Nancy Sensual World
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まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
ただのリメイク?
昨日は「ラブリー・モリー」だけ書いてアップしてしまいましたが、実はもう一作、「呪怨―終わりの始まり―」を見ていました。
佐々木希主演による、かの「呪怨」の新作です。さて、どんな風な展開になるのかなと期待していましたが、まずこれまでの「呪怨」に登場していた文化住宅のような因縁の家は登場しません。代わって、今回の舞台となる家は高台な建つ豪邸(と呼んで構わないでしょう)です。ここを舞台に惨劇が始まるのですが、この映画、これまでの続きとかではなく、見た限りでは、第一作のリメイクのような気がします。もちろん個々の登場人物とか、細かなところでは違いがありますが、時系列をバラバラに配する展開、その家に入ったものが謎の失踪(死?)を遂げるといったところはすべて同じです。
時系列を整えて、ざっとストーリーをおさらいしておきますと、19年ほど前にこの家で男の子が虐待死されるという事件が発生し、それ以後この家は空き家になります。そして10年前にある夫婦がこの家に越してきて、男の子を授かります。この男の子が俊雄くんで、19年前(この夫婦から見たら9年前)にこの家で虐待死した男の子(この男の子も俊雄くん)の生まれ変わりで、怨霊となった男の子が妻の体に入り込んで生まれた子という設定です。この少し前から妻は精神を病んできている感じですが、それはその後見つかった日記を読むとわかるという筋書き。
成長するにつれてこの俊雄くんが父親に懐かなくなり、夫は妻の浮気(つまり俊雄くんが自分のことではない?)を疑い、そのまま妻を殺してしまいます。俊雄くんも殺されてしまったのかはシーンがありませんでしたが、そもそもが怨霊ですからね。この夫婦が引っ越してくる少し前になると思いますが、女子高生(トリンドル玲奈など)4人が興味本位でこの家に入り込み、その後4人とも失踪(謎の死?)してしまうというシーンが、4人それぞれのエピソードとして挟み込まれています。
そして現在。佐々木希が中途で担任を受け持つことになったクラスに。ずっと無断欠席している俊雄んくんという生徒がいて、前任の担任教師も彼のことを気にしていたらしいことがわかります。佐々木希も気になって俊雄くんの家(問題の家)を訪れ、ます。それ以降、徐々に活力を失っていく佐々木希を心配した恋人も独自に調査を開始し、問題の俊雄くんが19年前に虐待死していた俊雄くんと全く同じ顔をしていることに気づきます。この恋人も問題の家に入ってしまったがために霊に取り憑かれてしまったのでしょう。そのまま彼も死んでしまいます。どうやら佐々木希は死なないで終わったようですが、それはたぶん、こんどは佐々木希の腹を借りて俊雄くんが生まれてくるというパート2に繋げるためではないでしょうか?
さて、今回の「呪怨」ですが、最初の「呪怨」に比べドロドロした感じが減っている気がしました。
最初の作品では、夫に殺された妻・伽耶子は俊雄の担任とは学生時代の友人か何かで、それを夫に疑われて惨殺されるという内容でした。その後、伽耶子の出生の秘密(イタコの娘?)などが付加されていましたが、夫の狂気や、伽耶子の哀れさ、そして俊雄の悲劇など、人間の愛憎がもっと前面に出ていたような気がしましたが、今回の「呪怨」はそういう意味では薄っぺらな印象になっていると思います。
「リング」のリメイク(?)である「貞子3D」がトンデモ映画になってしまったのに比べると、それなりにオリジナルに忠実にリメイクしている作品になっていたと思いますが、もう少しおどろおどろしさがないと日本的なホラーにはならないのではないか、そんな気がします。
性的虐待?
