今日の配本(14/11/21)

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白い、そして暮れなずむブティック通り

『暗いブティック通り』読了。

主人公は探偵社に勤める男で、もう決して若くはない。そして記憶を失っていて、探偵社で数年来働く以前のことは何一つ覚えていない。現在の名前すら後から便宜的につけられたものである。その彼が、探偵社の閉鎖を機に自分の過去を探る旅に出る、というのがストーリー。

と、こう書くと、この作品を通じて主人公が誰なのか、なぜ記憶を失うことになったのかが解明される、一種の謎解き物語が予想されます。確かに、主人公が誰なのか、本当の名前は何で、どんなことをしていたのか、どんな交友関係があったのかは、ほぼ明らかになります。記憶を失うことになったと思われる出来事もだいたい明らかになります。

でも、どうでしょう、この読後感。謎がまるっきり解明されていないかのようなもやもやとした感じ。

主人公は自分の過去を求めてパリの町を歩き回ります。行き先々で自分の過去に関わったと思われる人に出会い、話を聞き、記憶の糸を少しずつたぐり寄せていきます。最初はある人物だったように誘導しつつ、実はその人物の友人だった、というあたりは鮮やかな展開です。ただ、いろいろな関係者に会い、そこから自分を取り巻く人について知見を増やしていくものの、それらの人が最後はどうなったのか、それも謎のままです。主人公本人すら、すべての記憶が取り戻されていない以上、周縁人物がどうなったかなどわかるわけないのですが、主人公の過去が十分に明らかになっておらず、むしろまだ多くの謎を残してる以上、これら周縁人物たちの謎ももやもやとして残ります。

訳者があとがきで書いているように、記憶をなくしたとおぼしき出来事から探偵社で働くまでの十数年が謎のままですし、幼い頃のこともわかっていません。聞き取りをするうちに、徐々に記憶が断片的に戻ってくるかのように差し込まれる過去の情景は主人公の頭の中に現われたフラッシュバックなのでしょうが、果たして本当にあったことなのか。そもそも主人公は記憶を取り戻したとは、とても言えるまでには至っていませんし。

こういうのがフランス流、あるいはモディアノ流なのでしょうか? 「さあ、ここから先は読者の皆さんそれぞれでお考えください」と言われているようです。 本当はこれで前編終了、さらにドラマチックな展開の後編がありそうな感じです。

ところで主人公はパリを歩き回ります。街路の名前とそこにある建物や雰囲気はかなり細かく描写されています。パリに詳しい読者なら「ああ、あそこね」という風に、町歩きを楽しみながら読めるのでしょうが、あいにくパリに疎いあたしには、どの通りも同じ映像しか思い浮かばず、通りごとの表情が見えてこないのが残念です。

信なくんば

暮れの忙しいときに、億単位のお金をかけて選挙だそうですね。消費増税先送りの信を問うということですが、集団的自衛権の憲法解釈変更とか、原発再稼働など、消費税に負けず劣らず大事な問題、争点があるわけですから、まずは自民党の過半数割れを達成しないと、そう思います。

にもかかわらず、テレビや新聞などを見ていると、既に自公の安定多数は確実というような報道が目に付きます。選挙前、解散前からそういう報道が出てしまうと、投票意欲がそがれやしないでしょうか? 海外では選挙結果の予測を禁止しているところもあるとか。日本も考えてみるべきではないでしょうか?

それ以上にあたしが気になるのは、テレビ・新聞の論調で、増税先送りによる財政健全化が遅れることへの懸念を表明しているところが多い点です。識者と呼ばれる人は軒並みそういう感じです。でも、これって、果たして庶民の気持ちがわかっているのだろうか、と思います。民主党の仕分けは失敗しましたが、多くの国民は、まだまだ国の無駄遣いはたくさんある、もっと節約できるはずだと考えているのではないでしょうか? だって、庶民は収入が減れば、支出を絞って、なんとかやりくりするものでしょう。どうして国だけが、収入が足りなければ増税しようという発想になるのでしょう?

もっと国会議員がみずからの身を切らないと、国民は納得しないのではないでしょうか? そこのところで、いまの国会議員、政治家は国民に全く信頼されていないわけで、それではどんなに正しい政策を訴えようと国民の心には届かないのではないでしょうか。古代中国でも孔子が、まずは信頼、信用だと言っています。それがなければ、だめではないでしょうか?

