湯島と言えば……

センター試験も終わって受験シーズン本番です。各地に願掛けの場所があると思いますが、東京ですと湯島天神が有名です。

湯島と聞くと、あたしなどは泉鏡花の『婦系図』、そして映画「湯島の白梅」などを連想するのですが、『婦系図』は未読ですし、映画も未見です(汗)。

話は戻って湯島の合格祈願ですが、上にも書いたように多くの人が訪れるのは湯島天神です。学問の神様、菅原道真を祀る神社です。日本で学問の神様と言えば道真公ですから、道真を祀った天満宮が受験生に人気なのもわかります。

ただ、学問の神様と言えば、そして同じく湯島と言えば、湯島聖堂もございます。こちらは万世の師表、孔子が祀られている場所です。菅原道真と孔子、どちらの方が学問の神様として偉いのか?

いや、そんなことを比較すると罰が当たりそうですが、中国学を学んでいた身としては「孔子の方が世界的にも有名だし、後世への影響力も大きいし、菅原道真なんかと比べるまでもない」と思ってしまうのです(汗)。

ただし、ここは日本。日本の学校を受験する学生にとっては、やはり天神様の方が衍聖公よりもはるかに身近で、実際の力になってくれそうな気がするのも理解できます。

振り返って、あたし自身の受験の時、どこか合格祈願のお参りに行った記憶がありません。当時も今も神仏の加護を信じていなかったのでしょうか?

多数決ではダメですね

トランプが大統領に選ばれたけれど、得票数ではヒラリーの方が上回っていたとかいう話。日本でも小選挙区制になってから、得票数と獲得議席との乖離が言われて久しいですね。

それはともかく、アメリカ大統領選挙とか、イギリスのEU離脱の国民投票とか、二者択一的なものを決めるとき、果たして多数決という決め方でよいのだろうかと、つくづく考えてしまいました。つまり過半数を取った方が勝ちという決め方です。

これらのように僅差での勝利ですと、決めた後のゴタゴタというか、負けた方の納得できない感があまりにも残りすぎて、果たしてこれからうまくやっていけるのだろうかという不安がよぎります。

少し前に読んだ岩波新書の『多数決を疑う』にはそのあたりのことも書いてあって、ある程度、皆が納得するには過半数ではなく、3分の2を獲得しなければならない、というようなことが書かれていました。日本国憲法改正が話題になるとよく言われる「3分の2の賛成」、改正推進派は高すぎるハードルだと言いますが、本書によると、国民的な合意、コンセンサスを得るにはこれでもやや低いくらいだとのこと。

まあ、日本国憲法の場合は、最低投票率なども設定されていないザル法なので、こんな状態で国民投票にかけられたらたまったものではありませんが……

で、アメリカ大統領選やイギリスの国民投票を見ると、やはり過半数というのはダメだなあと感じるのです。

右肩下がりの場合

わかっていたこととはいえ、こんなニュース。

年賀状、減少止まらず…「嵐」2年連続で起用も

前年比6%減というのは、昨今のSNS隆盛、高齢者へのスマホの普及から考えると、あたしに言わせれば十分健闘していると思えるのですが、如何でしょう?

昨年末、営業回りの途次、駅の改札口を出ると目立つところで郵便局のスタッフが年賀状を販売していました。会議机のようなものを置き、のぼりを立て、職員(?)数名で一生懸命声を枯らして売っていました。ほぼどの駅でも見かけましたので、各郵便局ごとの販売ノルマがかなり厳しく設定されているのではないだろうかと思われます。その割には、立ち止まって買っている人をほとんど見かけなかったのも事実です。背に腹はかえられないと局員総出で必死になって努力して、なんとか6%の現象で食い止めることができたのでしょう。

しかし、この際、嵐の起用の是非、年賀状を出し合うのは伝統文化だ、といった議論はさておき、もう年賀状の発行、発売が増加に転じるのはありえないと考えて、毎年の目標発行枚数を決めるべきだと思います。もちろん、いたずらに「昨年比5%減なら御の字」といった目標を立ててしまうと、発行枚数はどんどん減っていってしまうでしょう。やはり昨年並みの販売枚数を目標に掲げるからこそ、なんとか6%程度の減少で食い止められるのだと思います。

