Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

語学書も好調です

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ポイントサービス

アマゾンのポイント還元や無料配送などのサービスに反対して、いくつかの出版社がアマゾンへの書籍の提供をストップしたというニュースがありました。そして書店の側ではその出版社の書籍をあえて売ろうという「応援フェア」的なことも行なわれていると聞きました。そんな書店チェーンの一つが神奈川の有隣堂です。

で、書店営業で有隣堂のある店舗に行ったとき「日本出版者協議会」による「本のポイントサービスは読者、消費者にとって、本当に利益になるのでしょうか?」というチラシが置いてあったので、一部いただいてきました。

いくつかの論点はありますが、ポイントサービス、再販制、消費税などの課税問題などが扱われていて、それぞれが個別にもっと深く掘り下げられないとならない問題だろうなあと感じました。

あたしなど、「年末とか月末とか、デパートやショッピングモールは全館挙げてセールをやっているのに、書店だけが定価販売なんておかしいなあ」と単純に思いますし、感じます。「いや、出版は文化だから」という言説にも胡散臭さを感じます。書籍への低減税率が言われますが、学術書とコミックとを同じ土俵で考えてもよいのか、とも思います。もちろん、いまやコミックがクールジャパンを代表する文化コンテンツであるということは理解していますが、すべてのコミックがクールなのか……。それを言ったらすべての学術書が、街術と言えるだけの水準を持っているのか、という問題もあります。

少なくとも再販制は、そろそろ考え直さないといけないのではないかな、とは思います。時限再販も議論されているようですが、返品をどのくらい認めるのか、といった問題がありますし、これも多くの方面に影響を及ぼしそうです。

あたしはアメリカ的な資本主義に賛成するわけではありませんが、日本の出版界ももう少しだけ資本主義の荒波に揉まれた方がよいのではないかと思います。そして書店にしろ出版社にしろ淘汰され、今よりもっと数が減り、出版点数もグッと少なくなるべきだと思っています。たぶん、世界籍に見て、日本って人口や国土面積の割りに書店の数や出版物の刊行点数が多い国だと思います。いや、多すぎるのだと思います。もう少し少なくなって適正なところに落ち着けばよいのではないか、そんな風に思います。