのは親切だと思いますが、『逃亡派』の方は何故わざわざ欧文で入っているのでしょう?

ちなみに、同じように丸善&ジュンク堂書店のウェブサイトhontoで検索してみた結果が左です。

両書とも(エクス・リブリス)とカタカナです。欧文表記はありません。これだと「エクス・リブリス」で検索をかけると、このシリーズ全体を検索することができるはずです。

しかし、hontoで念のため「EXLIBRIS」で検索をしてみると、同シリーズの何冊かはタイトルの後に欧文で(EXLIBRIS)と入っているものがヒットしました。つまり、一つのシリーズなのに、シリーズ名の表記が統一されていないのです。

うーん、どうしてだ? と思って更に紀伊國屋書店のウェブサイトでも同じように検索してみました。それが右です。

どうでしょう? やはりカタカナと欧文と分かれてしまっています。そしてややこしいことに、アマゾンとはカタカナと欧文の表記が逆になっています。

こういった書誌情報というのは、出版社が提出したデータを流用していると思います。各ネット書店で多少は手を加えることがあると思いますが、タイトル回りは一番肝心な部分ですから迂闊に手を着けることはしないと思いますし、そもそも一点一点そんな作業をしていたら時間がいくらあっても足りません。

となると、あたしの勤務先が最初に登録したデータが間違っていたのでしょうか? でも、あたしの勤務先では欧文は使っていません。どこかで誰かが意図的に欧文のシリーズ名を加えたとしか思えないのですが、それはいったい誰なのでしょう?

ドラマの影響?

今朝、昨日の朝日新聞のサンヤツをご紹介しましたが、本日のサンヤツにも見逃せないものがありました。

木村拓哉主演のTBS系ドラマ「グランメゾン東京」の影響なのでしょうか? あるいはこれらの書籍がドラマの参考文献となっているのでしょうか?

ドラマのヒットに合わせて書店店頭でちょっとフェアをやるのであれば、あたしの勤務先からもこんな本が出ていますので、ぜひ一緒に置いていただきたいものです。

まずは『レストラン・サービスの哲学 メートル・ドテルという仕事』です。同書の内容紹介には

「メートル・ドテル」とはレストランにおけるサービスの責任者。経験豊かな著者が、この職種の歴史や精神、仕事としての醍醐味をわかりやすく紹介。食に関わる人たち必読の一冊。

とあります。続きましては『シェフの哲学 食の探求から三つ星レストランの運営まで』です。こちらは

本書は、パリのレストラン「グラン・ヴェフール」の料理長、ギィ・マルタンが、自らの職業、食材・料理・レストランの運営について具体的に記述した、いわば料理の思想書。

といった内容の一冊です。いかがでしょう? どちらもドラマの参考文献としてふさわしいのではないでしょうか?

美しい村って

昨日の朝日新聞の第一面下、いわゆる「サンヤツ」にこんな広告が載っていました。

東海教育研究所の『フランスの一度は訪れたい村』と『増補版 フランスの美しい村を歩く』の二点です。

あたし、不勉強で東海教育研究所という版元、初めて知りました。社名からすると、主に学習参考書などを刊行しているように思えますが、ウェブサイトを見るとそういうわけでもなさそうです。東海大学ともつながりがあるのでしょうか?

まあ、そういう詮索は置くとして、「フランスの美しい村」、どこかで聞いたセリフではありませんか? そうです、今年度の雑誌「ふらんす」の表紙テーマがそれなのです。

ちなみに、雑誌「ふらんす」の表紙連載担当は粟野真理子さん。集英社から『パリから一泊!フランスの美しい村』を刊行されています。

それにしても、フランスの美しい村ってフランス政府公認のものなのですね。日本でも百名山など、山や滝などを全国から選んでいるのはありますが、村自体を選ぶというのはありましたでしょうか? 風景ならあったと思うのですが、それと似たようなものと考えればよいのでしょうかね?

こういった「三大某々」とか「某々百選」というのは、江戸時代にはガイドブックが刊行されていたように古くからありましたが、世界中どこにでもあるものなのですね。

都市農業の明るい(?)現状

今朝の朝日新聞にこんな記事が載っていました。都市で農業をやることの意義が見直されてきたのでしょうか? とてもよいことだと思います。

都市で農業と言えば『シティ・ファーマー』です。2014年11月刊行ですから、もう5年も前の書籍です。残念ながら現在は品切れです。

刊行当時も既に役所や企業が開いているレンタル菜園などが少しずつ脚光を浴び始めていて、食の安全という観点や食育という点からも注目している人、実践している人が増えてきているという感触がありました。

しかし、こういう動きが更に加速しているとなると、本書も重版の可能性が出て来ますかね? しかし、どうせなら記事にもある世界都市農業サミットに間に合わせないとなりませんでしたね。