議員の無駄遣いもそうですが、そもそも一票の格差がまるで解消されないわけですから、国会議員の資格として正当なのか、そこにも疑問符が付きます。それに、有権者の半数そこそこの投票率で当選なんて、実際の得票は全有権者の2割程度でも通っちゃうわけですよね。これで本当に国民の代表と言えるのか……

一票の格差が存在するから投票に行く気にならない、という人も多いのではないでしょうか?

中堅都市?

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次善の選択

夕方5時台、6時台の梅田。街の雑踏も普段は何も感じないのですが、今宵ばかりは

「ねえねえ、皆さん、今夜くらいはもう少し神妙な態度を取れませんか? 健さんが亡くなったんですよ」

という気持ちがこみ上げ、ちょっと居たたまれない気分でした。

で、あたしなりに健さんの冥福を祈るべく、阪急百貨店に入っているエシレのスイーツにしようと思ったのですが、結構お客さんが並んでいたので、今宵はFRUITS-Jをチョイスしました。イチゴをふんだんに使ったスイーツです。写真は既にFacebookにアップしてあるのでご覧くださいませ。

しかし、阪急百貨店うめだ本店の地下は、まだまだいろいろなお店がありますね。できるだけ東京のブランド、普通に全国展開しているブランドは避けるようにしていますが、まだまだ全部は制覇していません。まだしばらくは関西担当でしょうから、なんとかなるでしょう、と思います。

 

今日の配本(14/11/18)

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今日の配本(14/11/17)

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呪いのEメール

先に書いた「MS Pゴシックの呪い?」で思い出したことがありました。

もう何年も前のことですが、あるPC雑誌を読んでいたときに、そこに掲載されているコラムで、ネットで出回っている不幸のメールについて書かれているを読みました。かつて、あたしが小学生や中学生のころには「不幸の手紙」といって、その手紙が届いたら、一週間以内に同じ内容の手紙を5人の人に送らないと不幸になる、というもので、いわゆる都市伝説としてはポピュラーなものだったと思います。たぶん誰でも一度や二度は聞いたこと、あるいは体験したことがあるのではないでしょうか? ちなみに、あたしのように本当に嫌われていた人間には、そもそも誰も手紙なんか寄越さないので、あたしは「不幸の手紙」を受け取ったことはありません。

そんな「不幸の手紙」が時を超え、デジタル時代になって、こんどは「不幸のEメール」として復活したというわけです。ただし、そのコラムは「不幸のEメール」について来歴などを書いているのではなく、かなり手厳しく批判していたのです。そんなものに振り回されて怯える必要などさらさらない、ということです。

でも、その怯える必要のない理由が、あたし的にはとても面白かったので、今でもこのコラムのことはよく覚えているのです。とはいえ、そのコラムの筆者も、コラムのタイトルも、もちろんそれが載っていた雑誌の名前もまるっきり覚えていないのですが……(汗)

で、そのコラムでは、そもそもEメールはデジタルの世界のものであり、突き詰めれば「0」と「1」の世界です。そんなものに「呪い」なんかが紛れ込みようがないだろう、と書いていました。確かにその通りです。なおかつそのコラムでは、おどろおどろしいフォントでも使ってメールを送れるならまだしも(いまなら技術的に可能かしら?)、所詮「MS Pゴシック、9pt」の文字で書かれている文章なんて、どんなに恐ろしいことが書かれていても恐ろしさなんか感じない、とも書かれていました。

そう、だから、あたしはそれ以来、PCの画面上でゴシックの文字を見ているとこのコラムのことを思い出してしまうのです。映画「リング」も、ビデオテープが媒介になっていたころは、まだアナログ時代なので呪いが入る余地もあった気がするのですが、「貞子」になってEメールとかデジタル時代になってしまうと、所詮は「0と1」の世界に、どうやって貞子の呪いが紛れ込めるのだろうかと真剣に考えてしまいます(笑)。

原因不明

このダイアリーに投稿するとFacebookとTwitterとGoogle+とLinkedInに自動で投稿される連携システムですが、できたりできなかったりします。

というようなことを以前書きました

そのダイアリーでは「ホームページビルダー」の専用プラグインがWordPress純正の連携プラグインと相性が悪いみたいだと書きました。基本的にはそれで合っているのですが、それでも時に連携されないことがあります。特にFacebookで顕著です。

同じように書いているのに、Facebookとの連携がうまくいくときと、いかないときがあります。なぜなのか、理由は全く不明です。本文の文字数? リンクが貼ってある数? 個々のダイアリーの違いなんて、内容は別にしても、このようにいくらでも挙げることができます。そのどれが引っかかっているのか、まるでわかりません。

まだしばらくは試行錯誤が続きそうです。