もう絆創膏は要らない?

既に何回書きましたが、ほぼ一月前の通勤途上、意識を失って倒れ、右の目の上を数針縫ったという事態。とうの昔に抜糸も済んで傷口はかなり治ってきているのですが、やはりちょっとグロテスクな感じもするので、仕事の時はずっと絆創膏を貼っていました。貼ってるから「どうしたの?」と聞かれるわけで、上のような説明をしていたのですが、そろそろ絆創膏はなくても大丈夫かな、と考えています。

昨日や今日のように休みの日は自宅にいるので絆創膏など貼っていません。近所のコンビニくらいだったらこのまま出かけて行きます。顔の角度によってはあまり目立たないのではないか、と自分では勝手に判断しているのですが、どうでしょう? 傷跡もそうですが、眼の周囲の擦り傷がシミのように残っていて、これも汚くていやです。いや、顔のシミは加齢のせいでもありますが……(汗)

ちなみに、眉尻のあたりを指で押すとまだちょっと痛いです。右目と比べると、左目の眉毛のあたりは若干腫れている感じがあります。こんな感じで、少しずつ、徐々に痛みが治まっていくのでしょうか?

とりあえず、明日からの仕事、絆創膏を貼るか、貼らないか、ちょっと悩んでいるところです(汗)。ファンデーションでも塗って傷を隠しましょうか?

落ち着いてはいけない!

シャルリ・エブド襲撃事件や「イスラム国」、このところイスラーム社会が注目を浴びています。それを反映するように新刊書籍もたくさん刊行されています。特に新書のような手軽なタイプの本がかなりたくさん発売されています。書店で話を聞くと、やはりあれだけの事件があった直後を中心によく売れたそうですが、最近になって少し落ち着いてきたようです。

多くの人が興味を持ち、そのような書籍を購入してくれたことは嬉しいことだと思いますが、ここへ来てちょっと落ち着いてきているというのが気になります。もちろん、あたしの勤務先から「シャルリ・エブド」関連の書籍が出るのがこれからなので、まだまだホットな話題でないと困る、という現金な理由もあります。

でも、個人的にはそれだけが理由なのではありません。フランスの風刺画の問題も、風刺画というフランスの伝統や言論の自由という側面もあれば、ヨーロッパにおけるイスラム教という問題、移民問題など、実にいろいろな問題を抱えています。「イスラム国」にしても、残虐なテロ集団という面だけでなく、どうしてあのような組織が生まれたのか、何が彼らをあのような行動に駆り立てるのか、といったもっと考えなければならない問題があります。

これまで日本は中東諸国とは友好関係を築いてきた、と言われてきましたが、実は中東諸国から友好的に思われていたのではなく、ほとんど意識されていなかったというのが実情だったのではないでしょうか。日本はキリスト教社会ではありませんから、日本と中東諸国が宗教的な対立を生むことはほとんどなかったので、その点では欧米諸国よりは好ましく思われていたかも知れませんが。

しかし、今回の件で、少なくとも安倍政権は、自分たちは欧米社会の側、キリスト教社会の側に立っていると宣言したような形になっていますので、これからは中東諸国としっかり向き合わないとならないのではないでしょうか? さらに、ここにイスラエルという国が絡んでくるから厄介です。なにはともあれ、真剣に中東について考える必要が生まれたということで、そうなると向き合うための知識を得るためには書籍が一番でしょう。このところ陸続と発売された書籍もよいですが、それらを読み終わったら、次は歴史とか文化などを深く広く知るための書籍が必要になるはずです。そうなれば、あたしの勤務先のような出版社の出番です。

書店店頭での売り上げが落ち着くのは仕方ありませんが、日本人としてこれからもこの問題について関心を抱き続けることが大事なのではないでしょうか? だとすると、書店でも大きなスペースを取っての展開、フェアは難しくても、息長くこの問題を店頭でも訴え続けていってくれたら、と切に願います。

なにを一緒に並べるか?

『クリミア戦争()』が配本になりました。

 

クリミア戦争って、名前くらいは聞いたことがあるけれど、どことどこが闘った戦争だか知っていますか? 日本が加わっていませんから、この質問への日本人の正答率はかなり低いでしょうね。ただ、いまとてもホットな地域、クリミア半島のあたりで闘われた戦争なんだ、ということはわかると思います。手早く知りたい方はウィキペディアでもご覧ください。

さて、いま問題となっているクリミア半島情勢もここまで遡らないと理解できないわけなんです。そういう意味では、本書は歴史の本でもありますが、現代の海外事情の本という捉え方もできると思います。少なくとも、書店で「クリミア情勢を知る」なんてフェアをやるとしたら、本書は当然セレクトされるべき一冊、いや二冊でしょう。

さて、このクリミア戦争、時代的としてドイツでビスマルクが活躍していた時代です。ですから、まずはこんな本も並べてよいのではないでしょうか?

中公新書の『ビスマルク』です。新書ですからお手軽です。もう少し本格的なものを、というのであれば、こちらになります。

『ビスマルク()』です。力のこもった評伝です。

また参戦国の一つフランスではこの時代、ナポレオン三世がいましたので、文庫クセジュ『ナポレオン三世』や講談社学術文庫『怪帝ナポレオン三世』などはどうでしょう?

 

またロシア側はあまり文献がないのですが、戦争より少し前の人ですが、帝政ロシアに君臨した『エカチェリーナ大帝()』などはどうでしょう?

もう少し手頃なものは、というのであれば池田理代子のコミックもあります。

そして、案外忘れられそうですが、主役の一人、オスマン帝国も無視はできません。『オスマン帝国』や『オスマン帝国六〇〇年史』、『オスマンVS.ヨーロッパ』などがあります。

  

さらにオスマン帝国やアラブ世界について知りたい方には『アラブ500年史()』がお薦めです。

 

こうしてみると、クリミア戦争が「最初の世界大戦」「第零次世界大戦」と呼ばれるのも納得です。

同じ新書サイズの誼で

昨日も書きましたが、中公新書の『ビスマルク』を読んでいます。

この時代、まるで詳しくもなく、だから読みながら勉強しているところなのですが、同時代の有名人物と言えば時のプロイセン国王、後のドイツ皇帝だったり、オーストリア皇帝、ロシア皇帝などがいますが、ぱっと名前が出てくるわけではありません。ドイツくらいは、本を読んでいるところなのでヴィルヘルムと言えますが、これだっていつまで記憶に留めておけるのか……

そんな中、恐らく一般の日本人にも比較的知られているビスマルクの同時代人と言えば、フランスのナポレオン三世ではないでしょうか? 一世ほどは有名でもないし、何をした人なのか実は日本人にはほとんど知られていませんが、それでもナポレオンの甥っ子ということで名前くらいはよく知られている人出はないでしょうか?

だからなのでしょうか、彼に関する本なら何冊かありますね。とりあえずは『怪帝ナポレオン三世』でしょうか? 文庫ですのでかなりハンディーなサイズです。ただ、中公新書と並べるのであれば、同じ新書サイズの文庫クセジュ『ナポレオン三世』はいかがでしょうか?

 

中公新書の『ビスマルク』を読んでいると、結構ナポレオン三世って登場するんですよね!

人文書3点、重版です

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。