今日は終戦の日ですよね?

テレビのニュース番組や情報番組、どうして終戦の日のニュースよりも、SMAPのニュースの方が扱いが大きいのでしょう? そりゃ戦没者慰霊祭の中継、天皇陛下のお言葉なんてつまらないかもしれません。閣僚や国会議員が靖国神社へ参拝したというニュースも一般国民には「だから何?」という程度の関心しか持たれないかもしれません。

それでも、やはり先の大戦について考える、戦後70年の平和のありがたみをかみしめるような報道が、もっとあってしかるべきだと思うのですが、それよりもはるかにSMAP解散のニュースの方が扱いも大きいし、時間も長いです。

うーん、疑問。

テレビ各局に、ジャニーズ事務所からトップニュースに準じた扱いをしろとか、何分以上時間を費やせ、といった圧力がかかっているのでしょうか? まあNHKまでがオリンピック中継の最中に、ニュース速報のテロップを流したという話ですから、民放各局は言わずもがなでしょうけど、なんか腑に落ちませんね。

天使は天使らしく、悪魔は悪魔らしく

いよいよ本日で盆休みも終わり。

ただ、あと一日、夏休みを各自自由に取りなさいという勤務先のお達しもあるので、今月中にもう一日休もうとは思っていますが、会議とかイベントとか、意外と休みが取れないのよね……(涙)

閑話休題。

雨が降りそうで降らない本日、視聴したのはこちら、「ダークウォッチ 戦慄の館」です。

怪しげな洋館、人の死に様が見えてしまう主人公。こういう設定から予想されるのは、この主人公が自分の出生の秘密を解くため洋館に乗り込み、そこに巣喰う悪魔を退治して、自分の忌まわしい能力とも縁を切るというストーリー。

が、話は後半になるとどんでん返しです。なんと主人公は悪魔の子。例の洋館は悪魔たちを封じ込めている場所。途中で主人公が知り合った測量隊や立ち寄った街の連中は悪魔。そして洋館で主人公たちを襲ってきた斧を振りかざす連中は天使、洋館に住む浮浪者のような男も悪魔を封じ込めている側の人。

なんという意表を突いた設定でしょう。ただ、そう聞かされると、斧で襲ってきた連中が測量隊を狙っていたのも納得です。主人公を襲わなかったのは、彼が完全には悪魔の子ではなかったから、あくまで悪を解き放つ鍵を握るだけの存在で、まだ悪魔にはなっていなかったからでしょうか?

さて、エンディング。結局主人公も悪魔の側になってしまい、主人公の恋人(身重)が浮浪者っぽい男に助けられます。たぶん主人公は、この浮浪者っぽい男に倒されてしまったことでしょう。この男の活躍で悪魔が解き放たれるのは阻止できたようです。

しかし、身重の彼女が生んだ少年、彼には悪魔の子の血が流れているわけですよね。それでやられてしまった主人公同様、悪魔の囁きが聞こえるようです。この子がもう少し大きくなって、たぶん主人公と同じく23歳になったときに、父親と同じような運命が待ち受けているのでしょう。そして、あの浮浪者のような男がやはり助けてくれるのかもしれません。

が、やはりいまひとつわかりにくい作品でした。

悪霊の仕業か、人間の仕業か?

本日は「死霊高校」を視聴。もう見飽きた感のあるPOVの映画です。

簡単にあらすじを紹介しますと、舞台は20年前の、とある高校の文化祭(かな?)。この映画の原題でもある「GALLOWS(=絞首刑)」という劇の上演中に、誤って本当に役者を演じていた生徒が首を吊って死んでしまうという事故が起きます。そして時は流れて現代。忌まわしい記憶の残るあの劇を再び上演することになった高校生たち。しかし、演技に不安を抱えた主人公が友人に唆され、上演前日の晩に学校へ忍び込み、舞台装置などを壊して上演できないようにしようとします。しかし、そこで恐怖の体験をすることに……

POVの場合、どうしてもビデオを回し続けないとならないわけで、多くの作品では「この状況でよくビデオを回していられるなあ」ということが気になるのですが、本作の場合、灯りのつかない体育館(講堂?)なので、ビデオをつけることで懐中電灯代わりにするという役回りになっています。それはそれなりに説得力がありますが、例によって、ビデオを回している生徒がウザイです。アメリカのティーエイジャー・ホラーにありがちな、うるさいだけで早々と殺人鬼に殺されてしまうタイプ、まさしくそれです。

それはともかく、本作の場合、20年前に事故で死んだ生徒の霊が襲っているようなのですが、途中で、現在の上演で主人公をやる男子生徒の父親が、20年前に本来は絞首刑になる主人公を演じるはずだったことがわかります。父親が当日なぜ役を代わることになったのかは語られていませんが、そのために急遽代役で主人公を演じた生徒が死んでしまったのですから後味が悪いでしょうね。