休日のお楽しみ、映画鑑賞です。先週の土曜から昨日まで妹が子供(あたしからすると、姪っ子と甥っ子)を連れて来ていたので、ほとんど一週間テレビも見られずに過ごしていたので、少し録りだめていた映画ありました。そんな中からの鑑賞です。
まずは「ラブリー・モリー」という作品。
タイトルだけ見ると、なにやらスイートな恋愛ものっぽいのを想像してしまいますが、これはホラーです。が、ホラーと言うよりはサスペンス、あるいはサイコものと言った方がよいのかも知れません。
簡単にストーリーを書きますと、新婚のティムとモリーはかつてもリーが暮らしていた実家(しばらく空き家になっていたみたい)で暮らし始めます。ティムは長距離トラックの運転手らしく、しばしば家を留守にします。そして一人きり残されたわが家でモリーは変な物音や声を聞くようになり、だんだんと精神のバランスを崩していき、という流れです。
変な物音や声がこの家に棲みつく悪霊の仕業というのであれば、どこかで見た映画のようですが、本作はちょっと違います。まずこの悪霊のようなものの正体が、モリー曰く、彼女の父親だというのです。なんで父親が娘に取り憑くのかって? それはよくわかりませんが、そもそも本当に父親の悪霊なのか、最後までわかりません。
で、このモリーにはお姉さんがいて、二人してマリファナをやっていたという過去(いまもやっている?)があります。つまり、この時点でモリーの耳に聞こえるのはすべて薬のせい、つまり幻聴、幻覚という感じがします。その一方、この姉妹には、どうも父親との間に過去に何かがあったらしいことが作品の中で匂わされます。両親ともに既に死んでいますが、両親の死因は不明ですが、どうもお姉ちゃんが父親を殺してしまったのではないか、という感じがします。あるいはモリーが手を下したのを、記憶の書き換えで姉がやったと思い込んでいるだけなのかも。
うーん、いずれにせよ、自分たちが殺したとなると、その家に戻ってきた娘に、怨みを持った父親が化けて出るというのはありえるでしょう。
しかし、この映画、途中でモキュメンタリーっぽく、ビデオカメラでの記録映像を差し挟んできます。「なに、実話を装っているの?」と思いきや、これ、実はモリーが撮っている映像なんです。最初は娘二人と暮らす母親という映像なので、なんとなく父親を殺した後の、モリーとお姉ちゃん、それに母親という昔の映像かと思ったら、どうも画面に出る日付が現在ですので、そうではなさそうです。それに姉妹の話では母親の方が先に死んでいるようですから。
で、この三人家族、実はティムの浮気相手だったのです。娘二人が彼の子供とは思えませんが、母親がティムと出来ているの事実で、証拠の映像も撮れています。となると、すべて嫉妬に狂った、過去にドラッグをやっていた女の狂気、という大筋が見えてくるのですが……
二人を心配して様子を見に来てくれた牧師を誘惑し、挙げ句の上、惨殺。鋭利なドライバーのようなものを後頭部に突き刺して殺すというかなり残酷な手口です。そしてモリーは証拠のビデオをティムに突きつけ、それを魅入っているティムを後ろから金属バットで殴り倒し、地下室まで引きずっていって、やはり先程のドライバー(牧師の頭から抜いたもの)でティムの後頭部を一突き、ティムも絶命です。そして、真っ裸のまま森の中へ消えていくモリー。
結局、精神異常者の妄想だったのか、悪霊は本当にいたのか、悪霊の正体は父親だったのか、モリーとお姉さんは父親から性的虐待を受けていたのか、といったすべてが疑問のまま観客に投げられ、作品中では解決されずにエンディングです。確かにしまい揃ってマリファナに手を出したというのは父親からの性的虐待が引き金になっているという解釈は成り立つでしょうが、それすら明示されません。
最後に、再び空き家になった実家を訪れたお姉さんが、なぜか何も残っていたない部屋の真ん中に置いてあった自分たちのアルバムに目を留め、ページを開くと懐かしい写真が。しかし、父親の写真はすべて顔の部分にウマの写真が貼られていて、何かに気づいた姉が、部屋の片隅にあるドアを開けるところで映画は終わります。これもいったい何なのか、わからない幕切れです。
漱石と
本日の朝日新聞別刷beで特集している漱石を魅了したヒロインについて、紙面でもちょこっと紹介されていますが、あたしの勤務先から出ている『『草枕』の那美と辛亥革命』を是非どうぞ!
恐らく、専著と言えるのはこの本だけではないでしょうか?





