無言館、見に行けない方のために!

今日の朝日新聞夕刊の記事です。

無言館の展覧会です。富山県立近代美術館で開催中のようです。

ところで無言館ってご存じでしょうか? あるいは信濃デッサン館と言った方が知っている人は多いでしょうか? 文字通り、信濃にある美術館で、そこに併設されている戦没学生慰霊美術館が無言館です。

富山で行なわれている展覧会、北陸新幹線も開通したことですし、この夏休みに見に行ってみるのも一興でしょう。あるいは、東京からなら北陸新幹線を上田で途中下車して、無言館そのものを訪ねてみるのもよいかと思います。

が、やはり時間がなくて行けない、という方のためにこちらの本をオススメいたします。

 

「無言館」への旅―戦没画学生巡礼記』と『無言館の坂を下って-信濃デッサン館再開日記』です。館長でもある窪島誠一郎さんの著作で、この二冊を読めば無言館についてよくわかると思います。

ちなみに窪島さんは信濃デッサン館で来館者から「絵をどのように見たらよいのか?」という質問をしばしばされるそうで、そんな疑問に答えた『絵をみるヒント(増補新版)』という本も書いていらっしゃいます。

 

また窪島さんは水上勉さんの息子さんでもあり、『父 水上勉』という本も書かれています。

今日のネクタイ[2015.8]

連日の猛暑日です。

こんな時季の外回り営業は、ある意味、自殺行為と呼べなくもないです。あるいは、こんな日でも外回りに出歩いているなんて、よっぽどのM体質なのかも知れません(笑)。

少しでも涼しく過ごしたいものですが、やはり営業という仕事柄、そんなに羽目を外した格好はできません。せいぜい上着を脱ぐか、ネクタイを外すか、そのどちらかではないでしょうか?

そんな熱死線を浴びながらのいでたちはこちらです。

どうです? 涼やかでしょ? ブラウスはあまり風を通さないタイプですが、薄手なのでそれほど暑くはありません。

あたしの場合、日焼けしたくないので、真夏でも長袖を着ていることが多いですが、これだけ暑いと直射日光を素肌に浴びるなんて、あまりに痛くて、とてもできません。むしろこのように長袖を着て、直射日光に曝される面積を減らした方が却って涼しく感じるものです。

今回は、ネクタイではなくストールにしてみました。この方が首回りも涼しげで、熱中症対策にも効果があるのではないかと思っているのですが……

ウォー、あれこれ

先程のダイアリーで、実は書きたかったことを書かないまま投稿してしまいました(汗)。

書評に載った『スクープ』なのですが、正直に申し上げまして、現在、出版社としては在庫僅少です。ただ、先のダイアリーにも書いたように、在庫のある書店はたくさんありますので、どうしても読んでみたいという方は探してみてください。

 

ところで、作者イーヴリン・ウォーの作品は『スクープ』以外にも翻訳があります。とりあえず、あたしの勤務先からでも『ピンフォールドの試練』(吉田健一訳)があります。個人的には、こちらの方が面白いと思いましたが……

   

その他にも、岩波文庫で『回想のブライズヘッド(上)』『回想のブライズヘッド(下)』『大転落』『愛されたもの』といった作品が出ております。

そして光文社古典新訳文庫から『ご遺体』も刊行されていますが、これは岩波文庫の『愛されたもの』と同じ作品で、訳者が異なるので邦題も変わったという次第。

とまあ、こんな風にいろいろと邦訳が出ているウォーです。海外の作家としてはそれなりに邦訳が出ている部類に入るでしょう。書評に出たから『スクープ』が読みたいんだ、という気持ちもわかりますが、その著者に興味を持ったのであれば、あえて書評に取り上げられたのとは別の作品を読んでみるというのはどうでしょう? せっかく、これだけ邦訳も出ていることですし。

ちなみに、あたしは、これもあたしの勤務先の刊行物で、ただしこちらは完全に品切れで一冊も残っていないのですが、『黒いいたずら』が読んでみたいです。『ピンフォールドの試練』同様、吉田健一訳です!

下巻も増刷中です

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壊れたら直す

こんな本が並んでいるのを見かけました。

 

角川書店の『壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復』です。文化財の修復に関する本ですね。日本の修復技術は、日本人の繊細さも相俟って、国際的にも高い評価を得ていると聞いたことがあります。日本の文化財だけでなく、世界の文化財の修復にも活躍する日本人が増えるといいですね。いや、既にそういう人、たくさんいるみたいですけど……(汗)

で、思い出すのは、あたしの勤務先から出ている『壊れても仏像 文化財修復のはなし』です。こちらも仏像修復の専門家による一冊です。

これは角川書店さんの本と一緒に並べてもらわないと! でも、こういう本って、どうなんでしょう? たとえば高校生向けに、こういう仕事もあるんだよ、という視点から展開してみるというのは?

トットちゃんなら、こちらの本もお忘れなく!

このところ書店を回っていると黒柳徹子さんの本を目にすることが多いです。

  

トットちゃんとトットちゃんたち 1997‐2014』や『トットひとり』といった彼女の著作が相次いで刊行されたからだと思われます。そして、なによりも彼女の人生などに関心を持っている人が多いから売れているのでしょう。

さて、こういった著作を腐すつもりは毛頭ありません。ただ、自分で自分を語るというのはなかなか難しいもの。自伝に対して評伝というジャンルがあるのは、そのあたりの事情がわかっているからこそだとおもいます。

で、お薦めしたいのがこちら、『トットちゃんの万華鏡-評伝 黒柳徹子-』です。北川登園さんによる黒柳徹子さんの評伝です。2005年の刊行ですから、最近10年の活動や人生についてはもちろん触れられていませんが、この本は舞台女優としての黒柳徹子の魅力を余すところなく伝える一冊です。

黒柳徹子と言えば、多くの人が「徹子の部屋」などテレビの司会者、「ふしぎ発見」の名回答者、あるいやユニセフの大使、パンダ好きの活動家といったイメージが強く、彼女を「女優」として捕らえている日本人は少ないのではないでしょうか? そういう意味でも、本書は多くの人にとって目から鱗、知らなかった黒柳徹子を見せてくれるはずだと思います。

さあ、下巻! 下巻のクライマックスは史上最大の作戦!

第二次世界大戦1939-45(下)』が配本になりました。既に書店にも並び始めています。

この「下巻」のクライマックスは、中巻から散々焦らしに焦らされたノルマンディー上陸作戦ではないでしょうか? いえ、焦らされたのは、あたしたち読者ではなく、スターリンです。

そんな下巻を読むに当たって、いや読み終わったら、こちらはいかがでしょうか? 『ノルマンディー上陸作戦1944(上)』『ノルマンディー上陸作戦1944(下)』です。

 

ノルマンディー上陸作戦を扱った書籍は数多ありますが、何と言ってもこちらは著者が同じアントニー・ビーヴァーですから、相乗効果間違いなしです。是非是非、お薦めいたします。