パリで

いったい何が起こったのか?

まだ情報が錯綜している感もあり、そもそもこういう時、休みの日のテレビって、あまりにも緩い番組ばかり。それらを休止して、報道特別番組にするほどではないのか、あるいは番組を構成できるほどの材料がテレビ局側でも持ち合わせていないのか?

あたしの勤務先が、衝撃的なテロ事件を受けて『シャルリ・エブド事件を考える』を刊行してから半年、いやもうじき一年。なんとなく、日本では忘れ去られた感があったと思いますが、あの事件と今回の事件がどう結びついているのか、それとも全く異なる文脈から発生してものなのか?

いずれにせよ、テロを仕掛けた側は「13日の金曜日」という日付を十分意識していたのではないでしょうか?

ヒリヒリ感、ちょっと少なめ?

宮木あや子さんの新刊『喉の奥なら傷ついてもばれない』読了。短編集です。

宮木さんと言えば、あたしの個人的な印象では、これでもかというくらい主人公(多くの場合、美少女)が痛めつけられ傷つけられ、まるで救いのない深みにどっぷりとはまってしまうような作品を思い描くのですが、そういう先入観で読み始めると、今回の作品はそれほど痛い感じはありません。

では、本作はどんな感じなのかと言いますと、一見普通に、そしてささやかだけど平凡な幸せを享受しているかに見える主人公が、ちょっとしたことから道を踏み外してしまうというストーリーが集められています。この踏み外し方が、もちろんパートナーに原因があったりもするのですが、どちらかというと踏み外す主人公自身に原因があり、その原因というのも、そんなことで今享受している幸せを壊してしまうのですか、と言いたくなるような事例ばかり。

ストレス社会に生きる女性たちはかくも脆いものなのか。

そんな中、もっとも印象的で湿度も高く、後味の悪さが最高だったのが最後の一編。この作品、と言うか、この親子(母娘)、きっとループしますね。いや、もっと狂気の世界に堕ちていきそう。そんな予感を感じさせながら終わります。

初賞味!

大阪へ行って来ました。一泊という短期のものです。13日の金曜日(!)に大阪で「BOOK EXPO」というイベントがあり、それに参加するためです。

「BOOK EXPO」って何? という方も多いかと思いますが、はっきり言って商談会です。出版社がブースを並べて自社の商品をアピールし、そこへ書店の方が来て注文、あるいはフェアなどの相談をする、という場です。東京で行なわれている書店大商談会の大阪版で、今年初めて参加してみました。

そのレポートは別途書くとして、あたしは前日に京都の大学生協を回ってから大阪入りしました。先月の関西ツアーでは京都の書店は回ったのですが、大学生協がすっぽり抜けてしまったので、今回の機会を捉えての訪問です。

そんなツアーのお楽しみは夜のスイーツ! 今回はこちらです。 続きを読む →

拙速には書かない!

BOOK EXPO、無事に終わりました。

新幹線の中で、ましてやタブレットで感想などを書くとすると、きっと愚痴っぽくなってしまうので、帰京後(帰宅後?)、しっかりデスクトップPCの前で、改めて書こうと思います。

そして、頭の中ではこの曲がずっと流れていた一日!

人、人、人

明日のBOOK EXPOを前に、先月の関西ツアーで回りきれなかった京都の大学生協を行脚。

さすがは秋の京都。駅前のバス乗り場、東京の繁華街と見紛うほどの混雑です。ここで目的のバス乗り場を見つけてバスに乗るのは外国からのお客さんはもとより、日本人でもかなりハードルが高そうです。あたしは早々に諦めて地下鉄で四条へ出て、そこからバスに乗りました。

大学は中心部にはないので観光客の多さに閉口することは少なかったですが、京都の移動手段、東京五輪までに抜本的な対策を取らないとダメじゃないでしょうか? バスに頼っていても既に飽和状態ですよね。観光タクシーに乗れとでも?

40代の結婚問題

先日書いたこのダイアリー。だいたい一週間は地上波の全チャンネルが録画されているので視聴してみました。

まず40代という表題ですが、番組を見ていると正確にはアラサーです。30代後半の方も登場していました。40を前にして結婚を切実な問題として考えるようになったというのが共通しているようです。

番組では男女それぞれ数名の婚活が紹介されていましたが、基本的に共通するのは、

1)20代、30代は仕事や趣味に力を注いでいた
2)若いころに結婚を考えた相手がいた
3)40になって、老後が不安、孤独死はしたくないと考えるようになった

といったことです。あたしはここに違和感を感じます。

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五百羅漢よりもスゴかった?

