Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

分野別図書目録の思い出

昨日は、人文図書目録刊行会の総会でした。

それ、何? と思う方も多いかも知れませんが、本屋さんのレジの近くとか、目録やパンフレットなどが置いてあるコーナーに、下の写真のような冊子が置いてあるのを見たことはありませんか?

この三冊が、人文図書目録刊行会が発行している人文3目録です。「哲学・思想」「真理」「社会」の三分野です。現在日本で流通している当該ジャンルの書籍をほぼすべて網羅している図書目録です。

こういった分野別の目録は、さまざまな出版社の書籍が収録されていますので、そのジャンルに興味のある方にとってはきわめて有用なツールではないでしょうか? この人文ジャンル以外にも多くの図書目録が出ていまして、なんとウィキペディアにも立項されています。いくつかは知っていましたが、こんなに種類があるとは、正直あたし自身も驚いています。とにかく書誌情報がずらずら並んでいるだけの、興味がない人には味も素っ気もない本ですが、好きな人にはたまらないものです。

ただ、この数年、個人的には不満もあります。別に「時代はネットだろ」という意見に与するつもりはありません。確かに検索の早さなど、ネット、デジタルの方が格段に優れていることは明らかです。各出版社が出している出版図書目録もかつてほどの需要がないことは重々承知しています。

でも、それでも「やはり紙がいいよね」という人がまだまだ多いのも事実で、個人的な感触では、司書とか、そういう職業の人を除くと、この手の目録を欲しがる人というのは「デジタルよりはアナログ」な人が多いように思います。

そういうデジタルか否か、ということではないあたしの不満は、下の写真です。

目次のページです。これがどうしたの? と言われそうですが、いかがでしょう? 素っ気ないですよね。別にレイアウトとかフォントを変えろ、と言いたいのではありません。個人的な気持ちとしては、この目次に英文表記を添えたらよいのに、という不満がこの数年あります。

例えば上の写真。目次の後、扉ページですが、ここも日本語だけで英語は併記されていません。こういう部分に英語を併記したらどうだろうか、いや、併記すべきだというのがあたしの意見であり、不満なのです。

なんで英文が必要なの、と問われると、その方が海外の方にも扱いやすくなるからです。以前韓国の出版社の目録を見たことがあるのですが、中身は韓国語、つまりハングルだけなのですが、タイトルまわりとか、ポイントになる部分には英語が併記されていたのです。そうると、ハングルはわからなくても、「ああ、ここは小説のページか。ここは芸術書のページか」などと、なんとなく内容に親しみが持てました。せめて、こういう目次のところだけでも英文を併記すれば、海外での需要が広がらないかな、と思います。(海外だからこそデジタルでしょ、という意見もあると思いますが、そうなればなおさら英文平気は必須にならないでしょうか?)

とまあ、そんなことをぼんやり思いながらの昨日の総会でした。この分野別の目録っていつごろからあるのでしょう? 正確なことはわかりませんが、あたしが中学生・高校生のころには既に見かけていたので、30年以上はあるのだと思います。

当時からいまの分野別目録が全部あったのかは知りません。ただ中高生のころのあたしは休みなると神保町へ来て、東京堂や三省堂、書泉などを巡っていたものです。いまの三省堂書店神保町本店があのようなビルになってオープンした当日に行ったのを覚えています。確かオープン記念の景品で、フロアガイドになったプラスチック製下敷きをもらったという鮮明な記憶も残っています。

が、話を目録に戻しますと、当時、この手の分野別目録は東京堂書店のレジのそばへ行くと目録などを積んである小さなテーブル、台があり、あたしは興味がある哲学や歴史の目録をもらって帰ったものです。書店店頭に置いてある目録はすべて無料ですから、とても嬉しかったのを覚えています。帰りの電車の中で目録を開き「この本、欲しい」と思いながら、買えもしないのに欲しい本に印を付けたものでした。

