Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

立川という街

今宵は紀伊國屋書店の新宿本店で、谷口功一さんと速水健朗さんのトークイベントでした。1時間半のトーク時間では物足りない内容で、たぶんお二人も話したりなかったのではないでしょうか? さて、今宵のイベントについてはご本人が、あるいは聴きに来ていたたくさんの方々が今夜以降、ブログやFacebool、TwitterなどのSNSでいろいろ報告されるでしょうから、あたしは、あたしなりに興味を引かれたところを記したいと思います。

それはスナックです。やや本論と脱線したような話題ではありますが、話をうかがうと実は今日の郊外論などとも密接なつながりがあるのではないかと思われます。そんな小難しい話は抜きにして、スナックの起源はまだ調べきっていないと断わった上で谷口さん曰く東京オリンピックのころが嚆矢だろうとのこと。都会への人口流入が増え、核家族化も進み、これまで地縁・血縁的なものから切り離された人が都会に増えたことを背景に、着物を着た美しい女性が取り仕切るスナックが増えていった、との分析。

そこまではっきりと話されたか忘れましたが、つまりは都会に出てきて仕事に疲れた男性たちが癒やしを求めると共に、母親に甘えたいという願望のはけ口としてスナックは誕生したのかな、と思いました。その証拠にとまでは言いませんが、スナックの経営者って「ママ」って呼ばれますよね? あれは疑似家族なわけでしょうから。

と、そういう学問的、社会学的な話はおくとして、谷口さんの話の中で立川には立川出身のママだけでやっているスナックばかりが入っているビルがある、とのこと。立川は、最近でこそ行く機会が減りましたが、かつては書店営業で毎週のように行っていた街ではありますが、いかんせん、立川で飲むという機会には恵まれず、そのようなスナックがあるということは知りませんでした。

立川出身の人ばかりの店なら、お客も立川の地元の人が多いのでしょう。スナックというと年配の疲れたおっさんが行くところというイメージでしょうが、そういう店では地元のもう少し若い層も来るのだとか。地方でも地元の飲み屋として、都会よりは比較的若い年齢層もスナックに来るという話も出てました。そんな話を自分の頭の中で再構成していくと、「立川って田舎なのかな?」という思いがわき起こってきました。

確かに、吉祥寺を抜いて、駅の乗降客数は新宿以西でナンバーワン、伊勢丹や高島屋、駅ビルも北と南に林立し、モノレールも通る一大ターミナルであり繁華街でもあります。ただ、どうしても「住みたい街」では上位にはなれず、どことなくうらぶれたイメージ、治安や風紀の悪いイメージがつきまとっているのも立川です。イケアが出来ても払拭できたとは言いがたいですね。

そして、どことなく田舎っぽい雰囲気。こう書くと怒られますが、八王子は「ややにぎやかな地方都市」という感じで、立川は「東京のターミナルの一つ」という感じがするのですが、それはあくまで八王子と比べての話で(八王子の方、ゴメンナサイ)、新宿から中央線に乗って西へ向かうと、やはり立川は田舎だよな、という感じを受けます。

田舎と言っても「地方」という意味ではなく、あくまでベッドタウンであって決して東京ではない、という意味です。その証拠にと言うわけではないのですが、かつて読んだ本(書名は忘れました)に、今どきの若い子、記憶する限り、立川あたりの女子高生のことを、その文章では指していましたが、そういう子たちは東京の中心部、例えば渋谷とか表参道、更にはお台場のあたりへ行くことを「旅行に行く」と言うのだと書いてありました。東京の子が東京の別の街へ行くのに、それを「旅行」と呼ぶとは!

その本によると、最近の若い子は地元好きで、地元からあまり離れたがらず、友達も小学校以来ずっと地元にいて、そういう仲間同士で連んですごし、進学も就職もだいたい地元で完結している子が多いのだそうです。もちろん友だちづきあいも。遊ぶところも地元、成人してから飲みに行くところも地元。ほとんど地元を離れない、という若者が増えているとその本には書いてありました。

都心の方へ行くのを旅行と呼ぶようでは、やはり立川は田舎であり、地方なのではないか、そんな風に思ってしまうのです。

ところで、立川は上に書いたようなデパートがデッキで結ばれていて、ある種の空中庭園な街です。そのデッキから下を見やると、バスロータリーはともかく、なんとなく薄暗く、人通りもまばらな感じ。デッキ上でデパートに吸い込まれていく華やいだ人々とのあまりの落差に呆然としたことがありました。

そんな印象をつい最近受けた街が他にもありました。町田です。ここもJRと小田急はデッキで結ばれていて、その下は別世界のような感じでした。デッキ上から見たときに「どこかで見たことがあるなあ、そうだ、立川に似ている」と思ったのでした。

いまさらの、3周年西武ドーム

乃木坂46のデビュー3周年、西武ドームコンサート。もちろん行きませんが、スカパー!の生中継は録画しておきました。とーたる8時間の長丁場。最後の方は生中継を見ていたのですが、前半どころか、4分の3ほどは未見だったので、休日や平日の帰宅後に少しずつ見ていて、ようやく視聴完了です。

さて、感想ですが、佳い楽曲が多いなと思う反面、正直に言ってしまうと、ライブパフォーマンスはまだまだだと感じました。「あんなんでお金取るの?」とまでは言いませんが、もう少しスキルアップ、レベルアップを期待したいです。

もちろん昨今の歌手のライブは演奏とか曲を味わうのではなく、その場にいて、大騒ぎに参加することに意味がある、と言われているようですので、そういう意味では観客も一体となったよいライブだったと思います。ジャニーズをはじめ、口パクが当たり前、歌手が盛んに「パフォーマンス」と言うように、決して歌だけを聞かせるのではなく、踊りや演奏(←これはカラオケですね)、舞台装置や照明、それらが一体となった総合芸術と言うべきなのかも知れません。であるからして、歌手が実際に歌っているのか歌っていないのかは、気にするだけ詮無いことなのでしょう。

という立場から見ると、乃木坂のライブは口パクで行くのか、生歌で行くのか、中途半端だったかな、と思います。どうしてもサビの部分を除けば、二人か三人ずつで代わる代わる歌唱するスタイルですから、あの大きな会場で、あれだけ踊りながらでは、相当声量のある歌い手でないと、声は通らないでしょう。

いっそエグザイル・グループのようにボーカルとパフォーマーと分けてしまうのも一つの手かも知れませんし、そこまではっきりとは分けられないとしても、かつてのモーニング娘。が基本はなっちとごっつぁんが歌っていたように、メインボーカルを固定した方が、歌を聴かせるという点ではよいのではないかと感じました。

またダンスですが、これも十数人がしっかり揃わないと、やはりちょっと情けなく感じてしまいますよね。完璧にピッタリ揃えるというのは難しいでしょうし、ライブならではのアドリブもありだと思います。それでもメインステージで並んで踊るとき、決めるところではしっかり決めて欲しい、そのツメがやや甘いところがまだ目立ちます。

かなり辛口な意見を書いてしまいましたが、乃木坂46がより飛躍するためには、さらなるレベルアップを期待するので、あえて。