で、そんな因縁など知らずに主人公を演じることになった男子生徒に対し、ヒロイン役の女子生徒は実は20年前のヒロイン役の女子生徒の娘。なおかつ20年前の事故で死んだ男子生徒が恋人であったようなので、現在の部のヒロインは20年前に亡くなった男子生徒の娘でもあるような、ないような……

結局、この母娘が事故とはいえ死んだ恋人(娘から見たら父親)の恨みを晴らしたのが今回の事件の真相のようですが、かなりの怪力が見られたり、科学的に説明しづらいところも多々あるので、やはり死んだ生徒の怨霊も一枚噛んでいるようです。というよりも、よりホラー映画らしく解釈すれば、死んだ生徒の霊が、自分の恋人と娘を使って恨みを晴らしている、ということでしょう。

問題は、では死んだ生徒、確かに非業の死ですけど、別に誰かに仕組まれて殺されたとか、死んでも誰も悲しまなかったとか、そんなことはなかったはずです。その証拠に、この作品の上演を20年も封印していたわけですから。それを今になって(死んだ生徒の霊の力によって)再演させたとするならば、再演した理由はなんなのでしょうか? 自分が事故死することになったきっかけを作った級友の息子に復讐するためでしょうか? いや、だったらその級友(主人公をやることになった男子生徒の父親)は健在でピンピンしているわけですから、彼本人に復讐すればよいのではないでしょうか? なんで息子なのでしょう? このあたりがわかりません。

そして、そもそも事故で死んだ生徒、恨みを抱え怨霊化するような死に方だったでしょうか? そのあたりの説明がやや手薄です。それとも当時恋人だった女性の悲しみと未練などが混ざりあって、恋人の霊を成仏させなかった(キリスト教で成仏という表現も変ですが……汗)のでしょうか。そしてそのために恋人の霊は悪霊化してしまったのでしょうか?

いま読むなら、これ! 夏休みの読書感想文対策本

連日の猛暑です。何をするのもかったるいと感じるのはあたしだけではないでしょう。お盆休みも終わるわけで、「あっ、夏休みの宿題、まだ終わってない!」と青ざめている学生の方も多いのでは?

この時季に、まだ終わっていないのを思い出して青くなるのは、読書感想文が最右翼ではないでしょうか? なにせ、読書感想文の場合、読む&書くという、どちらも至極面倒な作業をこなさないとならないわけですから。ちゃちゃっと一時間かそこらで済ませることができないタイプの課題ですね。

だからでしょう、夏休みに書店員さんが聞かれるお客様からの質問で多いのは「簡単に読み終わる」「すぐに読み終わる」本はどれですか? というもの。「面白い本はないですか?」という質問ならいろいろ答えてあげたくもなりますが、「すぐに読み終わる」なんていう質問には、正直、答えたくないのが書店員さんの本音ではないでしょうか? いや、本を買ってくれるなら、この際うるさいことを言うのはやめましょう。

で、それでも夏休みの残り日数を考えると、長い作品には手を出したくないというのは本音だと思います。出来れば短いもの、そして読んで面白いものを選びたくなるものです。

そこであたしのお薦めは、ズバリこれ、『魔法の夜』です。

えー、ガイブン? 難しくない? という意見が聞こえてきそうですが、これに冠してはガイブンというハードルはほとんど感じないでしょう。舞台はアメリカのとある田舎の街です。そして季節は夏。暑くて寝苦しい夜に、眠れないで街中に出てきた人たちのオムニバスです。

部屋の中にいたら息苦しくて死にそうだという少女、長いこと新作が書けないでいる中年の小説家、夜な夜な他人の家に忍び込んでいたずらをしている少女たち、ショーウィンドーのマネキンに恋をする酔っ払い、そんな酔っ払いに見つめられ、月明かりの下、動き出すマネキン、そして屋根裏で活動を開始するおもちゃたち。

こんな人たちの、ある夏の一夜の物語が本作です。どうです? 寝苦しい夜、本書を片手にちょっと家から抜け出して、公園のベンチか何かで本書を広げてみては如何でしょう? 原書にも「月の光でお読みください」と書いてあるので、外で読むのが正しい読み方です。きっと朝までには読み終わってしまう程度の長さです。

それに、たぶんクラスメートの多くが日本人作家の作品の感想文を書く中にあって、ガイブン、それもミルハウザーの作品で感想文を書いたら、これはちょっとカッコいいと思うのですが!

