わが不明を恥ず

少し前に岩波新書の『インド哲学10講』を読みました。すると、その中に野田又夫の著作を引いている箇所がありました。野田又夫って誰? というのが、恥ずかしながら、その時のあたしでした。

 

で、調べてみますと、岩波文庫から『哲学の三つの伝統 他十二篇』という著作が出ていることがわかりました。早速買い求めて読んでみましたところ、これがものすごく面白い! こんな哲学者がいたんだ、どうして今まで知らなかったんだ、とわが不明を恥じたのでしたが、読み進めていると、もっと恥ずかしい事態が……

この野田又夫の著作、文庫や新書などで今でも手に入るものが何冊かあるようですが、そんなことよりも、なんと全5巻の「著作集」が出ていたではありませんか! それも、あたしの勤務先から!

えーっ、と思わず声を出しそうになりました。すぐに勤務先で在庫を調べましたが、当然のことのように既に品切れ、一冊も一セットも残っていません。そりゃそうですよね、在庫があれば注文があったり、年に一度の棚卸しで目にする(目にした)こともあったでしょうが、それがなかったということは、あたしが入社したころには既に品切れになっていたものと思われます。

嗚呼、残念。在庫があれば老後の楽しみに買いたかったところです。

古書店のサイトを見ると15000円くらいで全5冊が売られているようですね。いまさらあたしの勤務先からの復刊もないでしょうし……

しかし、古代のギリシアとインド、中国を併せ論じる懐と教養の深さ、もちろん中世以降の西洋哲学が本来の専攻ですので、そちらへの目配りももちろんすごいものです。京都学派の最後尾に連なる人と呼んでよいのかも知れませんが、かつての大人然とした学者の気風、器の大きさが感じられます。

この歳になって知ることになるとは……

なんと14万部

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ドルチェ? デザート?

わが家の近所のローソンでは売っていなかった、メロンのケーキ、ようやくゲットしました!

勤務先の近所のローソンで見つけました。

今日のランチのデザートにいただくつもりです! これで午前中は乗り切れそうです(爆)。午後もメロン・パワーで働きましょうね。

もちろん直接の関係はないのですが何故か思い出してしまいました!

昨日の朝日新聞の夕刊です。

テレビでも取り上げられていたので、映像を見た方も多いのではないでしょうか?

そんな記事を見たら、ついつい『不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか』を思い出してしまいました。

連想として間違っていませんよね?

ノンフィクションは面白い?

出社したら、机の上にこんな小冊子(チラシ?)が置いてありました。

フェア「世界のノンフィクションがおもしろい!」の拡材です。フェアのブックリストになっています。

参加出版社は小冊子の最後のページ並んでいる、上掲の各社です。

書籍はノンフィクションとフィクションに大きく分かれますが、ノンフィクションばかり読んでいる人とか、フィクションしか読まないなんて人も時々いたりしますが、面白い本であれば、ノンフィクションでもフィクションでもいいじゃないですか!

書店店頭では、たぶんこんなパネル(看板?)が目印になっていると思います。陸続とスタートしていますので、是非世界のノンフィクションを手に取ってみてください。

邦訳は二点出ています!

逃亡派』が国際ブッカー賞を受賞したオルガ・トカルチュクですが、あたしの勤務先ではもう一点邦訳が出ています。

上にあるように『昼の家、夜の家』です。最初に出たのはこちらです。そして『昼の家、夜の家』は思いのほか売れたのです。

上の写真でわかっていただけるかちょっと不安ですが、『昼の家、夜の家』は本文の中に、このように茸料理のレシピが挿入されているのです。この部分が、折からのキノコ・ブームに載ってヒットした原因でした。

この機会に『逃亡派』だけでなく『昼の家、夜の家』も是非ご一緒に!

まもなく満一歳!

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うーん、わからない

録画しておいた「逆殺館」「ラプチャー 破裂」を視聴。

 

まずは前者。

「虐殺」ではなく「逆殺」とはどういうことかと言えば、つまりはある屋敷に悪魔が取り憑いていて、そこに住んで人間を次々に殺していってしまうというお話。こちらが殺すのではなく、逆に屋敷に殺されるから逆殺館なのかな、と解釈しました。

途中まではホラーではなくサスペンスなのかと思っていたら、悪魔憑きの話だったのでちょっと肩透かし。こういう超常現象に持って行かれると、あとは何でもありになってしまうのでやや興醒めです。悪魔によって殺されるのは大事な人を失った人だと途中で軽い謎解きがありますが、たいていの人は両親とか親戚とか友人とか、誰かしらを亡くしているはずですから、つまりは誰でも悪魔の餌食になりうるということ。そうでない主人公が活躍するのかと思いきや、主人公が一番悲しい思いを背負っていて、この屋敷とも因縁があるということですが、そこがストーリーに活かされているとは言えないですね。

4人殺すと悪魔が実体化するというのも唐突ですが、両親とバチカンから派遣されたエクソシスト二人を殺し娘に取り憑いた悪魔。こんどはその娘を悪魔とは知らずに誘拐した4人を殺してさらにパワーアップしようとしているのでしょうか? そのあたりの設定が今一つ理解しづらいです。

悪魔なので銃弾を止めて向きを変えることすらできるのに、簡単に鎖で縛られて動けなくなるなんて、ちょっとおかしいところは山盛りです。

続いては後者。

主人公は突然謎の一味に拉致され、人体実験のようなことをされます。彼らの目的もわからなければ、自分もどうなってしまうのかもわからない、そんな状態で半分以上が過ぎます。

結論から言ってしまうと、遺伝子操作によって人類を超えた、新しい種を生み出そうという実権集団のようです。しかし、なかなか優秀な遺伝子を持った実験材料が見つからず、拉致された主人公もそんな実験台の一人で、なおかつ彼らによればとても優れた遺伝子を持っているとのこと。

結局、彼女も実験によって新種に変わってしまい、一味は彼女の遺伝子を受け継ぐ息子にも食指を伸ばすのですが、間一髪、まだ人間としての理性、母親としての感情を残していた主人公が息子に逃げるように伝え息子は逃げ延びます。しかし映画はここでフィナーレ。続編があるような幕切れですが、この作品がヒットしていなければ続編も何もないでしょうね。

詰まるところ、二本ともちょっとわかりづらい作品でした。