人生五十年夢幻の如し

嗚呼、とうとう半世紀を生きてしまった。

とはいえ、昔から早死にするとは露ほども思ってなくて、ノストラダムスの予言に怯えはしたものの、21世紀まで生きられるのは確実なので、できれば22世紀も体験してみたいなあ、などと夢想していた幼少期でした。

なんで22世紀まで、と問われると、その少し前になりますが、2199年に宇宙戦艦ヤマトが放射能除去装置を受け取りに、星の彼方イスカンダルへと旅立っていくのをこの目で見てみたいと幼心に思ったからでした。ヤマトが無事に戻ってきて放射能で汚れた地球を元に戻したのを見届けてから安心して死にたい、なんて考えていました。おまえは沖田十三か、という突っ込みが入りそうですが……

さて、その道のりは大和の旅よりも長いですね。

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情熱が冷めたと言うべきか?

本屋で見つけたこんな本。

 

研文出版の『中国古典学への招待 目録学入門』と『目録学に親しむ 漢籍を知る手引き』です。

昔だったら即決で買ったのだろうなあと、ふと思いました。

今は、目睹しただけで買おうか買うまいか躊躇している自分がいます。中国学に対する情熱が冷めてしまったのでしょうか? それとも単に不景気で先立つものがないからなのか……

2017年6月23日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

「売れぬ」と、そんなにはっきり言わなくたって……

今朝の朝日新聞の記事です。

漢和辞典が売れていないそうです。

そうか、そうなのか、と口では理解しつつも心の中にはモヤモヤとしたものが残ります。

確かに、国語辞典や英和辞典は小学校から高校まで、それぞれの時期に合わせて買い換えるのでしょうし、高校ともなれば大人になってからも使えるものを買っている人も多いでしょう。そういう辞典類に比べ漢和辞典は確かに必要性において見劣りするのはわかります。

小学校や中学校なら漢字辞典で済みますよね? 大人になってからは、ちゃんとした国語辞典があれば事足りるし、あえて持つなら用字用語辞典とか、漢字使い分け辞典のようなものでしょうか? じゃあ、漢和辞典って誰が使うの、買うの?

結局、中国古典や東洋史などを学んでいる学生くらいでしょうか。それだけとは言えないでしょうけど、そこがコア層でしょうね。あたしも自宅には『大漢和辞典』を筆頭に、大辞典、中辞典など、たぶん片手以上の数の漢和辞典を持っています。中国で出ている『漢語大辞典』『漢語大詞典』まで所持しています。もちろん紙の、です。

辞書というのは引き比べるのが面白いのであって、専攻生であれば辞書を複数持つのが当たり前だと思うのですが、それはあくまで狭い専門家の話であって、一般には一冊あれば十分でしょう。あたしなどは引き比べだけではなく、付録が面白いからというだけの理由で辞書を買ってしまいますが……

それにしても今日の新聞の見出し、「不人気」と言わず「売れぬ」と書いてあるところに出版界の現状が表わされていると思います。考えてみれば、あの『広辞苑』ですら、紙ベースではもう何年も新しい版が刊行されていませんよね(注:第6版が2008年刊行)。となると、その他の辞書など推して知るべし、です。

漢和辞典に限らず、英語以外の各国語辞典も改版されているものは極端に少ない、否、ほとんどない、という状況ではないでしょうか? 確かに、いまやネットの時代。訂正も追加もネットであれば即座にできますから、紙では太刀打ちできないのも理解できますが、やはり寂しいです。

そっちだったのね

昨晩のテレビ朝日系「コレ誰?!偉人伝 ナニした!?大調査団」に中村屋のボースが登場した件。

 

『中村屋のボース』がちょこっとは紹介されるかなと思って、眠い目をこすりつつ見ていたのですが、結局画面には登場しませんでした。

 

が、最後のところで『父ボース』が画面に映ったではないですか! 書影と、ちゃんと出版社名もはっきりと! まさかこちらが登場するとは思いませんでした。

しかし、なかなかよい番組でしたね。

天皇の役割とは?

今朝の朝日新聞の内田樹の記事。

彼が天皇主義者になったという宣言です。そこで思い出したのが、つい最近読んだ『天皇125代と日本の歴史』です。

同書の中で、幕末の時期、徳川慶喜ら幕閣の方が天皇を崇敬していたのであり、維新を主導した薩長の下級武士たちは天皇を駒くらいにしか考えていなかった、とありました。

ほんの150年くらい前のことですが、いまも変わっていないのではないかと感じます。

本日も我田引水? 牽強附会?

今朝の朝日新聞で芥川賞と直木賞の候補作品が発表されていました。

そんな中、芥川賞の候補の中に温又柔さんの名前があるではないですか!

温又柔さんと言えば、『台湾生まれ 日本語育ち』でしょう。受賞されたら更に売り上げが伸びそうです。って、取らぬ狸の皮算用は慎まないといけませんね。

そして同じく、朝日新聞のテレビ欄。

なんとそこに「中村屋のボース」の文字が! たぶんこの番組を見た方はボースに興味を持つこと必死、きっともっと知りたくなるでしょう。

 

だから『中村屋のボース』です。単行本と新書(白水Uブックス)がありますので、お好きな方を!