下痢止めと止瀉薬

少し前からこんなCMを見かけるようになりました。

ビオフェルミン下痢止め」のCMです。以前は、「ビオフェルミン止瀉薬」のCMがよく流れていたと思うのですが、最近は「下痢止め」の方ばかりが流れているようです。

サイトを見ますと、どちらの製品もあるようで、別に名称が変更になったわけではありません。

「止瀉薬」時代、CMを見るたびに、「下痢止めという表現だと、やはりあまりにも露骨なのでお茶の間に流れるテレビCMとしてはふさわしくないから止瀉薬なんて難しい言葉を使うのかしら?」と思いながら見ていたものです。しかし、このところ、「下痢止め」ばかりを見かけ、テレビでは「止瀉薬」はとんとお目にかかれません。

もちろん別々の製品なので、メーカーが今は「下痢止め」の方をプッシュしている、という事情もあるのでしょうが、やはり「止瀉薬」ではわかりにくい、という理由もあったのではないでしょうか? 第一、止瀉薬って耳だけで聞いたとき、どれくらいの人が下痢止めだって理解できるでしょう? 更に言えば、止瀉薬ってすぐに漢字で書ける人はどのくらいいるのでしょう?

背に腹は代えられず、やはり商品ですから知られて買われなければ意味がありません。それで「止瀉薬」から「下痢止め」になったのでしょうか?

ところで、ビオフェルミンの「下痢止め」と「止瀉薬」って、効能など何が異なるのでしょう? サイトの説明ではよくわかりません(汗)。ちなみに、あたしは正露丸が好きです。