翻って、あたしの属する出版界。年賀状の発行枚数同様、否、それ以上に減り続けています。個々のジャンルとか時季によっては昨年比プラスのところもあったりしますが、全体としてはもう20年近く減り続けている業界です。いい加減、昨年比プラスなんてことを目標に掲げないで、マイナス5%以内に収める、といった現実的な目標を立てるべきなのかも知れません。

が、それをやってしまうと、実際にはもっと下がるでしょうし、売り上げから様々なものが決まっていくわけですから、目標の売り上げをマイナスに設定するということは、われわれの給料もマイナスになることを覚悟しないとなりません。「それはちょっと困る」と言うのが本音ですが、実際のところ、既にここしばらく収入は右肩下がり、いまさら減ると言われても驚きはしませんし、「とっくに減っているじゃないか」と言い返したくなります。

アベノミクスが効果を上げているという実感はまるでなく、一部のアナリストが言う「景気は上向いている」という説にも納得できず、上層と下層との乖離が激しくなっている気がします。こういうの中流の崩壊というのでしょうか? 本の売れ方を見ても、ものすごく売れる一極集中と、ほとんど売れない大多数の書籍という二極化がますます進んでいる気がします。昔はもう少し、なんとなくでも本を買ってくれる人が多かったような気がするのですけどね。

見出しは難しい

これはInfoseekの画面です。

こういった画面は刻々と変わるので、既にこれとは異なっていることはもちろんですが、この状態もどのくらいの時間続いたのかわかりません。それはともかく、あたしが見たときにはこうなっていました。

で、気になるのは右側の上から三番目、「全焼そば店主「心の整理ついた」」という見出しです。

言うまでもなく、糸魚川の大火災の火元となったお店の方のことですよね? ですが、最初にあたしがこの見出しを見たときは「焼そば」が真っ先に目に飛び込んできて、「全やきそば」って何だろう、と思ってしまいました。

「半らーめん」のような「半やきそば」っていうのがあるのかな、でも「全やきそば」なんてわざわざ言わないよなあ、と思います。となると、これは新たな面白メニューなのかな、それが表彰されたり地元のテレビで取り上げられたり騒ぎになって、お店のご主人も大変だった、そういうニュースなのだろうかと思ってしまったのです、あたしは。

ちょっと冷静になって考えればわかることですが、この見出しを見てあたしのように読んでしまった方、多いのではないでしょうか? 少し前に、廃業した書店のニュースで、誤解を招きそうな見出しだと書いたことがありましたが、それと同様、こういった字数を制限された中で伝えるべきことを表現するのは難しいものだと改めて感じました。

読書欄だけがきっかけとは限りません

ちょっと前に頭髪の話題を取り上げたのを記者が読んだのでしょうか? 朝日新聞にこんな記事が載っていました。

世間で言われていることのウソ・ホントはちょっと驚きながら眺めましたが、あたしの場合はすべて心配無用、まったく心配には及びません。

それにしても最近は外回りの途次に見かける女子高生や女子大生などでも頭髪の薄い子が多いなあと感じます。エスカレーターなどで見下ろした先に頭部があったりして、その頭頂部がかなり薄い女の子、多いですね。以前テレビかラジオで聞きましたが、ダイエットのしすぎでキチンと栄養を取っていないのが主な原因と言っていましたが、確かにそうでしょう。

そして同じく昨日の朝日新聞の社説。このところ、シカの害を伝える記事などをよく見かけていましたが、今回の社説はクマでした。確かに今年はクマの出没のニュースが多かったですね。

そこでお薦めしたいのは『熊 人類との「共存」の歴史』です。熊って、狩猟の対象になる反面、プーさんのような愛されキャラにもなる、不思議な生き物ですね。

しかし、シカにはオオカミと言われたりもしますが、クマの出没はオオカミの復活で予防できるのでしょうか? シカのニュースとクマのニュースを合わせ考えると、オオカミ復活などという簡単、単純なことではなく、里山の維持・管理など、もう少し広い視野で考えないといけない問題のような気がしてきました。

というようなことを考えるきっかけになればよいのかなと思います。

チェルノブイリの祈りをわかっていただけますかねえ?

