Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

PM2.5

もう長いこと中国を訪れていませんが、いまの北京はそんなに空気が悪いのでしょうか?

ちなみに、あたしは「中国のPM2.5」と聞いて、中国発のアイドルグループかと思いました。韓国出身の「2PM」がいるので、中国はそれには負けじと0.5上乗せして「PM2.5」と命名したのかと本気で思っていました。

閑話休題。

かつてあたしが行った時、一日北京の街をぶらぶら歩いて晩にホテルに戻って鼻の穴を掃除するとティッシュが真っ黒になったものでした。空気というよりも排気ガスの汚れでした。それと、そこらじゅうが工事中だったので、砂埃などもひどかったと記憶しています。ですから中国、特に北京で撮った写真を見返してみると、やはり靄がかかったような、なんとなく曇りガラス越しに見ているような、そんな写真が多いのも事実です。

でも、こんな写真もあります。

見てのとおりり天安門広場です。2007年の2月に訪れた北京の空です。どうですか? かなりすっきりと晴れていますよね。別にパソコンでレタッチしたわけではありません。実際にこんな空でした。他の写真を見てもらっても、すっきりしない日もありますが、そこそこきれいなそれが見えているのではないでしょうか?

あたしが初めて北京を訪れたのは1988年の2月から3月です。改革開放が始まってそれほど時間もたっておらず、まだまだ古き良き北京が残っていました。

これは見てのとおりのマクドナルドですが、王府井の入り口、長安街との交差点にありました。交差点の西側は北京飯店、東側がマクドナルドだったのです。屋根の上にドナルドが座っていたんです。1992年10月の写真です。この場所は、いまや東方天地でしたっけ、大きなビルが建ってしまって、いまはマクドナルドのこの建物もありません。

そう、上の写真がそれです。ちょうど東単交差点から長安街を見ている写真です。中央奥の方にうつっているのが北京飯店です。長安街の右手に写っているビル群が東方天地で、王府井から東単まで続くビル群です。巨大な建物です。

これは2003年から2004年の年末年始に訪れた時の写真です。これでもそれなりにきれいな青空ですよね。昔はよかったとは言いたくないですが、いまの北京ってそんなに空気が汚いのでしょうか? 機会を見つけていかなければ、ともうここ何年も思ってはいるのですが……

 

ISOLA

久々に放映されていたので見ました。昔、たぶんテレビで放映されたのを見たことがありましたが、久しぶりのオンエアだと思います。

『ISOLA 多重人格少女』です。原作は角川ホラー文庫の『十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA』だったと思いますが、もちろん原作は読んでおりません。映画のみの鑑賞です。

原作とは多少違う内容、結末のようですが、これはこれでジャパン・ホラーの一作品になっているのではないでしょうか。ISOLAとは英語のISOLATEを踏まえつつも、「雨月物語」の磯良も引っかけているとは、今回改めて思い出したというか、知りました。上田秋成は英語を知っていたのでしょうか? それとも偶然の一致でしょうか?

   

いまは女優業をやっていない、黒澤明の孫娘・黒澤優が主演というか主要キャストで、当時はかなり話題になっていたと思います。でも、主演はやはり木村佳乃なんでしょうね。黒澤優が多重人格を患っている孤独な少女で、そこへ幽体離脱実験時の事故で亡くなった(実際には離脱中だったので、戻るべき肉体を失った)女性の霊が、黒澤優に取り憑き、更にもう一つの人格となって人殺しを犯すというストーリー。

黒澤優は継父に性的嫌がらせを受けていて、そのあたりはTBS系ドラマ「高校教師」の繭を思い出させます。果たしてそういうことが人格の分裂を引き起こすものなのか、医学に疎いあたしにはよくわかりませんが、この映画ではそれも原因の一つのようです。あとは幼少期に名の前で両親を事故で失うという悲劇から離れるために、無意識のうちに別な人格を生み出していたものようです。これは実際の多重人格の方の理由の一つとしてしばしば見られるものですね。テレビなどでも見たことがあります。

閑話休題。

この映画を見て改めて思ったのは、この映画の舞台が震災後の神戸だということです。ここで言う震災とはもちろん「阪神・淡路大震災」です。東日本大震災以降、世間の耳目はそちらにばかり目が向いてしまっていますが、いまだにその後遺症に悩む人も大勢いる、大きな災害でした。特に神戸の被害に対し、大阪がほとんど無傷に近いという、あの短い距離の中での好対照がよりショッキングに感じられたものでした。そういう意味では、この作品はもちろん映画ですが、あの震災後、科学や医学では説明できないことってたくさん起きていたんだろうなあ、と思います。小説にならなかっただけで、もっと過酷なこと、もっと悲劇的なことが起きていたのではないかと、あたしには阪神の大震災ですらついこの間に感じられるので、この映画を見ながら、そんなことを考えていました。

それにしても木村佳乃の若いこと。最近はややヒステリックで強気な女性を演じることが多いですが、この頃はごくごく普通の女性を演じていますね。とはいえ、実はこの映画の中でもっとも謎の出演者だったのかもしれませんが。

そして黒澤優って、もう少し美少女だったような印象があったのですが、いま見返してみると、平凡な容姿だったなあ、少なくともこの映画では、と思いました。