フランス語の原文も日本語訳も、という欲張りな方のために!

日曜日の恒例、朝日新聞の読書欄。今週は、あたしの勤務先の本が紹介されることはなかったですが、気になったのはこちら。

『恐るべき子どもたち』が紹介されています。いまですと、光文社古典新訳文庫の『恐るべき子供たち』が入手しやすい日本語訳でしょうか。

 

確かに、日本語で読み通すというのもよいですが、せっかくならフランス語の原文も味わってみたいという方も多いのではないでしょうか? そんな方にお薦めなのが、『対訳 フランス語で読む「恐るべき子どもたち」』です。

もちろん全訳ではありませんが、CD付でフランス語のリズムも味わえます。

映画や漫画にもなったジャン・コクトーの名作「恐るべき子どもたち」の原文を抜粋で読んでいきます。筋を追うだけでなく、詩人コクトーならではの比喩や、リズミカルな文体を味わえるのが原文で読む楽しみです。見開きで、原文、注、訳文、「読解のポイント」が読みやすくレイアウトされており、ミカエル・フェリエ氏のすばらしい朗読で、音声でもお楽しみいただけます。

サイトの内容紹介は上掲の通りです。とりあえず、さわりだけでも、という方にはもってこいだと思います。いかがでしょう?

懐かしの新政

今日の朝日新聞に新政酒蔵の社長さんが載っていました。

新政と言えば秋田のお酒。秋田と言えば、あたしの勤務先の創業者の故郷。

ということで、創立百周年の時に社員旅行で秋田へ行ったのが懐かしく思い出されます。その折りに、この新政酒蔵も訪問したのです。

そして、その新政は、あたしの父が若いころ、と言いますか、あたしが幼少のころ、よく飲んでいたお酒だったということも書きました

新政は父が飲んでいたころは庶民的なお酒だったらしいですが、いまはかなりブランド化され、なかなか入手困難らしいですが、また飲んでみたいですね。

高校も大学もたいへん?

昨日の朝日新聞の記事。

地方の小規模大学が授業を融通し合っているらしいです。単位の互換、振り替えができるようになっているのでしょうね。

こういうのいいですね。ある大学に通いながら、興味のある他の大学の授業が履修できるなんて。ただ、そうなると、その大学に進学した意味ってどうなるの、という気もします。まあ、決まった授業にしかこの制度は適用されないのでしょう。自分の好きな授業がなんでも受けられるようになったら、本当にどの大学に入ったのかわからなくなりますから(汗)。

しかし、見えてくるのは地方の小規模大学の苦境です。本当にアピールできるものを見つけないと入学者、志望者は減る一方で、大学の存続が危ぶまれます。現実にここ数年、経営が立ちゆかなくなっている大学も多いようですし……

大学も就職も、すべて東京一極集中で、これで日本は本当によいのでしょうか?

上の写真も同じ日の朝日新聞。こんどは大学ではなく高校の記事です。

高校での英語以外の授業、増えている気はするのですが、まだまだ少数、極めて稀というのが実際なんですね。

あたしの勤務先ではフランス語や中国語などの教材に対し、高校からの問い合わせや採用が多少はあります。大学の第二外国語と異なり、高校の外国語は英語に取って代わるほどやっている高校もあれば、週に一回のクラブ活動のような高校もあり、その差はかなり開いています。

一番の問題は、記事では入試云々と書いていますが、大学に入ってから語学の授業が、高校である程度やって来ている人に対応していない、というところではないでしょうか?

とまあ、自分の勤務先の出版内容と非常に近い話題、なおかついろいろと考えさせる記事が2本載っていた紙面でした。

実際に映りましたらご喝采!

金曜日の晩の同期会。

その席で、テレビ番組の取材を受けたと書きました。上の写真はその時の様子です。ワイシャツにネクタイ姿でインタビュー受けているのが、その晩一緒だった同期の一人です。

それだけでは信憑性に欠けるというのであれば、上掲が、その証拠と言いますか、出演の同意書です。よくよく読むと、結構勝手な言い分ですね。これでは何をされても何を言われても文句も付けられないことになります。

まあ、バラエティー番組だから大騒ぎになることはないと思いますし、政治的な質問でもなく、どうでもいいと言えばどうでもいい内容でしたので、あまり読まずにサインをしてしまいましたが、これでは霊感商法に引っかかる人たちと何ら変わりないかも知れません(汗)。

まあ、あの取材クルーはあの晩、他にも何組ものグループに声をかけているでしょうから、あたしたちがどれくらい使われるのか(映るのか)はまるっきりわかりませんが、本当に映ったら笑っちゃいますね。

しかし、考えようによっては勤務先の同期のメンバーだからよいものの、実は周囲には内緒にしている恋人と二人で食事をしていたとなると、後々面倒なことにならないとも限りませんが……