こういった目録が年に一回作られていることはわかっていたので、その時季になると東京堂へ行っては目録を探したものでした。東京堂以外では、これだけ各種分野別目録を置いてある書店は、当時はありませんでしたから。ところが、あるとき東京堂へ行っても目録が見つからないことがありました。タダで配られているものなのでお店の人に聞くような勇気は中高生時代のあたしにはありません。

今年はまだなのか、それとももうなくなったのか、聞けないまま、何度か東京堂へ足を運んでも見つからないので、あたしはある行動に出ました。これらの目録の裏表紙には発行所としてトーハンの住所が書いてありました。これがどういう会社なのか、当時のあたしにはわかりませんでしたが、とにかく神保町へ行くついでに飯田橋の駅からてくてく歩いてトーハンへ向かい、受付で目録が欲しい旨を伝えて、目的の部署を教えてもらいました。

大人社会というと大袈裟ですが、いかにもオフィスなトーハンの社内、蜂がない高校生(だったと思います)のあたしはキョロキョロしながら目的の部署を見つけ、来訪の趣旨を伝えました。トーハンの人はにこやかに対応してくれたのですが、しっかり代金を請求されました。

そうなんです。書店店頭ではタダでもらえる目録も、実は裏表紙には頒価が書かれていて、売り物だったのです。学生の身分としてはかなりの金額を請求された記憶がありますが、ここまで来て「高いから要りません」とも言えない弱気なあたしは、言われるがままにお代を払い、目録を受け取って帰路に着きました。

分野別目録の苦い思い出です。

きわめて個人的な四六判宣言

新刊『ある夢想者の肖像』の著者はスティーヴン・ミルハウザーです。ミルハウザーの作品は、ほぼすべて邦訳はあたしの勤務先から出ているのですが、今回の新刊以外はすべてUブックスという新書サイズの、ハンディーなタイプです。他社で言うところの「文庫」です。

持つにも手ごろですが、お値段も手軽になるので、どうしても文庫化の流れは止めようがありませんが、前著『ナイフ投げ師』はUブックス版の他に、まだ単行本も在庫があります。

 

ご覧のように、装丁も単行本を意識したものになっていますが、ちょっと寂しいでしょうか? それともすっきりしていると感じますか? 値段と重さが異なりますから、もうこれは人それぞれ、好き好きとしか言いようがありませんね。

で、Uブックスと今回の新刊を並べてみますと、上のような感じです。これはこれでいいじゃないか、と思う方もいらっしゃることでしょう。

でも、上のように単行本で並べてみると如何でしょう? やはり、この方がバランスがよい、ゴールデンコンビという感じがしませんか? あたしは断然、こちらの方が好みです。装丁は本にとって大事な要素ですから疎かにはできません。そう考えたとき、やはり単行本には単行本をペアリングさせたいものです。

四六判の風合い、たまりません! この機会にミルハウザーを買ってみようと思っている方、上掲以外の既刊は新書サイズのUブックス版しかありませんが、『ナイフ投げ師』だけは是非、四六判、単行本をお買い求めになっては如何でしょう。

今日のネクタイ~またサル?[2015.9]

ども、染井吉野ナンシーです。どうも不定期な連載になっていて申し訳ありません。

さて、今回はこちら。

って、このネクタイ、前回と同じじゃない! というご指摘、ごもっともです。はい、同じです。正真正銘、同じものです。サボったのか、手を抜いたのか、と指弾されれば、はい、その通りです、と謝るしかないのですが……

で、今回はブラウスがおニューなんです。

おニューと言われても、どっかで見たことあるような柄。はい、そうですね。風神・雷神です。風神・雷神モチーフのブラウスは既に登場していたのですが、今回のはまた異なるバージョンです。如何でしょうか?

とはいえ、今回は全体としては非常に地味ですよね。なんかお葬式にでも行くみたいに目立たないコーディネートよね。

次は頑張ります!