今朝の朝日新聞に「ボッティチェリ展」の記事が載っていました。朝日新聞が主催者に名を連ねているのですから紙面を使って宣伝するのは当然ですよね。今回も大がかりな展覧会のようですが、ボッティチェッリと言ったら、たいていの人はこの作品を思い浮かべるのではないでしょうか?

はい、「ヴィーナスの誕生」です。もちろんいろいろと名画はあるでしょうが、ボッティチェッリの作品で一番有名なのは、たぶんこれだと思うのですよね。

と、そんな紙面を、朝出かける前に見てしまったので、今日のネクタイは上の写真のようなものになってしまいました(汗)。

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ダブルブッキング? 21日の件

今月の21日、青山ブックセンター本店で岸本佐知子さんのトークイベントがあるので、聞きに行こうかなと思っていたら、なんと同じ日に乃木坂46が駒場祭に出演というニュース!

うーん。

ABCが午後2時から、だいたい90分くらいでしょう。乃木坂の方は3時45分から。

表参道と駒場ですから、ハシゴできなくはないですけど……

オチは言えない?

クレスト・ブックスの『文学会議』読了。

短編が2編、いや、中編でしょうか、とにかくそれほど長くは無い作品が二つ収録されています。一つが表題作の「文学会議」、もう一つが「試練」です。

はっきり言って、どちらの作品もベースは真面目な、ちゃんとしたストーリーのある作品のようなのですが、読後感は「なんじゃこりゃ?」という感じです。そして、その「なんじゃこら」具合が、それぞれに異なるのです。

「文学会議」は、作家というのは世を忍ぶ仮の姿であるマッドサイエンティストの主人公が動物のクローン製造技術を編み出します。その技術を使って征服を企むのですが、自分のクローンではとても世界を征服できないと考えた彼は、天才のクローンを作ろうとします。そこで目を付けたのが同じく作家のフエンテス。彼も参加する文学会議にみずから乗り込み、まんまとフエンテスの細胞の採取に成功するのですが、培養装置に入れて数日後、とんでもない自体が起こるのです。

ここから先は言えません、書けません。ただ、その間に主人公の恋のアバンチュールらしき描写が挟み込まれ、それが何とも言えないけだるい感じを醸しだしているのですが、そこを読む限り主人公はマッドと言うよりもかなり生真面目な紳士に感じられます。

二つのめの「試練」は、ぽっちゃり型の冴えない女の子が街を歩いていたら二人組のパンク少女に声をかけられます。いつの間にか彼女らの会話のペースに引き込まれ、通りで話し込み、さらにはファストフード店でも弾むような弾まないような会話に引きずり込まれ、しかし少女はいつの間にかパンク少女たちに魅了されていきます。

このあたりの会話は、日本でも見られそうな、いまどきの若者と真面目学生との会話、あるいは頭の硬い大人との会話のようでもあり楽しめます。レズ関係を強要されるのかと思いきや、最終盤、自体は思わぬ方向へ進みます。カバーやオビの内容紹介でスーパー襲撃と書いてあるので、彼女ら3人でスーパーを襲撃するのだろうと予想して読んでいたのですが、三人の会話で作品が終わろうかという感じになってきたところで急展開です。

いきなり少女は二人に連れて以下ラテスーパーの襲撃に加わることになってしまうのですが、その描写がすごい。とてもここには書けません。前半の「見かけはパンクだけで実はいい人」っぽい会話からは想像もできない展開です。

いやあ、すごい作品でした。

シミやくすみ、お肌の悩みいろいろ

下は今朝の朝日新聞の社会面です。

女性のメイクの「すっぴん」についての記事です。なかなか興味深く読みましたが、特に注目したのは下段の初めの方、

目の下の濃いクマや、あちこちにシミやまだらな赤みのある記者の素顔に、数種類の色のファンデーションを部分ごとに使い分けて重ね塗り。最後にピンクのパウダーで健康的なほおの赤みを再現した。

という部分。シミやくすみに悩んでいるのは年頃の女性ばかりとは限りません! あたしなんかも加齢と共にシミが目立ち、それが悩みタネです。幸いにニキビとか吹き出物はほとんどなく、顔にそういうブツブツがないのがせめてもの救い。

でも悩みは尽きることなく、やはりあたしもファンデーションを塗るべきなのかしら? それくらい、外へ出て仕事をする者として最低限の嗜みでしょうか?