Nancy Sensual World
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まもなく自著も刊行予定

元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
今日の配本(17/04/12)

書店で見かけたもの

極めて個人的な感想を……

発表された、第三回日本翻訳大賞で『ポーランドのボクサー』が大賞を受賞しました。なんと、これで第一回から三回連続で大賞を受賞したことになります。
上の写真がその歴代受賞作です。一番右が今回の受賞作『ポーランドのボクサー』、そして右から第一回、第二回のそれぞれ受賞作になります。
『エウロペアナ』は小説とノンフィクションをうまくミックスした二十世紀史で、刊行当初は本屋で「歴史」の棚に置かれているところもありました。コミュニズム、ナチズムに翻弄された東ヨーロッパの苦悩が、皮肉や冷めた笑いを交えながら語られます。
『ムシェ』はこれも実話のような物語。スペイン内戦を避けてベルギーへ疎開したスペインの子供たち。その一人を引き取ったムシェ。しかしヨーロッパ大陸はナチスが台頭して更に危険な情勢、子供たちは再びスペインへ戻ることになります。そんなムシェ氏は反ナチスのレジスタンス運動に加わり……
『ポーランドのボクサー』はナチスに迫害された中米に逃げてきたユダヤ人一家。その家の息子が自分のルーツを探すかのようにヨーロッパを訪れ、そこでヨーロッパで白眼視されているジプシーとさまざまな交流を通じ、自分や家族について考える物語。
と、こうしてみると、少なくともこの三作に関しては、ヨーロッパの一筋縄ではいかない現代史を巧みに文学に昇華させた作品が選ばれた、という感じがします。








