まるで小説のような……

今朝の朝日新聞です。

 

読書欄の「著者に会いたい」コーナーに『ニュルンベルク合流 「ジェノサイド」と「人道に対する罪」の起源』のフィリップ・サンズ氏が登場です。先日の来日の際にインタビューが行なわれたようです。

その来日時の講演会の時にも語られていましたが、本作は本当に偶然の巡り合わせで出来上がった一冊です。毎日新聞に紹介記事を書いてくださった沼野充義さんが、「こんな本があるよ」とあたしの勤務先の編集者に本書を紹介してくれた時、既にあたしの勤務先では本書の企画が通っていたというのも、原著者のあずかり知らぬところではありますが、偶然エピソードにつけ加えることができると思います。

真実は小説より奇なり、と言いますが、本書にまつわる偶然を拾っていくと、本当に小説のように出来過ぎな感じがします。

テミス? 天秤?

昨日の朝日新聞夕刊です。一面に「法曹の女神」の記事が載っていました。そこにしっかりと「ギリシア神話のテミス」がモデルだと書いてあります。

となりますと、文庫クセジュの『ギリシア神話シンボル事典』ですね。同書に「テミス」という項目はありませんが、「天秤」という項目が載っています。

3刷です

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時代のトレンドは「プラス」のような気がする?

この夏、あたしの勤務先の語学書定番シリーズ《ニューエクスプレス》がパワーアップします、題して《ニューエクスプレスプラス》です。下がその新しいロゴになります。

これまで長年親しまれてきた《ニューエクスプレス》の雰囲気も残しつつ、パワーアップしたことを示す「+」が加わったものです。

えっ、ネーミングが安易ですか? でも、これを見てください。

ドコモが始めた新サービス、プラスメッセージです。これまでのメッセージ・サービスではなく、それらをパワーアップしたものであるという意味をこめての「プラス」だと思います。

どうです、「プラス」は時代のトレンドなんです! とあたしは信じています。

黒船に乗った岩波文庫

書店の店頭に置いてあったのをいただきました。

「明治150年に読みたい岩波文庫」という2018年岩波文庫フェアの小冊子です。明治の偉人たちの著作を中心に53点集めたフェアのようです。必ずしも明治の日本人だけでなく、ロックの『統治二論』やルソーの『社会契約論』といった、明治日本の国作りに影響を与えた作品も選書されているあたりが岩波文庫らしいところでしょうか。

 

集め出したらもっと集まるでしょうから、フェアの規模を考えて、泣く泣くこの点数に絞ったのではないかと思われますが、実に岩波文庫らしいラインナップです。

いま、アイヌ?

『週刊朝日』最新号の巻頭グラビアはアイヌ特集です。

中の誌面でもご覧のようにアイヌに関する記事が載っています。

いや、コミック『ゴールデンカムイ』のヒットからの記事なのでしょうが、日本は単一民族だと思っている日本人が多い昨今、こういった視点が提供されるのはよいことだと思います。