Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

人生だって?

往復の電車の中や書店回りの移動の時間に読んでいるUブックスの新刊『第三の警官』は、いわゆるSFというジャンルに入るのでしょうか? 奇想天外なストーリーです。

そんな作品中から、主人公が出会った盗人のことばが面白いのでご紹介します。主人公から人生について問われ、「ない方がましだ」と言いきった後のセリフです。

人生なんてものは腹の足しにはならないし、喉の渇きをいやしてくれるわけでもない。そいつをパイプにつめて一服できるといったものでもないし、雨露をしのぐ野に役立つわけでもない。一夜黒ビールを飲みあかし、激情に身を震わせながら丸裸にした人生ってやつをベッドに引きずりこんでみても、何のことはない一抱えの闇がわびしくそこにあるばかりなのだ。人生なんてものは大いなる錯誤にほかならず、それなしで済ませた方がいっそせいせいする代物だ。そう、軋むベッドとか外国産ベーコンなどと正に同類なのだ。(P.70)

こうは言っても、この盗人、それなりに人生を楽しんでいるように感じられるのですが、ここまで達観しているからこそ楽しめているのでしょうか?

ある悪魔の独白

寝しなに『不浄の血』を読んでいます。その中の一つ「鏡(ある悪魔の独白)」の中に気に入った文がありましたので……

おれさまの掟によれば、罪こそが善行で、悪口はおれの祈り、頑固さはおれのパン、あつかましさはおれの葡萄酒、偉ぶることはおれの骨の髄。おれにできることは、ぺちゃくちゃやることと、にやにやすることのふたつだけ。(P.99)

さすが悪魔、というセリフです。

この『不浄の血』は、短編集ですが、どれもリズムがよくて読みやすいです。ただ寝床で読んでいるとじきに眠くなってしまうので、まだ半分くらいしか読み終えていませんが……

異質な街?

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