平成を引きずるわが家でありました

右の写真は、わが家の柱にかかっている、日めくりカレンダー型の壁掛け時計です。よく見ていただければわかるように、「平成31年5月1日」という、存在しない日付が表示されています。(って言うか、朝の5時前から起きているなんて!)

この時計を購入した頃には、もちろん将来の改元は予想できたにせよ、いつの時点でどんな元号に変わるのかなんてわかっていませんでしたから、メーカーも対応していなかったので、半永久的に「平成」が続いていくのだと思います。

こういう時、電波時計なのだから、巧いこと電波を送ることで修正(アップデート)できないものだろうか、とも思いますが、そもそも液晶に「昭和」「平成」「令和」といった元号を表示するフォントなどを入れておかないとならないわけですから、ちょっと難しいでしょうね。

メーカーのホームページに改元に伴う対処法が載っているのですが、何のことはありません、元号表示ではなく西暦表示に切り替えてください、というものです。この製品を買った人の中には西暦だけでなく年号でも表示できるところを気に入って購入した人も多いと思うのですけど……

というわけで、わが家も当分は西暦表示にはせず、しばらくは平成の時を刻み続けていきたいと思います(笑)。

ところで、今回の改元に絡むニュースを見ていて思ったのですが、「さようなら、平成」というのであれば理解できますが、多くの人が「ありがとう、平成」と言っていたのに違和感を感じました。なんで「ありがとう」なのでしょうか? 何に対する感謝なのでしょうか? とりあえず日本は戦争もなく平和だったからでしょうか? しかし、自然災害はとても多かった時代ですし、景気だって書明の肌感覚ではずーっと悪かった印象ですし、恨み言の一つを言ったとしてもとても感謝をする気にはなれないのですが、あたしは。