いつのまにか、ここにいる

ようやく『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』を視聴。とりあえずは「DISC1 本編」を鑑賞しました。

 

基本的には、なーちゃんの卒業と四期生の加入という乃木坂46の大きな転機を追ったものだと思います。ですから、その割りを食ったのが二期生と三期生かな、という気がします。一期生も主力メンバーはそれなりに登場していましたが、アンダーメンバーは二期生、三期生同様、ほとんど登場していなかったです。

その意味では、前作『悲しみの忘れ方』同様、ピックアップされたメンバーをフューチャーし、その他のメンバーは背景にされてしまっていますね。これだけの大所帯のグループだと仕方ないところでしょう。熱いファンはともかく、一般的な人向けには、わかりやすくストーリーを描くにはこうするしかなかったとも言えます。しかし、この手の作品をファン以外が金を出して見に来るのだろうか……

全体を通して、なーちゃんの卒業を受け、次世代として斎藤飛鳥、大園桃子、与田祐希がメインで取り上げられている印象を受けました。この作品公開時点、あるいは製作時点ではこの三人がポスト西野七瀬時代の乃木坂を引っ張っていく核になると考えられていたのかな、と思われます。

あたしが試聴したタイミングでは、乃木坂46はさらに大きな激震、白石麻衣の卒業発表がされているので、そういうフィルターを通してみてもなかなか胸に迫るものがあります。次のドキュメンタリーが作られるとしたら、白石麻衣の卒業がメインになるのでしょうが、その時点で松村や高山、中田といった一期生の年長組はどうなっているのでしょう、あと二期生の新内も。これらのメンバーが去って行き、三期生、四期生が主力になる(三期・四期合同ライブなどもハイライト?)時期が描かれるのでしょうか?

個人的には、蘭世や絢音ちゃんが主力になる時代もまだ諦めていませんが……