こんどは韓国ホラー

殺人漫画」視聴。

韓国のホラーです。人気のウェブ漫画が、そこに描かれているとおりに殺人事件が起こることから始まる作品です。なんで漫画のとおりに人が死ぬのか。ですから、それは自殺なのか他殺なのか、決定的なところはありません。種明かしをすると、主人公であるマンガ家が亡霊たちと交信し、彼らの声を聞いてそれを漫画に描いているということ。亡霊たちはマンガ家を焚きつけて作品を描かせ、自分たちはその通りに殺人を実行している、ということのようです。亡霊の仕業ですから、自殺の理由が見つからなくても、他殺の証拠が残っていない以上、警察としては自殺として処理するほかないでしょうね。

さて、亡霊の仕業ということにすると、主人公であるマンガ家の行為に前半と後半で辻褄が合わないところがある気もしますが、これは犯人を追う刑事にも言えるのですが、皆が皆、自分の過去の過ちをなかったことにして忘れ去っていたわけで、それをこの事件によって(亡霊によって?)思い出させられたということのようです。

結局最後は、亡霊たちに魂を売った主人公のマンガ家だけが生き延び、それ以外の連中は死を免れ得なかったことになります。亡霊にサジェスチョンを受けていたことや、過去の殺人まで思い出してからの主人公は、逆に清々とした涼やかな顔をして、かえって怖いです。

アパートの契約は慎重に?

アパートメント1303号室」視聴。もともとは「1303号室」という邦画ではなく、アメリカ資本の制作なので扱いとしては洋画になるのでしょうか、とにかくそれがあって、この作品はリメイクということになります。

 

さてストーリーですが、かつての栄光から抜け出せず、落ちぶれて酒浸りになっている元歌手の母。そんな母の束縛に耐えきれず家を飛び出した娘がアパートを借ります。姉は妹が一件目の物件を契約してしまったことに文句を言いつつも、妹の一人暮らしを応援しつつ、自分は母の元を逃れられないことにいらだちを覚えています。

さて、そんな妹が越してきたアパートの部屋はなんか不気味。悪臭も漂い、隣近所の住民も胡散臭さ満点です。そして、見えない影におびえるような妹は引っ越し二日目の晩、恋人が部屋を出た直後にベランダから転落死。姉は妹が自殺などするはずはないと、そのアパートにやってきて死の真相を突き止めようとします。

あたしは中越典子主演のオリジナルは見ていません。ネットなどを見る限り、本作はオリジナルにかなり近いような印象を受けますが、どんなところが違うのでしょうか?

さて、妹の死の真相ですが、妹の恋人は刑事で、姉と一緒に死の真相を突き止めようとアパートに泊まり込みます。が、これは実は姉が真犯人ではないかという疑惑を抱いていて、その証拠を得るために近づいたというのが本当のところでしょう。姉はクスリもちょっとやっていたようですし、最後にはアパートを訪ねてきた母を殺してしまいますから。

全体としては、この部屋にかつて住んでいて、母親に虐待された挙げ句、その母を殺し、腐乱死体の悪臭を住民に通報され、警察が踏み込んだときにベランダから飛び降り自殺した娘の悪霊が部屋に取り憑いていて、越してくる人を次々に死へ追いやっている、ということになっています。

が、本作に関わるところだけを見ると、これは完全に精神がいかれてしまった姉の凶行としか言えません。この部屋でかつて人が何人も死んでいるなんて聞かされたら、心の弱い人ならおかしくなっても不思議ではないでしょう。特に主人公の場合、母との関係で疲れはてていたわけですから。

あとは、もう少しじわじわとした恐怖の演出が欲しかったところですね。隣近所の住民も一癖も二癖もありそうなのに、肝心なところで活かしきれてないですし。

ラノベも大変だね

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「佳」とは何か?

とりあえず、欅坂46のニューシングル「世界には愛しかない」です。

このキャンペーンとして、Twitter上で、いろいろな「愛」を写真に撮って投稿するというのがありました。いや、まだやっているのかしら? それはともかく、メンバーも積極的に投稿していて、先日の彼女たちの冠番組「欅って、書けない?」でその中のいくつかが紹介されていました。

そのうちの一つ、志田愛佳の投稿がこちら(↑)です。自分の名前に「愛」が含まれているのでそれを撮ったという説明。「だれかを大切に愛せる人」になれるようにという親の思いがこもった命名なんだそうです。

で、「愛佳」は「まなか」と読みますが、それはともかく、この時の番組のやりとりでMCから「じゃあ、佳は?」と聞かれて「?」となってしまい答えられなかった志田愛佳。うーん、困りましたね。

「佳」とは「佳曲」といった言葉もありますから、一般には「よい」という意味で使われることが多いですが、女の子の名前に使っているので、親としては「佳人」を意識していたのではないでしょうか? 「佳人」とは美人のことです。

「佳人薄命」なんて言葉もありますね、現在は「美人薄命」の方が人口に膾炙していると思いますが。その他には「才子佳人」なんていう言葉もあります。優れた男性と美しい女性のこと、中国の古典小説などでは主人公の二人を指す場合が多いです。

やはりアイドルとはいえ、否、アイドルだからこそ、自分の名前の由来を聞かれる機会もあると思うので、このくらいは親に聞いておくか、自分で調べるなどしておいた方がよいのではないでしょうか?