朝日新聞にインタビュー記事が載っていたのですが、スベトラーナ・アレクシエービッチさんが来日していたのですね。

アレクシエービッチと言えば『チェルノブイリの祈り』なのでしょうが、あたしはまだ未読です。もちろんタイトルどおり、チェルノブイリ原発事故を扱った作品だということは知っています。ただマスコミなどで現地の甚大な被害が報じられていても、あるいは放射能が大気中を流れて日本に押し寄せてくると言われても、どこか遠い国の出来事という感じでピンと来なかったのも事実です。

しかし日本も東日本大震災とそれに伴う福島の原発事故があって、当時はまるっきり他人事と思っていたチェルノブイリがものすごく身近に感じられるようになりました。で、最近、そんなチェルノブイリを扱った作品を読んだのです。それがこちら。

ジム・シェパードの『わかっていただけますかねえ』です。アメリカの作家の短篇集ですので、全編がチェルノブイリの話ではありません。この中の巻頭作品「ゼロメートル・ダイビングチーム」がチェルノブイリの事故を扱った作品になっています。

なんなんでしょう。淡々としていて、悲劇とか苦悩とか、そういったものは直接的には描かれていないような作品です。重大な事故を扱った作品なのに非常に静かな、不思議な味わいでした。どうぞ、一緒に並べてみてください!

ちなみに、この短篇集の中では、「エロス7」がやはりロシア(ソ連?)を舞台にした作品です。

 

ところで、岩波書店とコラボするなら『期待はずれのドラフト1位』と『もうひとつのプロ野球』なんてのも如何でしょうか?

採算よりも浪漫を重視したい!

昨日の朝日新聞の夕刊一面。

日露首脳会談を前にして最近はテレビでも北方領土を取り上げることが多いようですが、こういう話題も首脳会談で取り上げられるのでしょうか?

このニュース自体は少し前から出ていましたね。稚内は沸いているようですが、どのくらい実現の見込みがあるのでしょうか?

それにしても、このニュースを見たり聞いたりしたら、ほとんどの人は「シベ超」を反射的に思い出すのではないでしょうか? あっ、シベ超ってわかりませんか? シベリア超特急のことです。一部の好事家には絶大な人気を誇る日本映画です(笑)。このニュース、水野晴郎に聞かせてあげたいものです。

それはともかく、本当に実現可能性はないのでしょうか?

昔であれば、列車なんかが通じたら、ロシアが軍隊を送り込んできて北海道はあっという間に占領されてしまう、といった懸念もあったでしょう。クリミア半島のことを考えると、ロシアという国は何をしでかすかわかったものではありません。しかし、このご時世、クリミアとは違い世界に冠たる先進国・日本に対してそんな暴挙ができるものでしょうか?

列車の軌道が云々と記事にもありますが、あたし自身は線路(レール)をつなげる必要はないと思っています。あくまでシベリア鉄道の終着駅は稚内でよく、札幌や、ましてや本州にまでそのまま乗り入れる必要はないと考えています。

「シベリア鉄道に乗りたかったら稚内まで行け」というスタンスです。レールをつながなければ、軌道の幅の問題は解決です。北海道的にも、稚内や札幌を素通りされるより、稚内の経済活性化のためには稚内を国際ターミナルに育てる方がよいのではないでしょうか?

