Nancy Sensual World

このたび、「染井吉野ナンシーの官能世界」は引っ越しました。新しい世界はこちらになります。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 自動では新しい世界に飛びませんので悪しからず……

新着ニュース

まもなく自著も刊行予定

今日も朝日新聞です。

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。

この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』です。

フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。

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最近のRockfield's Diary

美味!

岡山の知人に送ってもらいました。

シャインマスカットです。

皮ごと食べられて種もなく、食べやすいのはもちろんですが、やはり本場のものは美味しいです。

それなりに粒が大きいので、一房でもかなり食べでがあります。

それにしても、あたしのレタッチ技術はだめですね(涙)。

この写真では空豆か枝豆のように見えてしまって、実際のシャインマスカットの瑞々しさ、美味しさが伝わらない感じがします。もちろんPCの機種や環境、そしてモニターによって見え方、色合いは変わるのでしょう。ただ少なくとも、あたしのPCでは思ったような色合いが出ていません。

とりあえず、スマホで撮ったままではダメで、レタッチソフトで修正をしなければいけないわけですが、そのあたりのスキル、あたしは全く不十分で、うまいことできません。

ただ、何度も言うように、ブドウはとても美味しいのです。

今日は『初代「君が代」』の日!

本日、9月8日は、初代「君が代」が初めて演奏された日なんだそうです。

えーっ、君が代って、オリンピックの時に金メダルを取ったら流れるあれじゃないの? という意見をお持ちの方も多いと思いますし、あたしもそれ以前に別の「君が代」があったなんて知りませんでした。

もちろん国歌ですから、政府に委託された作曲家が作ってそのまま採用ということはないでしょう。たぶん元老とか明治天皇とか、政府内のいろいろな人に試聴してもらい、ああでもない、こうでもないと侃々諤々の議論、修正に継ぐ修正を経て出来上がったものだろうと思っていました。

しかし、経緯はずいぶんと異なったようですね。とりあえず突貫工事で作られたような印象です。初代「君が代」については海上自衛隊東京音楽隊のサイトにも

明治3年に作られた礼式曲の初代「君が代」は、イギリス陸軍軍楽隊長J. W. フェントン (John William Fenton, 1831-1890) の作曲です。初演は、明治3年9月8日、東京・越中島における天覧練兵の際に、薩摩藩楽隊による演奏とされています。

書かれていますから、今日が初演の日というのは間違いのないところでしょう。

というわけで、本日は『初代「君が代」』をご案内いたします。

本書はウェブサイトによると

明治初期、来日した英国王子を前に演奏され、わずか数年で使命を終えた初の国歌。薩摩藩軍楽隊を中心に、その制定の経緯と謎に迫る。今の「君が代」の前に、もうひとつの「君が代」があった。そしてその初代「君が代」は、イギリス人フェントンが作曲した、今とはまったく異なるメロディーのものだった。…(中略)…明治3年9月8日、薩摩藩軍楽伝習生30余名は、豪雨のなか、越中島の調練場にいた。そしてこの日は、薩摩、長州、土佐3藩の兵に対する天覧調練、いわゆる「観兵式」が行われ、そこで明治天皇の御前で、この「君が代」が演奏された。この曲は、どういういきさつで作られたものだったのか。そもそも「国歌」という概念すらなかった時代、新政府は誰に命じ、誰が形を整えていったのか。横浜、鹿児島、函館、上越……薩摩藩軍楽隊や通史から国歌誕生の謎を探る、力作歴史秘話。

という内容の力作です。この機会に是非どうぞ。

あえて文庫を買うとき

日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した『台湾生まれ 日本語育ち』が白水Uブックスになります。写真は、左が単行本、右がUブックス版です。

単行本からUブックスへというのは、他の出版社でいうところの文庫化のようなものです。

ところで、単行本を買った人は文庫本も買うのでしょうか?

好きな作家の作品なら、単行本も文庫本も両方買う、というファンの方は多いようです。ファン心理としては装丁もきれいな単行本を買うというのが大前提のような印象を受けます。

それに対して廉価な文庫本は、その作家のファンではないけど評判になっているからちょっと読んでみようと思って、という方が買われるのではないでしょうか。ですから購買層の間口が広くなる傾向があります。時には本屋の店頭で装丁に惹かれてジャケ買いする人もいますが、装丁に惹かれるのは文庫本ではなく、圧倒的に単行本の方が多いと思いますので、単行本ではそういう売れ方もままあるでしょう。

その他、好きになったとき、気づいたときには単行本は品切れとなっていて、文庫本しか手に入らなかった、ということも昨今の出版事情では大いにありえます。昨日このダイアイーに書いた新潮社のクレストブックスも新潮文庫にならずに品切れのまま、という作品は意外と多かったです。

さて、あたしの場合ですが、上述したように好きな作家の場合は単行本を買います。専門書になると文庫化というのは滅多にないことなので単行本で買うしかありませんが、最近はかつての名著が講談社の学術文庫やちくま学芸文庫になったりして入手可能になる場合がありますので油断はできません。

で、単行本を既に持っているものが文庫化されたときに文庫も買うか否かです。

これには、一つ規準というか、ごくごく緩いルールみたいなものがあたしの中にありまして、単行本とまるまる同じ内容ならば買わないけれど、増補があったり、文庫本のみの解説が付いていたりすると購入率が格段に上がります。いや、中国関連のものであれば単行本を持っていても文庫のおまけ(増補や解説)があればまず間違いなく買います。(ただし、著者自身による1ページにも満たない「文庫版ためのあとがき」のようなものは論外です……汗)

というわけで『台湾生まれ 日本語育ち』ですが、今回のUブックス版に3編の追加があります。それだけあれば単行本を持っていても更にUブックス版を買おうという動機になると思うのですが如何でしょう?