デビュー小説、刊行!

スチュアート・ダイベックの新刊『路地裏の子供たち』は本日が見本出しでした。

装丁はご覧のような感じ。夏に向かうこの季節に雪景色のイラストです。でもノスタルジックな雰囲気があって、イラストはとても気に入っています。

いま「新刊」と書きましたが、原書はダイベックの初めての短篇集ですから、決して最近の作品ではありません。しかし、だからこそファンが邦訳を待ちに待っていた作品でもあります。

帯をご覧いただくとわかりますが、今回の日本語版のためにダイベックによるエッセイ「『路地裏の子供たち』を書いたころ」が収録されています。

翻訳はもちろん柴田元幸さん。短篇集なので、興味を覚えたタイトルから読んでみてください。

ちなみにタイトルを挙げますと、「パラツキーマン」「猫女」「血のスープ」「近所の酔っ払い」「バドハーディンの見たもの」「長い思い」「通夜」「ザワークラウトスープ」「慈善」「ホラームービー」「見習い」の11篇が収録されています。