最大のネックは、記事にもあるように稚内までの工事ではないでしょうか? 稚内を出発するとすぐに海です。まさか橋を架けるわけにはいかないですから海底トンネルですよね。青函トンネルよりも長いトンネル、技術的には可能でも、総工費はどれくらいになるのでしょう。その後も樺太を縦断してロシア本土へ向かうわけですが、凍てつく大地ですから、日常的なメンテも大変なのではないかと思います。

というわけで、実際問題として考えると、とても採算が合わない路線です。赤字を抱えるJR北海道にはとても負担できないでしょう。ロシアは日本のお金をあてにしているようですが、そこまで出すとは思えません。なにせ貨物輸送の需要もほとんどないようですから……

でも、この計画って採算ではなくて浪漫なんじゃないかと思うのです。稚内駅に豪華な特急列車が停まっている、行き先を見ると「モスクワ」とか、「ベルリン」、「イスタンブール」なんて書いてある……

それだけでも鉄道好きならワクワクするのではないでしょうか? もちろん撮り鉄が全国から稚内に集まるでしょうから、稚内の経済も多少は潤うと思います。日本国内の豪華列車の旅が話題になっていますが、「稚内発ベルリン行き」なんて、そんなのとは比較にならないくらいに浪漫をかき立てられませんでしょうか?

もちろん時にはパリやロンドンまでの臨時特急が走ったって構わないでしょう。いったい何日かかるのか、旅行代金はいくらなのか、そんなことはどうでもよくて、たぶん本当に豪華な客車であれば金を出す富豪はたくさんいると思います。

学費よりもその後が心配、不安

ノーベル賞を受賞した大隅教授が、ノーベル賞の賞金、約1億円を利用して基金を作るというニュース

この数年、ノーベル賞を受賞した日本人研究者が口々に今後が心配、研究環境が劣化しているということを述べていることは気になっていました。こういう基金を作るという動きも大隅教授以外でもあるようです。基金を作って、お金がない学生の研究支援を図るということのようで、これで少しでも研究者の環境がよくなれば、と思います。

が、果たしてそれで済むのだろうか、という思いもあります。

あたしなど研究者を自称してはならないわけですが、一応は大学院を出ています。修士だけですが、世間的には「院卒」です。ドクターへ進んで研究者の道を目指さなかったのか、と問われれば、まるっきり考えなかったということはないですが、ある時点で諦めざる得ませんでした。

あたしは大学から、そのまま大学院へ進んだわけですが、その時点であたしの母校の大学院は修士までしかありませんでした。現在はドクターもありますが、その当時は修士までで、自分が修士在学中に博士課程ができる可能性は低かったです。

ですから、研究者を目指すのであれば、修士を出た後、他大学の大学院に入り直す必要があったわけです。それなら最初から博士課程のある大学院へ進めばよかったのでしょうが、その選択をしなかった時点で、あたしの道は半分くらい決まってしまったと言えるかもしれません。

自分の話が長くなりましたが、研究者支援ということに話を戻すとここからが本題です。大学院の学費は、育英会の奨学金も取れ、また学内の制度で一年目は学費免除の資格を取れたので、なんとかなりました。ニュースを見る限り、この時点の経済的支援がメインであるように聞こえます。

確かに、お金の心配をせずに研究に打ち込めれば安心です。でも、これって、結局はかかるお金を支弁してくれるというだけですよね? あたしの場合、そして多くの人の場合、より問題なのは家族を養わなければならない、生活していかなければならない、ということだと思います。

あたしは大学院一年の時に父が病気を発症し働けなくなりました。有給を消化して早期退職という形になりましたので、あたしが修士二年の時には、すぐにでもあたしが就職して両親を養わなければならない可能性が大いにありました。実際のところ二年生に進級するか中退するかという判断も迫られました。

が、あと一年ということで修士だけは修了しましたが、そこから先、さらに進学するなんて許されない状況でした。特にその数年前に、まだ父が病気を発症する前だったので、ローンを組んで自宅を購入したので、毎月のローンの支払いがありまして、父の年金はほぼそれに消えてしまいました。

そんなわけなので、あたしが働かないとわが家の生活は立ちゆかない状況でした。両親を養う必要がなく、自分だけが暮らしていければ、後は好きなだけ研究に打ち込めるような環境にいる人が果たしてどれだけいるのでしょう?