ちなみに志田愛佳は新潟出身です。いわゆる新潟美人というのでしょうか? そして、ららぽーと立川立飛にあるタワーレコードが、欅坂46の中でも特にこの志田愛佳を単推ししているとヲタの間では評判になっております。ご覧のように店頭は大変なことになっているようです。

あまり怖くない

録りだめてあった映画を鑑賞。まずは「戦慄迷宮」です。

監督は清水崇で、出演者も柳楽優弥、蓮佛美沙子、勝地涼、前田愛といった、そこそこ知られているメンバー。しかし、怖かったかと聞かれたら、「まあ、怖がりな中高生なら震えるかな?」といった程度。子供のころ、幼なじみであった主人公たち5人は、母親と遊びに来た富士急ハイランドのお化け屋敷にこっそりと忍び込みます。案の定怖くなってお化け屋敷の中を走り回っているうちに、一人が階段から落ちてしまい瀕死の重傷を負います。しかし主人公たちは怖くなり、その子を助けずに逃げてしまいます。そのまま一人見つからずに時代は10年後の現在へ。大人になった主人公たちが再び再会すると、お化け屋敷でいなくなったはずの子が現われ云々。

主人公は再び十年前のお化け屋敷に連れ込まれることになり、現在と10年前とが交差するようにストーリーが進みます。そして、幼なじみが一人死に、二人死に。主人公の柳楽優弥は警察で取り調べを受けているのですが、ただ一人生き残ったという設定。ただし、これは完全に彼の妄想で、警察官には柳楽優弥が友人たちを殺した、と思われています。

恐らく、そうなのでしょうね。彼はこの十年間、お化け屋敷に置き去りにしてしまった子のことをトラウマとして抱えていて、精神的に情緒の安定性を欠いていたようなところがあります。恐らく、久しぶりに故郷に戻ってきて幼なじみに再会し、何かがプツンと行ってしまったのではないでしょうか? ちなみに、主人公も含め友人たちは幼なじみの一人を置き去りにしてしまったと信じていたようですが、警察はきちんと調べていて、子供たちを保護した後(←遊園地で子供たちがいなくなったので母親たちが捜索願を出していたのでしょう)、ちゃんとお化け屋敷の中も調べ、ケガをして瀕死の重傷を負った少女も救出しています。ただし、意識不明で10年後も目を覚まさずに入院しているというのが真相。あまりにもショッキングな事実なので親は子供たちにこの事実を隠していたようです(←じゃあ、神隠しにでもあったと言い含めていたのでしょうか)。

いずれにせよ、時代が過去と現在を行ったり来たりしすぎて、主人公の心理サスペンス的には面白いと思いますが、ホラーとしてはまるで怖くなかったです。次は「呪い襲い殺す」です。

タイトルがすごくベタですが、簡単に言ってしまうと「コックリさん」を題材とした洋画です。いかにもこの手のアメリカ映画にありがちな、男女数名のホラーです。

コックリさんをやった後、なぜか自殺をしてしまった親友。その死の真相を突き止めようと、友人やボーイフレンドたちがコックリさんをやって親友の霊を呼ぼうとしますが、親友を死に追いやった悪霊が彼らに取り憑いてしまうという話。

その亡くなった親友の家にかつて住んでいた女性は霊媒師で、娘を依り代のように使っていたのですが、娘に悪霊が取り憑いてしまったため娘を殺し、屋敷の地下室に隠したわけです。が、妹を殺された姉がその母を殺し、いまは精神病院に入院させられているという、40年か50年ほど前の話が伏線としてあります。

妹を助けて母親の霊を倒せば呪いは収まると、精神病院に入院している姉から聞いた主人公たちは、地下室の遺体を見つけて封印を解き、母親の霊を倒したのですが、呪いは収まりません。なんと悪霊と化していたのは母親ではなく妹の方。母親は霊媒師として娘を閉じ込めていたというわけです。悪霊と化した妹が姉を使って主人公たちを焚きつけ、自分の封印を解かせたという次第。

結局、妹の遺体とコックリさんをやるための盤を燃やして一件落着のはず、という余韻を残したエンディングです。主人公には反抗的な妹がいて、悪霊と化したかつての姉妹とシンクロするような気もするのですが、そういった趣向がまるでなかったのはもったいないところです。

そういえば、あたしが小学生のころ、コックリさんがクラスでも大流行していました。特に呪われたとか、おかしな現象が周囲で起こったという話は聞いていませんが……