ミニチュアの次は!

先程のダイアリーで、3月2日がミニチュアの日だから『ミニチュアの妻』は如何でしょうか、と書きましたが、今秋の金曜日、3月8日は国際女性デーだそうです。

ということで、こんどはこちら、『ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集』をお薦めします。ただ、女性デーだからと言ってあまりフェミニズム寄りになってしまうと、ちょっと引かれてしまう面もあるようなので、女性が主人公であるとか、女性の悩みを扱ったような作品を並べてみるのもよいかもしれません。

となると、『ここにいる』『冬将軍が来た夏』『海峡を渡る幽霊 李昂短篇集』といったアジアもの、欧米の作品なら『不機嫌な女たち キャサリン・マンスフィールド傑作短篇集』『生まれるためのガイドブック』『女がいる (エクス・リブリス)』『ブルックリン』『悲しみを聴く石』なども並べてみるのも一興です。

個人的には、これらの作品も面白いと思いますが、『おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想』は言うまでもなく大ヒット作品ですので外せないでしょう。そして『木に登る王 三つの中篇小説』の中の最初の作品「復讐」がとても怖くて、でも読まずにはいられない作品だと思っています。

というわけで、単行本に絞りましたが、新書判のUブックスなどから選ぶなら、ジャネット・ウィンターソンの『さくらんぼの性は』『オレンジだけが果物じゃない』『灯台守の話』などは如何でしょう?

どれくらい応募が来るのでしょうか?

朝日新聞の求人欄。

春秋社の正社員募集広告を見つけました。

春秋社と言えば、つい先日、社長が亡くなったばかり。悲しみを乗り越え、未来へ進んで行く、ということなのでしょう。

条件を見る限り、新卒でなくても構わないようですが、さすがにあたしはとうの昔にお払い箱のような年齢になっていますのでお坊資格はありません(汗)。それでも、自分ならどんなことをアピールできるかなと考えるのは楽しいものです。

とはいえ、編集ができるのほどのスキルもなければ、アイデアやバイタリティも持ち合わせていません。こんな本を作ってみたいという意欲が全然湧かないんですよね。出版社の編集としては致命的です。

といって営業も、いまでこそ10年近く営業をやっていますが、心の中ではずーっと営業は向いていない、人づきあいを苦手、という思いが拭えません。あえて営業に応募してみようという気が全く起きません。

つまり、あたしっていずれにしてもアピールするところのない、別にあたしでなくとも構わない、他人と取り替えのきくつまらない人間なんだということなんでしょうね。

昨日はこの本を売るべきだった!

昨日、3月2日は「ミニチュアの日」だったそうです。

シルバニアファミリーなどのドールハウスとかガシャポン玩具、食玩など日本は非常に精巧なミニチュア製品を作る技術がありますし、その愛好家も多いと思われます。ドールハウスは海外発祥の文化ですから、必ずしも日本独自のものではないと思いますが……

そして、国内外、人間が小さくなってしまうという設定の文学作品、テレビドラマや映画も数多く作られています。そういえば、あたしが子供のころに「ミクロイドS」という子供向けの作品があったのを思い出しましたし、「ミクロマン」という玩具を集めていた時期もありました。

さて、玩具はさておき、3月2日に合わせて、ミニチュアをテーマとした作品を集めたフェアをやっていた書店はどのくらいあったのでしょう? あたしの予想ではたぶん一軒もなかったのではないかと思います(汗)。まあ、それも仕方ないでしょう。せめて一週間くらい幅のあるものであれば店頭でフェア展開もありでしょうが、それほど有名でもない記念日では……

それでも、こんな本はいかがでしょう? 『ミニチュアの妻』です。これは短篇集なので、ミニチュアをテーマにしたものは表題作のみです。それでも抜群に面白いですし、表題作以外にも秀作、佳作が揃っています。この機会に是非!

もう少し毒を吐いてもよかったのに?

朝日新聞夕刊の「素粒子」です。

時々こういった辞書風の記述をすることがありますが、今回もそんな体裁でした。

毎回、なかなか皮肉が効いていて好きなのですが、今回は如何でしょう? あたし個人としては、もう少し毒を吐いてもよかったのではないかと思います。手ぬるいと感じました。

なら、お前ならどう書く? と問われても巧いこと答えられませんが……(汗)

かなり印象が変わりました

今さらながら中公新書の『兼好法師 徒然草に記されなかった真実』読了。

兼好法師の名前は当然知っています。『徒然草』の作者で吉田兼好、あたは卜部兼好という名前だという名前くらいの知識です。鎌倉時代の人だったよね、『方丈記』の鴨長明とセットで覚えさせられたよな~、という記憶が思い出されます。

なんとなく、授業で『徒然草』を数段読んだ印象から、兼好法師というのは隠者然とした、達観した人物、というイメージがありましたし、授業で習った知識ですから、彼の出自だとか、どういう生涯を送ったか、などという知識はそもそも持ち合わせていませんでした。

ですから、タイトルに書いたような「印象が変わった」というのはちょっと言いすぎで、そもそも印象など持っていなかったというのが事実に近いところです。それでも上述のようなイメージを抱いていた身からすると、意外と意外な人物像が描かれているのが本書です。もちろん国文学を専攻していたような方なら常識レベルのことかもしれませんが、大多数の日本人はあたしと同じくらいの知識だと思うので、そういう人が読んだら兼好法師を見る眼がちょっとは変わる可能性があると思います。

二人目とは考え深い!

本日のテレビ欄です。

TBS系の人気番組「世界ふしぎ発見!」に乃木坂46の秋元真夏の名前が載っています。

少し前から予告はされていましたが、今回、ミステリーハンターとしてタイの魅力を伝えるそうです。タイと言えば、乃木坂46がタイ観光大使をやっていますので、以前から縁のある国です。そういったことを勘案しますと、極めて順当な流れです。

ただ、ここで他のメンバーではなく真夏が使われたというのは、もちろんスケジュール的なこともあるでしょうが(舞台などをやっているメンバーも多数)、真夏の有能さ、つか勝手のよさが買われたのではないかと思います。

それにしても、乃木坂46としては、数年前に斎藤ちはるが、やはり念願のミステリーハンターを担当したことがありますので、これで二人目ですね。斎藤ちはるはこの縁でTBSに入社するのかと思われていましたが、なんとテレビ朝日に入社が決まったそうで、いきなり4月からレギュラー抜擢ですね。これもスゴいことです。日本テレビの市來玲奈に続いて、乃木坂46出身の女子アナ2人目です。

なんだかんだ言っても、やはり7年続けてきて、こういった活躍を見ていると考え深いものがありますね。ちなみに、「考え深い」は間違いなく「感慨深い」の誤りだと思いますが、乃木坂46の我らがキャプテン桜井玲香が「考え深い」と発言して以降、ヲタの間では「考え深い」がデフォルトとなっているようです。

授賞式ではなく贈賞式と呼ぶのですね

本日の朝日新聞夕刊です。

読売文学賞の贈賞式のことが載っていました。

既に発表されているように、あたしの勤務先から出ている『評伝 鶴屋南北』が研究・翻訳賞を受賞していまして、記事中の写真は同書の著者、古井戸秀夫さんです。

「買うに高価、読むに大変」というのは最高の褒め言葉だと思います。あまりにも高額なので、本屋で並んでいるところを見ることはないと思いますが、図書館などに架蔵されていたら、是非手に取ってみてください。