大学、大学院まで進むと「両親の援助はあてにできない」という話をよく聞きますが、当てにせず自分だけ生活できればよいというのは、あたしに言わせればかなり恵まれた環境です。「親の金を当てにする」のではなく、「親を養う」必要がある立場の人も多いと思うので、そこまでいくと、こういう基金がどこまで助けてくれるのか……

それに、そもそも研究者って、どれくらい研究すれば食べていけるようになるのでしょう? 文系など「大学院は出たけれど……」という人がそこらじゅうにいそうですけど。

いろいろ繋がっている世界

今朝の朝日新聞です。サイクス・ピコ協定に関する記事です。

昨今のシリアをはじめとする中東情勢について考える場合、やはりこの協定について触れないわけにはいかないでしょう。

  

こうして特集記事が載るくらいですから世間の関心も高いのでしょう。最近では『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』なんて本が売れているそうです。そしてたぶんそれと関連するからなのでしょう、『ロレンスがいたアラビア(上)』『ロレンスがいたアラビア(下)』も売れ行き好調です。本書の場合、英雄としてのロレンスではなく、歴史上の人物としてのロレンス、ロレンスの真の姿はどんなだったのか、ロレンスは何をしたのか、それを知りたいという読者のニーズに合っているから売れているのだと思います。

そして、この中東問題は難民としてヨーロッパにも波及し、極右政党の伸長など実際の影響も出てきておりますが、そういったことについては『欧州複合危機』がコンパクトにまとめてくれていますし、これを読むと、今度は『グローバリゼーション・パラドクス』が気になって仕方なくなるはずです。

 

そしてトランプ現象というところまで関心は広がるのでしょうが……

「△△山の思い出」が現実に?

岸本佐知子さんのエッセイ集『ねにもつタイプ』に「△△山の思い出」という一篇があります。

今までに入った風呂で、いちばん思い出ぶかいのは、やはり何といっても△△山の「ロープウェイ風呂」だ。/脱衣場で服を脱いで乗り込むと、箱型の乗物の中が、そのまま風呂になっている。全部で四、五人乗りで、座席が向かい合わせになっており、内部の造りは普通のロープウェイとほぼ同じなのだけれど、ただ窓の下すれすれぐらいまでお湯が張ってあるところが違っていた。(同書P.31)

そんなにお湯が入っていたら。重量が重くてとてもロープでつり上げるなんてできないだろう、という現実的な突っ込みは置くとして、それでもこんなロープウェイが実際にあると信じてしまった人が少なからずいるのだとか……

が、最近知った以下の動画。

別府市のもの、あくまで公式の動画だそうですが、ここに映り込んでいるもの、もしかして岸本さんが思い出ぶかいと書いたものではないでしょうか?

いや、よく見ればロープウェイは映っていません。やはり重さがネックなのでしょうか? が、1:10あたりから映っているのはロープウェイではなくケーブルカー。もしこれがレールの上を走るのではなくロープに吊るされていたら、まさしく△△山のロープウェイ風呂ではないでしょうか?

と思いつつさらに先を視聴すると、エンディングも近い2:04あたりからのシーンでは、風呂場が吊るされているような画面が現われます。「とうとうロープウェイ風呂か!」と興奮した刹那、それは観覧車風呂であることが判明します。説明書きには

本動画は、“遊べる温泉都市”構想のコンセプトそのままに、温泉と遊園地を融合させた湯量豊富なアミューズメント施設「湯~園地」を描いたものであり、本ムービにおけるYoutubeでの視聴回数が100万回を達成した場合には、実際に別府市内での「湯~園地」計画を実行するという、世界初の視聴回数連動型公約ムービーとなります。

とありますが、これ既に100万回達成しちゃったようなのです。ということは、この動画のママのアトラクションは技術的に難しいのかも知れませんが、ロープウェイ風呂ならぬ、ケーブルカー風呂、あるいは観覧車風呂が実現するのかも知れません。

いや、それにしてもジェットコースター風呂とかメリーゴーラウンド風呂とか、果たして岸本さんはどれがお好みでしょうか?

そうそう、『気になる部分』もお忘れなきよう……